サカナクション山口が語る これからのフェスの課題は?

TOKYO FM+

2018/9/14 17:00

サカナクションの山口一郎がTOKYO FMのレギュラー番組に出演。自身の人生について語る中で、これからのフェスについてコメントした部分をお届けします。
(TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK! サカナLOCKS!」9月13日(木)放送分)



山口:今年、春フェス夏フェスっていっぱい出たんだよ。フェスをいっぱいやって、フジロックにも出た。フジロックっていうのは洋楽のミュージシャンがいっぱい出るフェスであり、他のフェスとは一線を画していると。それはミュージシャンの中でもそう思っている人が多いと思う。特に先生たちの世代だったり、ちょっと下の世代で洋楽を聴いてきた世代からすると、やっぱり伝説のステージだと。今年はそこのヘッドライナー前のステージをつとめて……フジロックはYouTubeで配信していたの。生ライブ配信していたんだな。それの同時視聴者数No.1がサカナクションだったと。だから、そういう意味でも成功を収められたと思うんだけど……。

……いろんなフェスに出て、日本のフェスシーンみたいなものをミュージシャン的観点からさらに深く感じ取ったんだけど、ひとつ思ったのは……ラインナップがいっしょだな。それは都市型フェスもそうだけど、地方もそうだし。フェスごとに多少カラーはあれど……やっぱりラインナップが似ているから、会場で会うミュージシャンもほぼいっしょなんだよ。ちょっと大きいバンドは……例えば、[ALEXANDROS]先生とか、僕らとか、アジカン先生とかのヘッドライナークラスは、出演日を散らされるので会わないんだけど、ヘッドライナー前の若手とかだと被ってくるんだよね。フレデリックなんて、今年、何回会ったか分からない(笑)。

だからフェスの課題はいろいろあると思うんだけど……、地方のフェスはなかなか同時にたくさんのミュージシャンを見られるチャンスがないからあっていいと思う。でも、先行して進化していかなきゃいけないのは、ミュージシャンがたくさん住んでいる東京で行われる都市型フェスだね。もう少しこう……カラーを出していかないと、若いお客さんがそのミュージシャンを聴いて好きになって、その先に聴いていく音楽があるわけだから。で、すごい感じるのは、僕ら世代やもう少し上の世代の子供たちがライブに来始めているんですよ。僕らが聴いてきたのと同じ音楽を聴いてきた人の子供が来ているわけ。だから音楽が本当に好きな人たちを作らないと、その子供たちも親の影響で音楽を聴くわけだから……長い目で見るとね、良くないんじゃないか。音響や演出も含めて、もう少し楽しませるっていうことに投資してほしいなってミュージシャンとして思ったかな。

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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:とーやま校長、あしざわ教頭
放送日時:月~木曜 22:00~23:55・金曜 22:00~22:55
番組Webサイト ⇒ http://www.tfm.co.jp/lock/

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