血も涙もある。喋って痛がる不気味の谷な小児科患者シミュレーター・ロボット「HAL」

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Image: Gaumard Scientific/YouTube

妙にリアルなゆえ、不気味の谷に落ちています。

どこの現場でもぶっつけ本番より、何事も練習を重ねていたほうが良い結果が出せるのは身をもっておわかりかと思います。特に人の命を預かる医療の現場だったら、若いお医者さんにはダミー人形でもなんでもたっぷり練習していて欲しいものですよね。

そこで医学生の練習台として、小児患者シミュレーター・ロボット「HAL」君が作られました。

子供の振る舞いをリアルに再現


designboomいわく、「HAL」君は予めインプットされたシナリオを元にしたロールプレイで、子供の治療を疑似体験できるロボットとのこと。質問にも応えられますし、一般的な子供の感情を表すことも可能。採血や胸腔チューブ挿入手術では実際に血を流し、痛がると涙もポロリ。



表情はとても豊かで、泣いたり驚いたり、不安げだったり無気力だったりと病気の子供を上手く再現しています。ついでにユーザー側が自由に表情をプログラムすることも可能なのだそうです。

身体の反応も非常にリアル


指の動きを目が追うようになっており、光を当てれば角膜が収縮。心音、肺音、横隔膜の音も再生し、脈も感じ取れるように。それに爪床を圧迫して調べる毛細血管再充満時間も再現され、指先の血液から葡萄糖のチェックもできてしまうんです。

胸腔チューブ挿入手術も、胸水を吸引する胸腔穿刺も、気管切開にも対応しており、各種計測器に繋げば重症患者のようにもなってしまい、本物の人間のように治療を体験できるのはリアルそのものです。

でもお顔が…


しかし見ているとちょっと可愛そうな気持ちになりそうなものの、イマイチ感情移入ができないのはこの三白眼が印象的な目や半開きの口をはじめとした、リアルさを追求しきれていない顔なんですよね。
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designboom via Gaumard

それに「HAL」なんて名前にしちゃって、まさか『2001年宇宙の旅』のアレと同じことをしないかどうかも気になるところ。

とはいえ目的はホントに崇高ですし、完成度もとても高いロボットです。ぜひとも医学生や研修医のみなさんには、これで練習して凄腕のお医者さんになっていただきたいですね。

Source: YouTube via designboom, Gaumard

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