臨場感満点のナゴヤドーム「プライム・ツイン外野」は知らなきゃ損!のスーパーシートだ

SPICE

2018/9/14 17:47


東京生まれの横浜育ちの筆者にとって、名古屋はなかなか縁のない土地。しかし、今回ナゴヤドームさんから「いい席があるから来ない?」と魅力的なお誘いがあった。もともとお調子者ということもあり、「ナゴヤドームには行ったことなかったから嬉しい!」と喜び勇んで名古屋に出向いた、というのが今回のお話だ。

そのお誘いのあったシート、「プライム・ツイン外野」について、今回はレポートしようと思う。

■名古屋駅から約20分という好アクセス


さて、購入した新幹線の切符を改めて見てみると、新幹線のぞみの東京~名古屋間はわずか90分! 車内でパソコンで作業していたら、あっという間に到着し、あわや乗り過ごしそうになってしまった。改めて東京~名古屋の近さを知った感じだが、これならちょくちょく遊びに来られそうである。

ナゴヤドームまでのアクセスだが、JRで行く場合、名古屋駅から最寄りの大曽根駅までは12分。さらなる最寄りの駅となると、地下鉄名城線のナゴヤドーム前矢田駅があるが、こちらも地下鉄名古屋駅から約20分とほど近い。筆者は地下鉄経由で向かったが、駅で降りると、中日ドラゴンズ一色の案内看板がお出迎えしてくれる。

駅からは遠くに見えたナゴヤドームも、家族連れやカップルのワクワクした顔を見ながら歩いたら、あっという間に入口に着いてしまった。時計を見ると、「ナゴヤドーム前矢田駅」からドーム入口までは徒歩で5分弱くらい。そしていよいよ初ナゴヤドーム! だ。

■来てみてビックリ!ナゴヤドームにはエスカレーターが常設


この日は平日木曜日で、18:00からの試合開始。阪神タイガースとの一戦で、試合前から中日ドラゴンズだけでなく、阪神タイガースの応援団によるトランペットや声援が外野席から聞こえてきた。

「プライム・ツイン外野」は中段観客席の一角にある
「プライム・ツイン外野」は中段観客席の一角にある

球場全体を俯瞰して観られる眺めが素晴らしい
球場全体を俯瞰して観られる眺めが素晴らしい

今回、招待を受けた「プライム・ツイン外野」は、ナゴヤドームの4階にある。ナゴヤドームはコンコースのある2階とその上の3階が「下段観客席」、プライムと呼ばれる特別エリアが「中段観客席」、そしてパノラマ席のある5階が「上段観客席」となっている。フロア間は階段で行き来できるが、驚いたことにナゴヤドームにはエスカレーターがあった。筆者は東京に住んでいるが、地元の球場でエスカレーターを見たことがない。思わず飛び乗って楽々と移動させてもらった。

そうして、球場を一回りしてみたが、5Fの上段観客席はかなりの高さからの眺めとなり、名前どおりパノラマ感覚で試合を観ることになる。一方、2Fの内外野席は臨場感たっぷりの眺めで、まさにコアファンの巣窟だ。では、「プライム・ツイン外野」のある4階は? というと、専用チケットを見せないとエリアに入れない入場制限がされていた。いわば特別エリアといえるだろう。

左右も結構広く、センター側とポール側で景色が変わる。いろいろなロケーションを試してみてもいいだろう
左右も結構広く、センター側とポール側で景色が変わる。いろいろなロケーションを試してみてもいいだろう

珍しい球場内のエスカレーター。4Fに上がればそこがプライムエリアになっている
珍しい球場内のエスカレーター。4Fに上がればそこがプライムエリアになっている

4Fフロアの入口では美しい女性が「いらっしゃいませ!」と笑顔でお迎えしてくれ、気持ちよく試合に臨むことができた。

■まさにナゴヤドームの“シークレット・ポイント”


さて、「プライム・ツイン外野」の印象だが、一言にすると「こんな“オイシイ”席があったのか!」というのがホントの本音。

まるで外野席にいるような臨場感を「プライム・ツイン外野」なら味わえる
まるで外野席にいるような臨場感を「プライム・ツイン外野」なら味わえる

すでに試合が始まっていて、場内アナウンスとともに耳に入ってきたのは「ドンドンドン!」「パッパララ~!」とけたたましく鳴る応援団の太鼓やトランペットの音だ。「なんだなんだココは」「なんでこんなに応援団の音が間近に聞こえるんだ?」と思って一番前の席まで行ってみると、真下に応援団の姿が見えるではないか。

