スマホの容量がパンパンな人へ、デジタル整理の心得

日刊SPA!

2018/9/14 08:52



積み重なるモノの山、溜まっていくゴミ、探し物にかかるロスタイム……わかっちゃいるけど捨てられないのが人の性。男の家は油断するとつい“汚部屋”になりがちだが、ちらかった環境は人のやる気をも削ぐ。すなわち、人生の停滞感はこの“捨てられなさ”に起因しているとすら言えないだろうか。それは“汚部屋”だけでなく、スマホでも同じことが起きている――。

◆スマホの中身をスッキリ! デジタル断捨離の心得

録画したテレビ番組を移して通勤中に視聴したり、アプリやゲームのデータ量が肥大化したりと、スマホはいつも容量ギリギリだ。これを整理するコツについて、デジタルライターの小口覺氏に解説してもらった。

「確かに、諸々のコンテンツは、スマホの容量を圧迫する要因です。しかし、動画はネットの定額配信サービスが充実しています。それらで視聴できるコンテンツなら、データを端末に残さず、視聴時だけダウンロードするのを基本的なスタイルにしましょう。アプリの場合は、設定画面のストレージ情報から、各アプリの占有データ量を一覧できます。使わないアプリの整理に役立ちますよ」

ただし、自分で撮った写真や動画は消すわけにもいかない。この残し方が課題だという。

「おすすめなのは“すべて残す”というデジタルならではの逆転の発想です。勘違いしがちですが、現実のモノ(=場所を取る)と、デジタルデータ(=ストレージの容量を食う)を同じ構図でとらえる必要はありません。なにしろ、データは現実の空間を圧迫しませんし、検索機能という強みもあります。断捨離で大変なのは取捨選択の判断ですから、その労力を省けるのは大きなメリットです」

残し方にも秘訣がある。大容量HDDやクラウドストレージを用意して、データはその中へ逃がす。これでスマホはスッキリだ。

「私はバッファローの『おもいでばこ』というネットワークHDDで、家族とデータを共有しています。データ転送も楽ですし、整理の手間も家族に丸投げできるんです(笑)」

GmailなどWebサービスの容量が限界という声も聞くが、これもHDDへ残すべき?

「容量を圧迫するのはほぼ添付ファイル。この程度の整理は労力も要らないので『古い』『データが大きい』を基準に消してOK。後々重要になるのは添付ファイルより相手のアドレスや履歴です」

デジタルデータなら、「いつか使うかも」を残すのは大アリなのだ。

(1)既存サービスで視聴できるコンテンツは削除してOK

(2)アプリを削除する際はデータ占有量一覧を参考にする

(3)データはスマホからHDDやクラウドサービスへ逃がす

(4)Gmailを消す基準は古さと添付ファイルの大きさ

<取材・文/江沢 洋 高島昌俊 田口和裕 谷口伸仁 古澤誠一郎 宮下浩純>

― 捨てまくる技術 ―

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