
(画像は
TBS金曜ドラマ『チアダン』公式Twitterのスクリーンショット)
チアダンスに青春をかけた女子高生たちの物語『チア☆ダン』(
TBS系)の最終回が14日に放送。
土屋太鳳(23)、石井杏奈(20)、山本舞香(20)、新木優子(24)ら今をときめく女優陣を中心に、オダギリジョー(42)ら実力派俳優が脇を固めた同作品。最終回は全国大会を舞台に驚きの展開が繰り広げられた。
■全国大会に進出
これまで、顧問の太郎先生(オダギリ)の事故、汐里(石井)の海外留学と暴行騒動、わかば(土屋)のケガなどさまざまな問題に直面してきた「Rockets」。
それらを乗り越え、全米制覇を果たした「JETS」打倒を目指した「Rockets」は、全国大会でついに直接対決を迎える。
緊張を隠せないメンバーだったが、太郎先生から「ずっと夢みた場所に本当に来てもうた。君らのダンスで皆を笑顔にしてきてくれるか?」とエールを贈られ、いつもの「Rokets」らしい笑顔に。
優勝、そして全米制覇を目指す彼女らの最後の挑戦が幕を開けた。
■優勝は?
華やかで一糸乱れぬ「JETS」のチアダンス。負けじと、弾ける笑顔と見事な演技で観客を魅了した「Rockets」。
甲乙つけがたい演技が終了、あとは結果発表を待つのみ。3位が発表され2位が呼ばれる緊張の一瞬、ここで無情にも「Rokets」の名が呼ばれてしまう。優勝は「JETS」、「Rockets」の夢は無残にも散ってしまったのだ。
準優勝でも立派な成績、しかし優勝だけを、「JETS」打倒だけを目指してきたメンバーは舞台裏で泣き崩れる。
「夢、叶わんかった。アメリカ行けなんだ」、呆然とするわかばらを太郎先生は「でも、みんなキラキラしてたぞ」と励ます。そこでわかばは気づく、自分の夢が叶ったのだと。「子供の頃に見たJETSのように自分もキラキラできた」ことに。
「そうやってずっとずっと笑っててほしい。君たちは僕の奇跡だから」、太郎先生は笑顔を取り戻したメンバーに語りかけた。
■「チアダンロス」と嘆き
紆余曲折はあったものの、あまりにもトントン拍子に福井大会で優勝、全国大会まで歩を進めた展開には「ご都合主義」など賛否もあったようだ。
しかし、最終回では「努力だけではどうにもできない壁」がある現実の厳しさを伝えている。そしてそれでも、別の形でも「夢は叶う」ことも教えてくれた。
最終回まで「Rockets」の姿を見続けてきた視聴者からは、放送直後から「チアダンロス」と嘆く声も続出。キラキラ女子たちとの別れを惜しんでいる。
■女優陣の成長物語
女優陣は放送前の1月からチアダンスの練習を開始。『TBS公式 YouTuboo』では、その様子をまとめた特別映像を公開している。
ドラマ内で「Rockets」がチアダンスを完成させていくのと同じように、舞台裏で女優陣はダンス練習に励み成長していったのが、この映像から伝わってきた。同作品は女優陣にとっての成長物語でもあったのだ。
視聴者だけでなく、彼女らにとっても大きな意味を持ったドラマになったのは間違いない。
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