【じゃんけん大会ロングレポート①】有力候補が軒並み姿を消したA&Bブロックを勝ち上がった“新世代”たち

dwango.jp news

2018/9/24 00:39


48グループ一年に一回の“最もおバカで、最も熱い”祭典、じゃんけん大会の季節が今年もやってきた!

昨年より、ソロ参戦に加え、人数や所属グループ、年齢、先輩後輩の関係性を超えて自由にユニットを結成しての参加が可能に。個々の関係性や“まさか⁉”な驚きの繋がりもあいまって、場内外は大いに盛り上った。

今年は「~空気を読むな、心を読め!~」と題し、東京大田区蒲田の片柳アリーナを舞台に、予選を勝ち上がった計48組が、優勝賞品のメジャーCDデビュー権を争い豪運と三つの手を武器に頂点を目指す。

じりじりと熱気が高まる中、場内が暗転。昨年の覇者、HKT48三期生の荒巻美咲、四期生の運上弘菜によるデュオ「fairy w!nk」が登場!!『天使はどこにいる?』を披露、一切の笑顔もないまま、戦場に炎をともす。ニューシングル『センチメンタルトレイン』と、各カップリング披露のミニライブ、毎年レフェリーを務めるイジリー岡田のサプライズ生誕祭(9月23日生)を挟み、いよいよ本戦が始まる開戦。



まずはAブロック。

初戦を飾るは、HKT48の2期生“オトナ”メンバーによる「博多女子」(駒田京伽・坂口理子・冨吉明日香・朝長美桜・渕上舞)vs香川県出身メンバーで結成された「うどんだけじゃないけん!」(NMB48川上礼奈・STU48福田朱里・SKE48髙畑結希・AKB48行天優莉奈)という、注目株同士。代表として朝長、行天が相対す。緊張が走る中、じゃんけんぽんの合図……結果は朝長がみごとグーで粉砕。一歩前進した。

続くも要注目ユニット、SKE48の6期生チーム、その名も「栄6期生」(青木詩織・井田玲音名・鎌田菜月・北川綾巴・北野瑠華・熊崎晴香・竹内彩姫・日高優月・山田樹奈)。昨年、決勝まで一歩届かず涙を飲んだ彼女たちは、今年こそは!と、リベンジに燃える。海賊風衣装はその表れか。初戦の相手、美麗柔道家ユニット「ぱるひゅー」(SKE48一色嶺奈・STU48三島遥香)とぶつかり、見事青木のチョキが三島のパーを一ひねりした。

昨年の覇者「fairy w!nk」は、NMB48の“ギャル”デュオ「パラパラ同好会」(山尾梨奈・森田彩花)との対決。清楚とギャル、青とビビッドピンク、クールとアゲアゲ。水と油の両者の対戦は三度のあいこを挟み、森田が「eggポーズ」風パーで勝利をもぎとる。早くも昨年の覇者が姿を消すことに。

2回戦でも波乱は起こる。「博多女子」が、シードを勝ち取ったAKB48ドラフト三期生の仲良しコンビ「大空ついんず」(本田そら・大竹ひとみ)、本田のパーの前に敗れ去る。「大空~」はその後の3回戦にて、「栄6期生」とも対戦。先ほどの勝利で勢いづく本田と相対すは、北川。緊張をにじませては度々後ろを振り向く北川に向けて、親指を立てて気持ちを後押しするメンバー。しかし、緊張感に気圧されてしまったか、北川は本田のグーの前に敢えなく敗退。思わずその場で倒れこむ北川は「ごめんなさ~い!!」と絶叫。解説のSKE48大場美奈からは「何やってんだよぉ~!!」とのお叱りが。しかし、井田が「自力で曲をもらいに行きます!」と宣言。「栄6期生」の戦いはこれからだ!という姿勢を示した。

反対の川でも波乱が起こる。解説の古畑奈和が「間に挟まれたい……カワイイ」とボヤくほどの愛らしい熊衣装に袖を通して登場した「火の国熊本三銃士」(AKB48倉野尾成美、HKT48田中美久、SKE48井上瑠夏)が、AKB48チームKのガチもガチなダンサー・トリオ「D3」(湯本亜美・横山結衣・安田叶)に敗れ、早々に姿を消すことに。終戦後「戦いは終わったな……」とガックリと肩を落とす倉野尾。それでも井上が「これらかも熊本を盛り上げていけるように頑張ります!」という見事な切り返しで三人の絆、そして熊本愛をアピール。ちゃんと本懐は成し遂げたようだ

Aブロック代表決定戦は「D3」と「大空ついんず」。有力候補を破ってきた二組がぶつかり合う。合図と共に一閃、本田のグーが横山のチョキを砕き、見事Aブロックの頂点に輝いた。勝利後、コメントを求められて「メチャ空気を読めなくてごめんなさい!」と呟く本田。しかし、これぞじゃんけん大会。運でチャンスを手繰り寄せる場、その命題が見事に輝いた結果となった。

続くは、こちらも要注目カードが揃ったBブロック。

幕開けを飾るは、「世界選抜二位」のSKE48須田亜香里が一回り下のメンバーを従えて結成した今大会屈指の有力候補「未年姉妹」(須田・浅井裕華・相川暖花)vs.NMB48ドラフト三期研究生カルテット「Namba twinkles♡」(溝渕麻莉亜・佐藤亜海・大澤藍・南羽諒)。相川と溝渕、栄と難波の代理戦争は難波側に軍配が上がった。しかし、活動9年目にして初の本戦出場を果した須田はどこか感慨深げな表情を浮かべた。

もう一つの有力候補、向井地美音が“推しメン”と共に結成した「憧れのポップスターズ」(向井地美音・前田彩佳・谷川聖)は、ドラフト3期合宿で絆を育んだ「START LINE」(NGT48安藤千伽奈・HKT48石安伊)とぶつかり合う。三回連続のあいこ、石の手を握る安藤の手にも力が入る。そして、ついに四度目の正直、石のパーが谷川のグーを叩き落した。しかし「ジャンケン大会に名前を刻んだことがないみーおんは、出ない方がいい」という忠告を守ったからこそ、ここまで来れたと向井地は嬉しそうに語った。

東西の大物が早々に消える中、ここでもニューヒロインたちが躍動。今大会最多メンバーで臨むNGT48二期生全16人による「2ki」は、各対決のたびにメンバーを変更しては、手の内を変え続け、代表決定戦まで歩みを進める。

「2ki」と代表結成戦で相対すは、AKB48きっての頭脳派「はるの大三角」(橋本陽菜・黒須遥香・齋藤陽菜)。NMB48オタク仲間の「残り者には福がある」(井尻晏菜・西澤瑠莉奈・城恵理子)との、「じゃんけん大会史上最多」となる7度のあいこを制し勝ち上がってきた。Bグループ代表決定戦、「はる~」は黒須が、「2ki」は緊張からかすでに涙を流すメンバーの中、曽我部優芽が登壇。先ほど「残り者の福」を食らい尽くしてしまったのか、曽我部がグー一撃で黒沢を飲み「2ki」が代表に決定。すでに優勝を決めたかのように涙を流しては、喜びを爆発させる16人!まだ走り出したばかりの後輩たちの躍進に「みんな輝いていたよ~!!」と解説のNGT48荻野由佳はエールを送った。

テキスト:田口俊輔

写真:ⓒAKS

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