大産大柔道部、体罰で部員が神経機能障害 「筆記具が持てないほどの後遺症」に戦慄

しらべぇ

2018/9/20 14:30


(klikk/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

大阪産業大学の柔道部で、男性外部コーチ(24)が1年生の男子部員(19)を木の棒で殴打し、右腕の感覚が戻らないほどの大ケガをさせていたことがわかった。

指導者としてあるまじき態度に、ネット上では怒りの声が相次いでいる。

■壊死の危険があるほどの重傷


報道によれば、6月15日に男子部員がタイマーの前に立っていたところ、男性コーチから「邪魔だ」「見えない」などと注意を受けた。

その声が聞こえなかった男子部員が指示に従わなかったため、立腹した男性コーチは木の棒で男子部員の尻を叩こうとし、かばおうとした部員の右腕を直撃してしまったという。

その後も痛みや腫れがひかなかったため、保護者が病院に連れて行ったところ、壊死の危険がある重傷と診断された。

■筆記具が持てないほど…


その後、男子部員は3回の手術を受け1ヶ月ほど入院したが、神経障害などを起こす「コンパートメント症候群」により、筆記具が持てないほどの後遺症が残った。男子部員は現在もリハビリ中とのこと。

『MBSニュース』によれば、男性コーチは「なめられていると思った」と話しているようだ。

大産大は、すでに男性コーチとの契約を解除し、責任者の監督は顧問解任などの処分をしたという。

■「人にモノを教える資格はない」


報道を受け、ツイッターや『Yahoo!ニュース』では男性コーチへの非難が相次いだ。最近ではとくにパワハラや体罰が問題視されているが、そんな中で起こった出来事だけに「ありえない」との声も。

「筆記具が持てないほどのケガ…」

「いつまで続くのか、こういう問題」

「何故ここまで騒がれてるのにまだ出てくる? 『俺のは愛の鞭、指導の一環』だと勘違いしてるのかな? 呆れてものが言えない。選手の方も、『それは立派なパワハラです』と声を上げて下さい。バカにはそうしないと響きません」

「これだけ周りで騒がれてるのに学習能力がないのかバカなのか。何にせよ人にモノを教える資格はないわな」

■体罰を受けた経験は…


しらべぇ編集部が全国20~60代の男女1,619名に「体罰を受けた経験」について調査したところ、約3割が「経験あり」と回答。

(©ニュースサイトしらべぇ)

その中でも、「体育会系」を自覚している人では約半数の割合に。やはり、スポーツ界で体罰が蔓延しているのは真実なのかもしれない。

体罰が問題視されている今でも起こってしまう痛ましい事件。スポーツ界の体罰問題は根が深いことを表しているといえよう。

・合わせて読みたい→教師の体罰を一番受けたのはあの世代!自分の子供にもOK?

(文/しらべぇ編集部・鳩麦エスプレッソ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2018年5月18日~2018年5月21日
対象:全国20代~60代の男女1619名 (有効回答数)

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