長嶋一茂「もっと勉強を」 大坂なおみに質問した『記者』に苦言…ネットでは賛否

grape

2018/9/15 14:52

日本時間2018年9月9日に行われた、テニスの全米オープン女子シングルス(以下、全米オープン)決勝で、セリーナ・ウィリアムズ選手に勝利し、初優勝した大坂なおみ選手。

日本人初の快挙に、連日多くのメディアが大坂選手の一挙手一投足に注目し、報じています。

9月13日には、全米オープン優勝後、初の帰国となった大坂選手が記者会見を行いました。

さまざまな質問に対し、時に真剣に、時にユーモアを交えつつ答えた大坂選手。当然、この時の様子はTVなどでも報じられました。

9月14日に放送されたワイドショー『羽鳥真一 モーニングショー』(テレビ朝日系)でも、大坂選手の帰国会見を特集。

出演者の多くが、この帰国会見を好意的に語る中、コメンテーターで野球解説者の長嶋一茂さんが『記者の質問』に対して、厳しい意見を述べました。

長嶋一茂「テニスを勉強して」

野球界のスーパースターである長嶋茂雄さんの息子で、元プロ野球選手の長嶋一茂さん。

天然といわれるキャラクターで多くのバラエティ番組に出演する一方、さまざまなスポーツへの造詣も深く、鋭い指摘で注目を集めることも。

今回、長嶋さんが疑問視したのは、記者からテニスに関係のない質問…つまり「プライベートに関することが多く質問されたこと」についてです。

確かに、帰国会見で記者が大坂選手に質問したことは、テニス以外のことが多く…。

・何を食べたか?

・インスタにどんな写真を掲載する?

・好きな言葉は?

番組では、大坂選手への質問や、それに対する回答をパネルなどを使って紹介します。

すると、「VTRは編集されたものなので、ほかにテニスの質問もされていたのでしょうが」と前置きをした上で、長嶋さんは苦言を呈しました。

「敬意がない」「いや、当たり前」と議論に…

長嶋一茂「もっと勉強を」

何となく、記者の人たちも芸能人に対してするような質問っていう印象かな。

大坂選手はスポーツ選手であり、アスリートであって…まあ、僕は芸能人とか、スポーツ選手を差別しているわけではなくて、「やっぱり区別するべきかな」っていうのはちょっとありますかね。

(中略)やっぱり凱旋帰国して、「あのセットはどういう心境だったのか」「たとえばテニスのラケットってどういうものを使ってるんですか」とかっていうのを聞いてもらえると、もうちょっと意思疎通みたいなものがあったと思うんだけど。

なんか最初から自分の身の回りの、プライベートなところに(質問が)来るのはちょっと…記者の人たちも、そういう(プライベートに関する)質問になっちゃってるじゃないですか。

記者側も、もうちょっとテニスのことを勉強して、テニスの質問をした後に、とか…ね。
羽鳥真一 モーニングショー ーより引用実は、こういった記者の質問は、ネットでもかなり疑問視されていたこと。

長嶋さんのいうように「芸能人の会見じゃないんだから」「レベルが低い」といった厳しい声が多く上がっていました。

一方で、共演するテレビ朝日コメンテーターの玉川徹さんは「こういう質問は日本だけかっていったら、そんなことはない」と反論。

日本人が果たせなかった夢を、若干20歳にして果たした「この大坂さんってどんな人なんだろう」っていうのが一番の興味になってるわけですよ。

だから、そこに質問が集中するのは当然だし、それをつかまえて「テニスのことも聞けよ」っていってるのは、テレビの前で怒ってる親父みたいなもんだろうと僕は思いますけどね。
羽鳥真一 モーニングショー ーより引用また「テニスの質問を突き詰めると、一部のテニス好きにしか理解できないやりとりになってしまう」と指摘しました。

元々、話題になっていたテーマだけに、番組放送後にはネットにさまざまな声が上がります。

「テニスのことを聞くべきだ」という意見

・会見の様子を見たけど、大坂選手も戸惑っているように見えた。彼女はアスリートであって芸能人ではない、という意見に賛成です。

・「話題になっている人」の話を聞きたいだけ。大坂選手である必要がないということでしょう。要するにスポーツ選手に対する敬意が足りないんだと思う。

「テニス以外の質問でも問題ない」という意見

・「みなが知りたいことを聞く」という意味で、記者の質問は間違っていない。テニスのことなんて、多くの日本人は知らないだろうし。

・プライベートなことを聞いても問題ないと思う。インタビューではないので、記者会見でじっくりと詳しい話を聞くのは無理だよ。

ほかにも、TV番組が「プライベートな質問ばかりを編集で取り上げている。実際の会見では全米オープン決勝に関する質問も多くあった」という意見も。

確かに、敬意のない質問をすることは論外ですが、プライベートな質問は「すべてレベルが低い」と断じてしまうのは乱暴な考えかたです。

また、テニスに限らず、スポーツ選手に対する質問が疑問視されることはあります。

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さまざまな意見があることは決して悪いことではありません。スポーツ文化が成熟するためには、こういった議論が欠かせないのでしょう。

そして、大坂選手が注目されているからこそ、小さなことでも大きな話題になってしまうのかもしれませんね。


[文・構成/grape編集部]

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