ジャニーズなのになぜ「A.B.C-Z」は全然売れないのか?

wezzy

2018/9/22 13:15


 滝沢秀明さんがジャニー喜多川氏の後継として裏方に専念することが発表され、今まさに激動期に突入しているジャニーズ事務所。そこにあって、ひっそり結成10周年を迎えたグループ「A.B.C-Z」をご存知でしょうか?

ほとんどのグループが安定した人気を誇り、今年デビューしたKing&Princeもデビューシングルが売れて爆発的にファンを増加している一方で、ジャニーズなのに一体なぜ「A.B.C-Z」は売れないのか。ひっそりしすぎじゃないのか、「A.B.C-Z」。長年取材してきたアツコにとっても、七不思議のひとつだそうで……。

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皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!

今年、結成10周年を迎えたA.B.C-Zをご存知かしら?  もちろんファンの皆さんはよ~く知っていると思うけど、残念ながら老若男女みんなに認知されてるグループじゃないらしいのよね。この間も『アウト✕デラックス』(フジテレビ系)を見たお友達から「ね~ね~、塚ちゃんがいるグループって、エービーシーゼットだっけ?」と聞かれて、「確かにZと書くんだけど、水木一郎アニキじゃないんだから。あれで『エービーシージー』って読むの」と答えたばかり。

さらに掘り下げて聞いてみると「番組内でマツコ・デラックスさんたちが『塚ちゃん』って呼ぶから覚えたんだけど、本名はよく分からない。だいたいジャニーズだって聞いて驚いたぐらいだもん」なんて言っていて、あらまどうしましょって腰砕け。他にも「A.B.C-Zって何人グループなの?」とか、「塚ちゃん以外のメンバーの顔と名前は知らな~い」等など、散々な言われようで切なくなっちゃったんだけど、はっきり言って知名度はまだまだ低いみたいなのよね。

まぁ、取っ掛りが『アウト✕デラックス』でもいいと思うの。塚ちゃんの名前が"塚田僚一"だって知らなくてもいいけど、番組内でよく披露される塚ちゃんの華麗なるY字バランスを見れば、その身体能力の高さは分かるんじゃないかしら? 彼が所属するA.B.C-Zは5人グループで、全員がとにかく俊敏でアクロバティックなダンスがお得意! 「ジャニーズの中でも一番動けるグループ」とも言われているの。

今さらなんだけど一応、A.B.C-Zのメンバーを紹介すると、まずは橋本良亮(はしもとりょうすけ)くん。ニックネームはハッシー。戸塚祥太(とつかしょうた)くんのニックネームはトッツー。河合郁人(かわいふみと)くんのニックネームはふみきゅん。五関晃一(ごせきこういち)くんのニックネームはごっちor五関様。塚田僚一(つかだりょういち)くんはご存じ塚ちゃんの5人グループで通称『えび』。

ファンじゃない人による"えびあるある"によると「メンバーの名前が覚えにくい。読めなくて"はしもとりょうりょう"って読んでた」とか「郁人という漢字だから"いくと"だと思ってた」とかとか、見切りの早い人になるともうその時点で「アウト!」になって「ファンになるのを辞めちゃう」らしいのよね。全く何てこった!

前身グループのA.B.C.から2008年にハッシーが加わって『A.B.C-Z』へとユニット名を変更して改めて活動開始した彼ら。それは出演していた舞台『SUMMARY2008』上で正式に発表されたんだけど、ずっと取材をしてきたアツは「実力は十分にあるんだから、もっともっと飛躍して行って欲しい」と感無量で、えび推しのマスコミのお友達と「全力で応援していこう!」と誓い合ったものよ。

長年、堂本光一くんや滝沢秀明くんの舞台にも出演して可愛がられていたし、言葉はちょっとアレだけど「重宝がられる何でも出来るグループ」だから仕事には困らなかったんだけど、なかなか日の目を見なくてね。ようやく正式なグループが決まった時には安堵して喜んだし、仲良しだけど最大のライバルでもあるKis-My-Ft2と切磋琢磨しながら頑張っていて、ファンも続々と増えていったんだけど。2010年には先にキスマイが華々しくCDデビューをしてしまって。ちょっとおいてけぼりをくってしまった感があったのは否めなかったかな。

