TVアニメ『 悪偶 ‐天才人形‐ 』第3曲「すれ違いのデュエット」 【感想コラム】

あにぶ

2018/9/10 09:54

前回の『 悪偶‐天才人形‐ 』第2曲「亡者の国へ」では、方向性は違いますが「愛と町の友情」がテーマだったのかな?と思います。

正義感の塊、羅布の戦闘スタイルを見て男なのにお団子ヘアって魔法少女みたい~とか、今時、いかにも中国出身です~。みたいな恰好しねーよとツッコミました。(笑)

技の名前も「水溶き片栗粉」「油」。セリフも「外はカリッ」「中身はジューシーに!」ってはやくも料理マンガにジャンル変更ですか?(笑)って思わず、ツッコミましたよね~。

という事で、さっそく第3曲「すれ違いのデュエット」ふりかえっていきましょう。

このページの目次

1 TVアニメ『 悪偶 ‐天才人形‐ 』第3曲「すれ違いのデュエット」 あらすじ2 すれ違いのデュエット3 ボス登場?4 町、転生!5 TVアニメ『 悪偶 ‐天才人形‐ 』第3曲「すれ違いのデュエット」の感想■TVアニメ『 悪偶 ‐天才人形‐ 』第3曲「すれ違いのデュエット」 あらすじ

悪偶マーケットにて、悪偶を移植する。と提案する町と愛が、施術台に向かい今がチャンス!みたいな勢いで札を町とマネー・シャーロックに貼る愛でしたが、脱皮する事で逃れたマネー・シャーロックにピンチに立たされる愛。

そこに現れた羅正・羅布によってピンチは脱したものの、町を置いてきてしまい…

■すれ違いのデュエット

町を火の海と化した悪偶マーケットに置いてきてしまい、パニックになった愛は羅正・羅布に「町を返してよ!」と叫びますが、「仕方ないだろ。」と羅布は一言。

筆者は、仕方ないと言うのも分からなくはないけど、今まで苦楽を共にしていた親友を置き去りにしてしまった気持ちは汲むべきだろ。と思いました。

というか、親友を失ったかもしれない年頃の女の子を目の前にして、「悪偶解放の為に旅に出る。」って失敗を無かったかの様に一言で終わらせる羅正もあまりにもひど過ぎる気がします。

そういえば、このシーンで羅布が「裁縫師の名簿と悪偶640体手に入れた。」って言っていた気がするけど。名簿はともかく、悪偶はどこにしまっているんですか?

ネットでは「そんなに才能がある人間おったんか 悪偶にするぐらいだから天賦の才ぐらいの人間ちゃうんか? そんなホイホイ居ているんかな?」って感じのコメントもありましたが、様々な型が存在するうえ、今のところ歴史上の偉人の名前だけ出ていますが、第1曲冒頭の悪偶の説明にも、今までの羅正・羅布のセリフや、町のセリフも「一般人の才能もコレクションに含む。」とは言っていないので、あくまでも歴史に名が残る程、それぞれの世界で業績を遺した偉人達の才能限定だと筆者は推測しているので、「ホイホイ居ている。」というよりは裁縫師も歴史が古い設定なので、現在までの各ジャンルの歴史上の人物を何百年という時間をかけて悪偶にして、集めただけだと筆者は思います。

■ボス登場?

場面が変わり、裁縫師サイド。

いかにも僕たち雑魚です!みたいな2人が瓦礫の山の前で愚痴っていると、おフランスから来ました~。みたいなヘアースタイル・髭の、ボスまたは、四天王みたいな男が現れ、マネー・シャーロックの遺体(抜け殻?)に祈りを捧げ、2人の部下に「痕跡を匂いに至るまで全て探せ。」と言い、次の瞬間、丸焦げの女性(町)を見つけました。

