カレーには牛肉?スコップは小さい方?関西文化は日本の常識と違うのか?

テレビドガッチ

2018/9/14 22:35

今年1月、読みテレではこんな記事が話題になった。この時は、味噌汁をごはんの右に置くか、左上に置くか、関東と関西の文化が激突し大論争となった。そしてやはり、東西の違いはそれだけではなかった。いや関西だけが日本で独特なのだろうか?

9月13日放送の「秘密のケンミンSHOW」では「超関西祭り」と題して、関西特有の文化にスポットを当てた。今回は関東との違いというより、関西と、関西以外の日本、というスタンス。関西人目線で物事を見ていく、という趣旨だった。まず取り上げたのは、おにぎりだ。

「関西人はおにぎりを味付け海苔で巻く」
関西では海苔と言えば味付け海苔が当たり前で、当然おにぎりを巻くのも焼きのりでは断じてなく、味付け海苔だというのだ。しかも、形は俵型。三角おにぎりに味のしない焼きのりを使う関東とはまったくと言っていいほどちがう。
みなさんはどうだろう。筆者は東京在住だが福岡出身だ。九州は関西の影響が色濃く、言われてみると子どもの頃は俵型のおにぎりに味付け海苔を巻いたのを運動会で食べていた気もする。ぜひあなたの地方で、そしておうちではどうか、Twitterで教えてほしい。上のツイートボタンを押して書き込んでもらうとうれしい。次のテーマは、カレー。

「関西人はポークカレーに馴染みがない」
これは何度か聞いたことがある。関西ではカレーといえば牛肉を入れると言うのだ。豚肉を入れたカレーはカレーではないと言わんばかり。豚肉を売りにしているとんかつ&カレーの店でも、カレーに豚肉は入れないのかと聞くと怪訝そうな顔をあからさまにし、「豚肉ではカレーが売れん」と言い張る。
ある意味、関西とそれ以外の地域を分けるもっとも適切なテーマかもしれない。わが家のカレーは牛肉が常識だ。そう言うあなたは関西人だ。例えあなたが関西ではなく東北や九州に住んでいたとしても、カレーに牛肉というなら、そこは関西なのだろう。さてあなたのおうちはどうだろう?そしてスコップとシャベル。

「関西人はスコップとシャベルが関東と真逆」
土を掘る道具として、片手で使う小さいやつと、大きくて足をかけて使うやつと、大きくに種類ある。どっちがスコップでどっちがシャベルか。関西人は小さい方をスコップと呼び、大きい方はシャベルと呼ぶのだ。ところが、関東では反対に小さい方がシャベル、大きい方がスコップだという。
まず正解はどちらか。どちらも正解なのだ。土を掘る道具を英語ではshovel、オランダ語ではschopと呼ぶそうだ。大きさで使い分ける言葉ではなかったのだ。
だがなぜか、関西と関東、それぞれで真逆に大きさで使い分けている。ちなみに筆者は子どもの頃、関西流で覚えたので今回の「ケンミンSHOW」を見るまで小さい方がスコップだと信じてここまで生きてきた。さてあなたはどう呼び分けているだろう?番組ではさらに、ふくらはぎがつる「こむら返り」を関西では「コブラ返り」と呼ぶとか、関西の葛餅は丸くてあんこ入りだとか、関西人は床屋さんでは自分で顔を洗う、などという事例まで出てきた。関西キッズはおままごとでは標準語を使う、なんてのも紹介された。

関西は不思議だ。と言うより、これほど東西であちこちちがうものかと見ていくと面白い。日本は狭いが広いのだ。そこがまた、楽しいではないか。

【文:境 治】

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