ドラゴンズ側もこのとおり。応援団と一緒に騒げるのも嬉しい
ドラゴンズ側もこのとおり。応援団と一緒に騒げるのも嬉しい

つまり、「プライム・ツイン外野」はプライムエリアでも、“外野の応援団の雰囲気がまんま味わえる”という最高の場所だったのだ。1塁側だけでなく、3塁側に足を運べば、対戦相手のタイガースの大声援も味わえる。これはビジターで足を運んでも、最高の臨場感が味わえるだろう。

そんなプレミアムなシートだが、その第一印象は「うわー、なんて見晴らしが良いんだろう!」「席幅に余裕がある!」「ちょっとリッチな気分!が味わえる」だ。

そこで、「ん?待てよ、この感覚は昔味わったことあるな」と思い出したのが、JRA(日本中央競馬会)の「特観席」。並ばずして馬券を購入でき、飲食も簡単に買えるラグジュアリーなエリアなのだが、その雰囲気が味わえるスーパーシートが、このナゴヤドームの「プライム・ツイン外野」といえるだろう。

案内役のナゴヤドーム事業推進部の近藤大輔さんに伺うと、「シートは2人1席で、その片側には常に通路があるので、通常の内外野席みたいに『通ります、ごめんなさい!』がないのがウリ」とのこと。確かに、ちょっとトイレに席を立つときにも、周りを気にする必要がない。

これだけ広く、シートも特別製。4人グループでも楽しめるのも嬉しい
これだけ広く、シートも特別製。4人グループでも楽しめるのも嬉しい

そして、なんと言っても嬉しいのが、テーブル付きということだ。野球の楽しみの一つ、球場グルメもテーブルがあれば置き場に困らず、観戦の邪魔をすることがない。

近藤さんは「カップルや仕事仲間、親子などのご利用が多いですね」という。とにかく、「がやがや」「わさわさ」していないので、落ち着いてゆっくり観戦できるのも、この「プライム・ツイン外野」のポイント。それゆえ一回利用すると、高いリピート率を誇るという。

まるで自宅にいるように楽しめる「モニターサービス」も嬉しい。これならピッチャーの球種も把握できる
まるで自宅にいるように楽しめる「モニターサービス」も嬉しい。これならピッチャーの球種も把握できる

シートは前後4列に配置。目線を上に向ければモニター映像があり、ライブ感を楽しみながらも、試合の詳細な状況を把握できるという、これ以上にない観戦環境だ。しかも、可愛い女性の売り子さんがドリンクやフードを持ってくるカートサービスもあり、席を立たずにフードやドリンクが購入できる。うーん、至れり尽くせりとはこのことか。

可愛い女性がエリア内でカートを引いてくれる。座ったままドリンクやおつまみを買えるのも嬉しいサービスだ
可愛い女性がエリア内でカートを引いてくれる。座ったままドリンクやおつまみを買えるのも嬉しいサービスだ

ほぼ並ばずに買える専用の売店も用意
ほぼ並ばずに買える専用の売店も用意

■内容を考えるとスーパー・リーズナブル!


「プライム・ツイン外野」の料金は2人分で9,400円~8,800円(※試合によって変動)。「プライム」とは「最も上等」や「極上」という意味だが、それがすぐさま味わえるのがお弁当だ。写真を見ても分かるように、通常のお弁当とは一線を画す、まさに“プライム弁当”になっている。

筆者もこのお弁当をいただいたが、肉、魚、野菜とバラエティ豊かなメニューとなっており、フルーツも付いているという充実ぶり。それより何より、とにかくウマイのだ。盛り付けも綺麗で、高級割烹店にいるかのよう。加えて、ドリンクが1杯ついているので、喉もおなかも満たされて最高の気分になれる。「なんで知らなかったんだろう」と一回来れば、病みつきになるシートだ。

