上川隆也×小泉孝太郎×内田有紀SP対談!作品に懸ける思いを告白

ザテレビジョン

2018/9/22 07:00

■ 上川隆也が熱い人間ドラマで刑事を熱演!

上川隆也主演の「連続ドラマW 真犯人」(毎週日曜夜10:00-11.00、WOWOWプライム※第1話無料放送)が、9月23日(日・祝)から放送される。

本作は江戸川乱歩賞受賞作家・翔田寛の同名小説をドラマ化したもので、昭和と平成に起きた2つの殺人事件が交錯し、未解決だった幼児誘拐事件の真相に迫るクライムサスペンスである。

今回、20代、40代、60代と重藤成一郎の34年間を演じた上川、2つの事件の真相解明に奮闘する日下悟役の小泉孝太郎、昭和に起きた事件の遺族である尾畑理恵の20年間を演じた内田有紀の3人にインタビューを行い、それぞれが演じた役について、見どころ、互いの印象など、ここでしか聞けない話を聞いた。

――それぞれが演じた役の印象についてお聞かせください。

上川=要約するのが難しい役柄ではあるのですが、「一徹」という言葉で済ませてしまうと、彼の持っているものをスポイルしてしまいそうな気がします。もちろん刑事としての立場も含めて過ごしているのは確かなんでしょうけど、それ以前に自分の思いの伝え方も含めて、とても不器用な方なんだなと思います。でも上手にできないからこそ、それを示していこうとするのではないでしょうか。

小泉=昭和の刑事である重藤さんや辰川さんと平成の刑事・日下の持っている熱量が同じでないといけないと思っていました。そこで日下が異分子だったら成立しないので、タイプは違えど「何かつながるように」と考えていました。

内田=最初に台本を読んだ時、(理恵の)20代を演じる方は大変だなぁと思ったんです。自分ではなく別の方が演じると思っていたので(笑)。20代って、はしゃいだり若気の至りがあったりする年齢なのに、理恵は「幸せになってはいけないんじゃないか」と考えている女性なんです。それを演じるのが自分だったので、びっくりしたんですけど(笑)。20代を演じたことで、彼女がこれまでどう生きたのか想像がつきやすかったし、40代を演じる上でとても参考になりました。

――幅広い年齢を演じる上で、話し方やたたずまいなどの変化を表現するのは、苦労はありましたか?

上川=20代、40代、60代の重藤では、それぞれ課せられているものが違うと思うんです。課せられている重みや圧が増すからこそ、動き、声、しぐさなども変化していくと思い、それぞれの時間を考えて演じました。

――こうした上川さんの役作りを肌で感じて、内田さんも気持ちの変化はありましたか?

内田=上川さんの現場の立ち姿を見るだけで、すぐに理恵の気持ちになれたので、そこにスッと入るだけでした。

■ 演じる役に寄り添うことで理解が深まる

――熱い人間ドラマでありながら、人間の内側を丁寧に描いた作品だと感じました。繊細な部分も表現していく上で意識したところはありますか?

上川=主役として出演させていただいていますけど、実は重藤って物語の軸にはいない男なんです。ほとんどの登場人物に会って、その事件がどう推移していくのかを客観的に見続けてきた人物。いわゆるその客観性が、今回の作品の中で彼の立っている場所なのだろうと思って。そこは意識していました。

小泉=1話では重藤さんと日下の間にまだ距離があります。例えば苦手な人と一緒の空間にいるだけでも嫌じゃないですか。そう見えてしまわないように、上川さんと一緒に芝居をする中で、せりふがないところでも距離感は意識しました。いきなり重藤さんにポンと踏み込んではいけなかったけど、2話、3話と回を重ねるごとにコンビとして認めてもらえるようになったら、ゴールかなと思って演じました。

――理恵は被害者でありながら、罪の意識を抱えて生きてきた苦悩があると思いますが、その辺りはいかがですか?

内田=この物語は理恵の気持ちに寄り添って撮影に臨まなければという覚悟や使命感のようなものはありました。彼女の境遇に向き合っていく内に、常に私の体の半分で、彼女の思いを背負っている感じがしていた記憶があります。理恵を演じきるためには同じように苦しむしか方法はなかったので…。全ては背負いきれていないかもしれませんが、少なくともそういう思いを大事にしていかないといけないなと思っていました。

■ 互いの演技とその情熱を絶賛!

――内田さんと上川さんは初共演ということですが、互いの印象をお聞かせください。

上川=役柄における、その場でお見せになる表情や演じ方と、場を離れた時の人柄の差が印象的でした。さっきまで雪を見て「きれいですね」と言っていた方が、撮影に入った瞬間、沈痛さを持ち合わせなければならない尾畑理恵になってしまう。そんな役者としてのインナーマッスルとでもいいましょうか、人には見せない筋力を秘められている方なんだと感じました。

内田=上川さんは頭の回転が早く話題も豊富。話すことも、すごく幅広くて。お会いする前に舞台を拝見したことがあって、その時に前から後ろから360度エネルギーがほとばしっているという印象を受けました。映像や舞台など、さまざまなフィールドで活躍なさっているから、これからもいろいろお聞きしていけたらと思っております。

――上川さんと小泉さんは「連続ドラマW 沈まぬ太陽」(2016年)以来、2度目の共演ですが、上川さんの印象は?

小泉=人として役者として大先輩として日の丸を背負って生きていらっしゃる方です。例えば、横綱だったら横綱相撲をしっかりやるし、サッカー日本代表だったら日の丸を背負って戦っている選手と同じものを感じます。だから上川さんは役者としての日本代表で、「俺は日の丸を背負って芝居しているんだ」と感じて、神々しいです!

――では、小泉さんの印象はいかがですか?

上川=今、お話を聞いて感じていると思いますが、言葉の中に嫌みが一つも混ざってこない。人を魅了する力をお持ちの方です。人が持っている闇の部分のようなものが一切感じられない方なんです。清流で洗った麻で編んだTシャツみたいな。肌触りがいいし、汗をかいても不快な思いをしない、そんな人柄を持ってらっしゃる方です。小泉さんのこと嫌いになる人いないんじゃないかな。

小泉=そんなことないです! 今日は気持ち良くお酒が飲めそうだな…ちなみに有紀さんはダイヤモンドです。理恵という役を演じるに当たって、あえてダイヤモンドの輝きを削られる作業をしている。とんでもないカラット数をお持ちだからこそできた役だと思います。(ザテレビジョン)

https://news.walkerplus.com/article/163056/

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