広瀬すずの負けず嫌いエピソードがすごい! 後輩相手にも容赦しない、常に全力の姿勢

wezzy

2018/10/5 10:15


 今年は『ラプラスの魔女』、『SUNNY 強い気持ち・強い愛』と、重要な役柄を演じた映画が2本公開され、来年は岩井俊二監督の映画『Last Letter』への出演と、NHK連続テレビ小説『なつぞら』の主演が控えている広瀬すず

若手女優の筆頭格となって久しい広瀬すずだが、そのキャリアのスタートは女優ではなくモデル。「Seventeen」(集英社)専属モデルオーディション「ミスセブンティーン2012」のグランプリに選ばれたのが芸能界デビューのきっかけだった。

広瀬すずは女優として大成功したが、それでも「Seventeen」のモデルは継続的に続けており、10月1日に発売された「Seventeen」2018年11月号をもって6年にわたる「Seventeen」モデルの生活に別れを告げた。

その「Seventeen」2018年11月号には、同誌史上でも初めてとなる1万字にもおよぶロングインタビューが載っているのだが、そこで語られていたのは、過酷な生存競争が繰り広げられる芸能界のなかで競争に打ち勝とうする強い気持ちと、大きな野心だった。
「Seventeen」モデルとして広瀬すずが重ねた努力
 広瀬はファッション誌のモデルとして認めてもらうため、「MEN’S NON-NO」(集英社)のような男性ファッション誌も含め、書店に置いてあるファッション誌はすべて読み込んでポーズなどの勉強をしていたと明かしつつ、芸能界で仕事をしていくうえでの姿勢をこのように話している。

<ゴールがあるならそこに一番で到着していたいし、すぐに勝つか負けるかの戦闘モードに入っちゃうし、競争は燃える。バスケでたとえるなら「とにかくあの5番を止めろ!」って言われるような存在になりたかった。もしバスケの試合のときに相手チームの監督がそう言ってたら、燃えるでしょ? 芸能界でもそうなるためにメラメラ~って感じ>

こういった気持ちは「Seventeen」卒業寸前まで続いていたようで、同インタビューでは、編集部から渡された私服特集のアンケートに「この質問をたくさん書いてくれたら、ページ数やカット数が増えるかもしれません。みなさんアイデアがあればたくさん書いてください!」と書かれた項目があったことから、「どれくらい書けばいいんですかね!」とマネージャーに言ったところ、「もう卒業なんだから、後輩にゆずってあげなさい」と諭されたエピソードまで語られている。
ストイックに仕事に取り組む広瀬すず
 広瀬の撮影現場でのストイックさは一緒に仕事をした監督の多くが語るところ。たとえば、2017年3月11日放送『ジョブチューン~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』(TBS系)では、映画『ちはやふる』シリーズの小泉徳宏監督が、役づくりのため「寝る前に髪の毛を痛いくらい何カ所も縛って髪を無理やり伸ばそうとした」との裏話を明かしている。

また彼女は、自分自身でも<私こう見えてもメンタルだけは無敵なんです>(2015年1月のツイート)と自称するほど鋼のメンタルをもち合わせているようで、エッセイ集『負けずぎらい。』(日経BP社)では、インターネット上に飛び交っている自分に対する評価すら、女優としての仕事の糧にしようとしていると語っている。

<エゴサーチはしませんが、映画が公開されたときやドラマの放送日には作品のタイトル名で検索して、感想を読むことはあります。そこだけが世界のすべてではないから気にしすぎることは良くないという意見もあります。でも私は、批判的な言葉が目に入っても、そういう声も自分のなかの種になるという受け止め方をしています。褒めてもらっているときも辛口の意見のときも、こんな捉え方や見方があるんだという発見があるのがありがたいんです>

前掲「Seventeen」では、撮影中にスタッフに疲れを見せることが苦手だと明かしている。大変な撮影の次の日などに、「疲れていてもしょうがない」と思われていると感じると、逆に<しょうがなくない! 私、できるし!>と、意気込むようだ。広瀬は<これも、負けず嫌いの一部だと思う>と自己分析し、<頑張れば、頑張れる。自分に限界はないって信じてるんだ。それに、つらい顔をしてたらよけいつらくなっちゃうでしょ? でも楽しんでたら、そのお仕事はつらいことではなくなる。頑張ったほうがどう考えても、いい>と語っている。

こういった逸話を見ていくと、広瀬が同世代の女優とは頭ひとつ抜けた成功をおさめているのは必然だと思える。ただ、いくら心身ともに強靭なものをもっている彼女も、時には疲れで身体が動かなくなったり、心が折れたりする瞬間もあるはず。たまにはリラックスして仕事にのぞむことも、息の長いキャリアのためには必要なことのようにも思えるが、余計なお世話だろうか。

(倉野尾 実)

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