だけど2012年、そんなえびがついに待望のデビュー。しかもCDじゃなくてジャニーズ初の"DVDデビュー"というビックリな形だったんだけど、当時、ふみきゅんに聞いたところ「俺たちの良さって、唯一の強みはやっぱりダンスだし。動いてナンボのグループだから、聴くより目で見て楽しんでもらおうと思って、ジャニーさんにDVDデビューを志願した」そうなの。

デビューイベントではこれも前代未聞の「手売り」をして大サービス。買いに来てくださったファン1人1人に丁寧に受け渡しをしていて、健気な姿に涙が出ちゃったわ。でもね、デビューイベントに取材にきたレポーターさんの中にはまだよく彼らを知らない人もいて、インタビュー直前なのに「どうしよう~、5人の顔と名前が一致しない」と焦る場面もあったりして痛し痒し。さらにえび推しの取材陣の中にも「目新しいけど、DVDデビューってどうなんだろ?  成功するのかしら?」なんて心配する人たちもいて、前途多難なデビューではあったのよね。

それからはDVDからCDに切り替えて、結成10周年を記念して8月末に『JOYしたいキモチ』をリリース。まぁ、これもファンじゃない人による"えびあるある"によると「某グループの『Joy!!』をちょっと思い出しちゃう」ようで、イチャモンにも程があるんだけど。でも相変わらずキレッキレのダンスで魅了してくれて、どんなに落ちてても「楽しいキモチ」にさせてくれるえびらしい楽曲なのよね。

彼らは歌えて踊れて芝居も出来て喋りも上手い欠点のないグループなんだけどなぁ。何が大ブレイクを阻んでるのかしら?  本当に不思議。「えび」ではなく「うまヅラ」が定番ネタのふみきゅんなんて憧れの木村拓哉さん似で、近くで見ると美しいお顔ですごくカッコイイ(あっ、遠くから見てもカッコイイ)んだけど、「最初は自分でも勘違いしてカッコイイ路線で行こうと思ってたの。でもある時、滝沢くんから『お前は違う路線の方がいい』って言われて。こうなったら喋りで行こうと思って。面白い人間になりたいしさ」とのことで、途中から路線変更。ふみきゅんのモノマネ"松本潤"シリーズや"亀梨和也"シリーズは有名なのよ。

ライバルでもあり、長年の付き合いで同士でもあるキスマイの北山宏光くんと飲み歩いて、「お互いMCについて真剣に語り合ったりしてる」そう。でもね、「街中でミツはすぐに発見されるんだけど、隣にいる俺はなぜか誰にも気づかれないのよ~」と泣き笑い。あげく「フットボールアワーの後藤輝基さんや、映画コメンテーターの有村昆さんによく間違われる」んですって。かなり濃い顔で特徴ある喋り方なんだけどな。お兄ちゃんと妹さんがいて、よく家族ネタで笑わせてくれる面白い奴なのよね。

昔から「ダンス番長」の異名を持つダンスの天才・ごっちは、若く見えるけど最年長の33歳。ビックリした?   お姉さんと妹さんがいるせいか話しやすくて、とにかく優しいの。自分が自分がと前に出ていくタイプでは無いけれど、その優れた実力はメンバー全員が認めているから、ダンスの振りで迷っている場合でも「最後はごっち頼み」になる時が多いそう。みんなを大きな懐で包み込んでる感じで、なくてはならない存在なの。

深夜に関東で放送されているドラマ『トーキョーエイリアンブラザーズ』(日本テレビ系)に出演中のトッツー。Hey! Say! JUMPの伊野尾慧くんとのW主演作で、奇妙な宇宙人役を好演中。ダンスはもちろん上手だけど、トッツーはドラマや映画出演も多くて、独特な演技が評価を得ているの。かつてはちょっとエキセントリックな面があって、ある舞台の公演中、楽屋で突然「うわぁぁぁ」という叫び声があがって誰だ? と思って見てみると何とトッツーで、その翌日に髪型が急変していたという逸話が。「何か芝居のことで思い詰めちゃって」髪を切ってしまったらしいのだけど、「つながりを考えたらしちゃいけないことだった。若気の至りかな。今は絶対にそんなことしないけど」って反省してたっけ。それくらい、感性が豊かで個性的な人。