もちろん、お弁当は夕食にしてもよいが、アルコール好きの筆者にも嬉しい、“おかずがおつまみ”として食べられるラインナップになっている。ビール党やお酒好きにも、満足感の高いメニュー構成といえるだろう。高級弁当とドリンク1杯、シートはテーブル付きという利便性を考えると、1人4,400円~という料金はお得なのではないだろうか。

「プライム・ツイン外野」専用のお弁当。まるで割烹料理屋のような高級感ある内容だ
「プライム・ツイン外野」専用のお弁当。まるで割烹料理屋のような高級感ある内容だ

1ドリンクが付いているのも嬉しいところ
1ドリンクが付いているのも嬉しいところ

当日に「プライム・ツイン外野」を利用していたファンに、その感想を聞いてみた。岐阜県多治見市から同僚4人で訪れた吉田和弘さん(60)は、「ゆったり観られるのが良いですね」と一度味わったらやめられない様子。「お弁当が本当に美味しく、量もちょうどいい」ということで、舌が肥えている年配者も納得のテイストといえるだろう。

一方、大のドラゴンズファンだという石井大登くん(小学6年生・11歳)は、お母さんの真由美さんと観戦。この2人は岐阜県から2時間かけてやってきたという。いつもはドラキチのお父さんと来るとのことだが、この日はお母さんとの“プライムタイム”を満喫中。真由美さんは「やっぱりテーブル付が凄く便利です」「お弁当もいつもは通常内野席で膝の上に載せて食べていますが、断然こちらの方がいいですね」と、初「プライム・ツイン外野」を絶賛していた。

若い男性グループにも聞いてみた。福岡県から来た親友の髙杉義道さん(27)を連れて、名古屋市内からきたという野田雄大(ゆうた)さん(27)は、このシートには意外な利点があると話している。「ここだと外野応援席の声がズレなく直に聞こえるんですよ」。野田さんは内野席で観戦した際、外野応援団の声が時間差で聴こえる(ズレる)のが嫌だったという。しかし、「プライム・ツイン外野」なら“リアル”で応援を味わえるため、この席が大好きなのだという。

こうして母娘で楽しめるのもこの「プライム・ツイン外野」の特長だ
こうして母娘で楽しめるのもこの「プライム・ツイン外野」の特長だ

さらに、ドラゴンズ(母)とタイガース(娘)のユニフォームを着て応援している面白い母娘を発見! 母親の矢澤克枝(よしえ)さんは、地元ドラゴンズの大ファンだ。では娘の裕未(ひろみ)さんに、「どうしてタイガースのユニフォームを着ているの?」と聞いてみると、「赤星憲広ファンなんです!」と即答。見てみると、背中に「AKAHOSHI」と書いてある。そうか、やっぱり裕未さんも地元愛なんだと気が付いた。赤星選手は愛知県刈谷市の出身。1993年、94年の選抜高校野球大会には、県立大府高校の遊撃手として甲子園に出場している。

一度利用するとリピーター率が高いとか。このご家族の笑顔を見れば一目瞭然だ
一度利用するとリピーター率が高いとか。このご家族の笑顔を見れば一目瞭然だ

■まだまだある多くの魅力


最後に筆者が「プライム・ツイン外野」に感じた、5つのモア特典をご紹介したい。

・ 上層からの視点になるので、ボールの行方を追いやすい!
・ 上層からの観戦なのに、外野応援席の臨場感あふれる“生声”や“生音”で一体感を味わえる
・感覚的には、まんま外野にいるようでいて、ゆっくり観戦を楽しめる
・ Wデートにはオススメ! のリッチな雰囲気がサイコー
・ 老若男女問わず、誰にでも自信を持って奨められる高満足度

小さい子用にキッズスペースも用意されている
小さい子用にキッズスペースも用意されている

バリアフリー対策もバッチリ。車いすや松葉杖の方でも安心して観戦できる
バリアフリー対策もバッチリ。車いすや松葉杖の方でも安心して観戦できる

ほかにも、子ども同士で遊べる「キッズスペース」、ハンディキャップを持った人にも優しいスロープ通路を完備するなど、至れり尽くせりだった。

秋の終盤戦はクライマックスシリーズへの挑戦となり、応援に気合が入ることは必至。応援団の声がリアルに聴こえる「プライム・ツイン外野」の臨場感を一層盛り上げてくれることだろう。

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