品川祐、「嫌われ者代表」のはずが今や知られてすらいない?  衝撃の知名度が露呈

しらべぇ

2018/10/5 10:00


(画像は品川祐公式ツイッターのスクリーンショット)

4日放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日・ABC系)にて、「ありがとう品川~嫌われ者に救われた芸人たち」企画が行われた。嫌われ者の代表格として知られる品川祐(品川庄司)を、心からリスペクトする芸人たちがズラリと集結。

「この人がいるだけで笑いが倍増する」「気配りのできる心の優しい人」などの証言が連発され、品川を公私ともによく知る芸人仲間ならではの視点で、品川祐という男を掘り下げていった。

■出川、念願の企画


この企画は、今年4月にオンエアされた「芸人持ち込み企画プレゼン大会」で出川哲朗によって提案されたもの。その後実施された視聴者投票では支持率1位を獲得し、約半年の準備期間を経て実現の運びとなった。

スタジオに集まったのは出川のほか、狩野英孝、中岡創一(ロッチ)、村上健志(フルーツポンチ)、板倉俊之(インパルス)、金田哲(はんにゃ)、小島よしお、太田博之&斉藤慎二(ジャングルポケット)の計9名。

見届け人ポジションには、品川と芸歴では同期に当たるものの、これまでテレビなどでの接点がほとんどなかったバカリズムが参加。「(品川に対しては)憎しみも慈しみもない」と語るように、フラットな目線で見守った。

そんなバカリズムに対しては、事務所の後輩である狩野が「(収録が)終わる頃には品川さんのことが好きになってますよ!」と自信たっぷりに宣言。和やかな空気の中、番組はスタートした。

■うまく褒められないポンコツ芸人


品川を褒めたたえようと意気込んでトークが開始されたが、いかんせん集まったメンバーはポンコツ芸人が中心。趣旨と違う方向へ話が転がってしまいがちで、バカリズムからも「皆さんが喋るほど品川さんの好感度下がってますよ」と指摘されてしまう始末だ。

これを挽回すべく、番組は「品川イメージアップ大作戦」と銘打つコーナーへ。出川が事前にロケを行い、街のリアルな声を直接聞いた上でイメージアップにつなげようという試みだ。

ロケが行われたのは東京・アクアシティお台場。ここへ遊びに来ていた一般の観光客に、品川をどのような印象で見ているのか街頭インタビューを敢行した。しかし、ここで意外な事実が明らかとなる。

■好き嫌い以前に「知らない」


10代の女性2人連れを呼び止めた出川が「品川庄司の品川くん、分かりますよね?」と尋ねると、2人は「え、分かんない。すみません」と苦笑いで返す。「ええー!?」と出川は驚愕の表情を浮かべた。

さらに福島県から修学旅行で来ていたという中学生の集団にも突撃。出川の姿に興奮する中学生たちだったが、「品川くんを好きな人、手を挙げてください!」と出川が促すと、「え、誰?」「知らない」と困惑の反応。

これには出川も大いにショックを受け、「ウソだろ! マジなの?」と表情を曇らせる。しまいには「ちょっと待ってー!」とその場に膝から崩れ落ちてしまった。

そんな彼らだが、品川の写真を見せると「あー! 知ってる!」と反応が一変。名前は知らなくても、存在は認識できているということだ。「なんで名前を覚えてないの?」と素朴な疑問をぶつけると、「なんか、印象薄い」とミもフタもない回答が返ってきた。

■理解者もいないわけではない


その後、20代以上を含む幅広い世代に同じ質問を繰り返した出川だったが、「好き」が8名、「嫌い」が12名に対し、「知らない/興味ない」が53名と圧倒的な数字に。好き嫌い以前に、興味すら持たれていないという残酷な事実が浮かび上がった。

唯一の救いとなったのは、そんな取材の中で出会った25歳の女性だ。彼女は品川のことを「好きです」と笑顔で断言。「すごく空気を読んでいらっしゃって、アイコンタクトだけでトークをうまく回している」と的確な分析を披露し、出川を狂喜させた。

「テレビ観てるだけで、それが分かる?」との出川の問いには「分かりますよ。(周りの出演者との)信頼関係があってこそですよね」と本質を捉えた回答。「素晴らしい、分かってらっしゃる!」と出川は固い握手で感動を伝えた。

■バカリズム、致命的な総括


このVTRを受け、バカリズムは「品川さんって、トガってた時代は良くも悪くも目立ってた。嫌われキャラで行くのはいいと思う。けど、ここにいるみんながフォローしたり、本人も丸くなっていくことで、どんどんキャラが薄くなってしまったのでは」と分析する。

「こういう(品川を持ち上げる)企画自体がマイナス効果なんじゃないかな」と、今回の企画そのものを疑問視するコメントも発し、出演者陣を黙らせてしまった。

さらに「嫌われていた時代のVTRなんかを流せば、十分に笑いは起きる。今皆さんがやっているのは、それを封じにかかっていること。これを封じてしまえば、次回は品川さんで企画が立てられない」と続ける。

「『ありがとう品川』に続く企画、皆さん思いつかないですよね?」と訴えかけ、「皆さんが品川さんを殺し始めてるんです」と冷静かつ客観的な視点で現状を総括した。

これを聞いた品川は「芯食っちゃってるな……」と痛恨の表情を見せ、品川大好き芸人たちはぐうの音も出ず黙り込む。「すみません、反論してもらわないと本当に終わっちゃうんで……」と、逆に戸惑ってしまったのはバカリズムのほうだった。

■芸能人は嫌われてナンボ


芸能人というのは特殊な職業で、視聴者に好かれることはもちろんだが、嫌われることも同じくらい大事なのだ。一番ダメなのが興味を持たれないこと。好きでも嫌いでもないタレントがテレビに出ていたとして、一体誰がそれを楽しめるだろうか。

関心を持たれない芸能人は、まず生き残ることはできない。嫌われてでも視聴者の印象に残らなければ、あの華々しい世界を生き抜いていくのは非常に難しいと言わざるを得ない。

番組ラストには相方・庄司智春も登場し、2人そろって頭を丸刈りにして再出発を誓った品川庄司。かつて有吉弘行から「おしゃべりクソ野郎」と名付けられた頃のような輝きを、再び取り戻せるだろうか。

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(文/しらべぇ編集部・ナカニシキュウ

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