この間、偶然スタジオでトッツーと会ったんだけど、マネージャーもいなくて「仕事の時だって行き帰りは1人の時が多いよ。5人もいるから、マネージャーさんだって忙しいしね。別に苦じゃないし。もう大人だしどこにでも行ける。電車にだって普通に乗るよ~」とのことで、その日もタクシーを自分で呼んで、アツたちにも「途中まで乗ってく? それとももう一台呼んであげようか?」なんてサラリと言ってくれて。「もう立場が反対よ」と恐縮したばかり。共演者にも好かれていて気配りの出来る人。トッツー、その節は本当にありがとうね。

メインボーカルでもあるハッシーは一番最後に加入した末っ子で、最年少の25歳。ダンスも演技もと精力的だけど「やっぱり歌うことが大好き!」なんですって。参加当初はちょっぴり生意気で「俺が、俺が」な部分もあったんだけど、優しい4人のお兄ちゃんたちが何しろ暖かい目で見守っていてくれて「ハッシーの好きなようにやればいい」って、自由に泳がせてくれて。グループ名に"さん"を付けて呼ぶと「エービーシージーさん」になっちゃうんだけど、「後輩たちが気を使ってそう呼ぶんだけど俺たち、ジーさんじゃないっつうの」と言い返すのもいつもの事。実生活ではお姉ちゃんがいて、仕事場には頼もしいお兄ちゃんたちがいて、末っ子気質のみんなから愛される可愛い奴なのよね。

さてさて最後は壊れたキャラクター!?  で現在、独自路線で突っ走っている塚ちゃん。小学生時代は体操クラブに所属。30回連続バック転を披露するなど、とんでもなく高い運動神経の持ち主。面白いんだけど、どこかが普通じゃない「アウトな存在」で、コメント1つとっても意外性抜群。先日も『アウト✕デラックス』で、ジャニーズの苦節20年のグループ「ふぉ~ゆ~」に向かって、「でも結果、君たちはバックで、俺たちはデビューしてるけどね」と上から目線発言をしたんだけど、ふぉ~ゆ~とも長い長いお付き合いだし、仲がいいから言えたことであって。塚ちゃんも十分な苦労人だから、精一杯の毒舌いじりをしてもてなしてあげたみたいなの。苦楽を共にした仲だものね。

前に塚ちゃんが激しい動きのせいで足を骨折して歩けない時があったんだけど、そんな時でも仕事はあるし、取材もあるし。その大変な時に送り迎えをしていたのがお父様でね。階段しかない場合は逞しい体格の息子を背負って登って行って。そのお父様の姿を見ていて感動よ。塚ちゃんが「お父さん、ごめんね。重くない?」と気遣うと、「大丈夫。重くなんかないよ」とお父様が答えて。メンバーや周りの人にお詫びとお礼を言って息子を見守る力強く優しいお父様。本当にいい親子関係だなと思って見ていたのよね。

思うに、5人とも家族愛に溢れていて心優しい良き息子で、どちらかと言うと「アイドルアイドルしていない」のかもしれないわ。みんな性格もよくてルックスもまずまずだし、有り余る実力はあるのに……。10月7日からは恒例の舞台『ABC座"ジャニーズ伝説2018』だって日生劇場で開幕するし。深夜帯の関東ローカルだけど毎週レギュラー番組『えびチャンズー』(テレビ東京系)だってあるのに、何で今1つパッとしないのかしら? それが長年の謎なのよね~。もう誰か、教えて欲しいわ。彼らに何が足りないのか?

前々からガッツリえび推しの女性記者は「でも結局、世間の多くの人はDVDデビュー曲の『Za ABC~5stars』しか知らないのよね。コンサートでもこの曲が流れるとみんなが一緒に振り付きで歌って踊れるから。あまりに高度なダンスじゃ真似出来ないし。そこそこな面もないとダメなのかも。親しみやすいキャラなのに、ホントもったいないわ。爆発的に売れてもいいのに~!」と盛大なため息を......。そう、世の中の人にもっと知ってもらっていいはずの優秀なグループなのに何故なの?  ジャニーズ七不思議の1つでもある"えびあるある"問題。力不足だけどアツも応援してるんだけどなぁ。プロデューサーのタッキーも力を貸してよね。さぁファンの皆さん、次のデビュー10周年の記念すべき年までもう少し。今後ともご一緒に"えび運動"をして参りましょ。だって彼らは絶対に、まだまだ売れるハズなんだからぁ!

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