神田沙也加 念願の「マイ・フェア・レディ」で実感「ミュージカルっていいな」

 女優で歌手の神田沙也加(31)が15日、東京・渋谷のシアターオーブで行われたミュージカル「マイ・フェア・レディ」(16日開幕)の初日前会見に、ダブルキャストとなる元宝塚歌劇団宙組トップスターの朝夏まなと(33)、俳優の寺脇康文(56)、別所哲也(52)らとともに出席した。

 イライザ役に初挑戦する神田は開幕を前に「稽古がびっくりするほどあっという間だった。まだまだお稽古したいという気持ちもありましたし、早く見てもらいたいという気持ちもあって、ちょっとふわ~っとした気持ちと楽しみな気持ちが半々。まずは(初日の朝夏、寺脇組に)全力でエールを送って、自分の糧にして、ちゃんと背負って2日目も頑張っていきたい」と意気込み。昨年11月に宝塚退団後、同作が初主演となる朝夏は「いよいよ始まるんだなという気持ちで、ドキドキ・ワクワク。じっとしてられないという感じす。心の変化がはっきりとお客様に伝わるようなイライザになっていたらいい」と話した。

 念願だったという役どころに「本当に今日までずっと幸せで、毎日、ナンバーを歌わせていただくのも、衣装を着替えても全部嬉しくて。芝居の面白さだったり、すごく原点に立ち返ったのが、ミュージカルっていいなってすごく思いました。だから、幸せな体験をさせていただいています」と目を輝かせた神田。「『マイ・フェア・レディ』ってすごくシンデレラストリーに見られがちなんですが、イライザという一人の魅力ある女性が知性を身に着けたことで、イライザがもともと持っていた魅力がより浮き彫りになってきたというふうに後半見えるかが勝負だなって。イライザの普遍のものをいつも持っているようにしようと。何を狙わない、奇をてらったことをしないことを気をつけました」を力を込めた。

 今回は神田&別所、朝夏&寺脇のダブルキャストでの公演。寺脇は「お互いの稽古をほとどん見ないまま、シャットアウトしていたのが逆に良かった。まったく色の違う花が咲いていると思う。それぞれの魅力的なチームになっているので、両方見てほしい」。別所も「それぞれが鳥類と魚類ぐらい違うかも。それぞれの色が違うように頑張りたい」とあおった。

 1956年にアメリカ・ニューヨークで初演され、64年にオードリー・ヘプバーン主演で映画化された同作。ロンドンの下町に住む貧しい花売り娘のイライザ(朝夏、神田)が、言語学者のヒギンズ教授(寺脇、別所)から淑女になるための厳しいレッスンを受け、見違えるように麗しい貴婦人に変貌を遂げる姿を描く。

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