「ドライブ旅行に行ってみたい」そんな気にさせる実用性も十分のメガーヌR.S.。問題は……【注目モデルとドライブデート!? Vol.06】

clicccar

2018/9/15 18:03


素晴らしいハンドリングを誇るルノー・メガーヌR.S.。運転に夢中になるドライバーとはうらはらに……!?

もう20年近く前のこと。初代“ルーテシア・ルノースポール”がデビューしたとき、そのインテリアのインパクトが強烈に強かったことを今でも覚えている。まるで商用車のように安っぽいステアリングホイールをベースに、グリップ部にアルカンターラを巻いてなんともレーシーだったのだ。なんというカッコよさ(ただしそれは前期型だけで、非常に残念なことに後期型は普通の革巻きになってしまった)。

そして先代メガーヌR.S.も鮮烈だった。フロントシートは見るからに戦闘的な形状をした、レカロ製のモノコックシートを標準装備していたのだ。まるでレーシングカーのように。

それらに比べれば、新しいメガーヌR.S.のインテリアにスペシャル感は少ない。しかしヤル気がないのかといえば決してそんなことはなく、シートは「メガーヌGT」と同形状ながらかなりサイドサポート性の高い形状で、サーキット走行でも十分な姿勢保持性能を持っている。ステアリングもルノースポールが手掛けたモデルだけの専用デザインで、さらには「R.S.」専用としてインテリア各部に赤いアクセントが入っているのだ。

フル液晶のメーターは走行モードに応じて表示がガラリと変わるが、「レースモード」にしたときのタコメーターは特徴的だ。数字は振っておらず、バーグラフの伸びでシフトアップポイントを把握するというレーシングカーと同じ思想である。

もちろん、シフトアップ/ダウンはこれまたレーシングカーのように大きなパドルを使って任意におこなえるし、コーナー進入時はシフトダウンのパドルを引き続けることにより自動で最適なギヤを選んでくれる独自の仕掛けも組み込んでいる。

“らしさ”や“インパクト”は薄くなったけれど、走りのためのインテリアであることには変わりない。なんだか「今どきはこのくらいがいいんだよ」とクルマに語り掛けられているような気がしてくるのは気のせい?

間違いないのは、極度にレーシーなインテリアと違って彼女に不満を与えないことだ。真っ赤なシートベルトではなく、黒をベースに赤いアクセントが入ったくらいのシートベルトが“ちょうどいい”のかも。

インパネ中央に組み込まれた7インチのディスプレイは日本仕様ではナビ機能を持たないが、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応しているのでスマホを接続すればナビとして活用可能。高価な専用ナビを買わなくてもいいんだから、これは嬉しい。

いっぽうで後席は、ベースがCセグメントハッチバックだけに居住性は十分な水準。リヤドアを備える5ドアボディだから、ファミリーユースでも安心だ。

もちろんラゲッジスペースも、大型スーツケースをふたつ飲み込む実用的な空間。海外旅行に出かける際に、空港へ行くのも問題ない。

次は彼女とどこへ行こうか。数泊のドライブ旅行、というのも悪くない。問題は、彼女がOKしてくれるかだけど。

(文:工藤貴宏/モデル:太田麻美/ヘア&メイク:東なつみ/写真:ダン・アオキ)

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