裁縫師エルバトのアジトにて、気が付く町が鏡張りの天井に映る自身の変わり果てた姿を見て絶望し、狂気に満ち溢れた形相で

「愛、殺す。絶対殺す!」

と何度も繰り返し呟き、最後に叫ぶ姿に、筆者は本当に親友の為に最善を尽くした行動と信じて疑わなかった事と、それを裏切られたという絶望。容姿に自信満々だったのに、それさえ失ってしまった絶望が重なり、通常の何十倍・何百倍にもなって降りかかった事により、気が振れて絡繰り人形の様に同じ言葉を繰り返し、最後には発狂してしまったんだな。ある意味こっちも被害者か。と思いながら、見ていました。

それにしても、拷問で指をペンチで潰されている痛みよりも、憎悪が勝ち同じ言葉を繰り返し呟くような絶望とはどれだけのものなのでしょうか?若輩者の筆者には経験が無く、計り知れません。

そして、怒り狂う町を見てエルバトが「気持ち良すぎて涙が流れた。」

「この女性、生まれついての裁縫師だ」と言うシーンは生まれついての裁縫師って事は=天性の悪やん! って思いました。

■町、転生!

次の朝、火事場に立ちながら愛が悪偶にされた人達や町を助けると決意を固め、羅正・羅布の前に現れ、弟子入りしました。

町との思い出を話し始める愛。愛が羅正に弟子入りした事で「救済者 無艾小道」日本語読み むがいしょうどうと救済者としての名前を言い渡されました。

著者はセリフを聞く限り、無害衝動だと思いました。だって、第3曲までの愛の行動を見る限り、殆ど無害だけど猪突猛進・衝動的って思いません?(笑)

場面が変わり、エルバトのアジトで悪偶の施術を受ける町。

人間の時もヘラン・ナスタシア・長澤奈美という、歴史的偉人達を悪偶として身体に縫い付けていたのに、今度はエルバトによってアフロディーテ型・アミラ型・ケイローン型を縫い付けられました。

そして、跡形もなくというより生まれ変わった様に肌が綺麗になった町は、普通の姿では無く裁縫師クリスティ・ロスに生まれ変わったのでした。

このシーン、筆者は美貌の悪偶はなんとなく理解できましたが、吸血ってなんや。悪偶は人間の才能を生きたままゾンビにした呪具ちゃうんか?人間には、吸血の才能なんて無いけど?って思いました。

悪偶を縫い付けられた事により、若返る・ケガが治るどころか、容姿が人外の者になってしまった町。これからこの2人どうなっていくのでしょうか?

そして、元々は時間がかかっても正当な手法で夢を掴みたい・裁縫師から親友を助けたいと思う愛と、邪悪な力を使ってでも他人を不幸にしてでも、親友と一緒に同じ夢を見ていたいと思う町の、形の違う友情・優しさがすれ違っただけなのに。と思いました。

■TVアニメ『 悪偶 ‐天才人形‐ 』第3曲「すれ違いのデュエット」の感想

背景等の細かい画は、日本のアニメと比べると少し雑なイメージですがストーリーの設定、キャラデザインは、世代的に親から見せてもらった事のあるキョンシー映画『霊幻道士』シリーズ等に近い感じがして、懐かしい感じがしました。

今時、少し古い気がする。と思いながら、第2曲まで視聴させて頂いておりました。

今回、町がエルバトにより悪偶を縫い付けられラストシーンで愛と背中合わせで出てきた時は、これは、(元)親友同士のぶつかり合いやな。勧善懲悪よりも、色んな事が絡み合っていくんちゃうかな?(笑)と普通のアニメよりもドロドロしていて、かつ、愛と町(クリスティ・ロス)が出会う度に、女性同士の友情・憎悪の絡み合いが見られると思うと今から、ワクワクしています。

文章:あそしえいつAM

TVアニメ『 悪偶 -天才人形- 』第2曲「亡者の国へ」【感想コラム】

(あにぶ編集部/あにぶ編集部)

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