秋を心地よく過ごすための『薬膳の知恵』その1~秋に出やすいトラブルとは?~

美LAB.

2018/9/13 07:50

秋を心地よく過ごすための薬膳の知恵その①~秋に出やすい症状とは?~
こんにちは。薬膳ライフバランスプランナーの倉口ゆうみです。まだまだ暑さもありますが暦の上では立秋を迎えました。そろそろ秋の準備をしていきましょう!今回から2回に分けてレッスンしていきます。まず1回目の今日は、秋はどんなトラブルが出やすいのかを見ていきましょう!

◆秋の出やすいトラブル1・乾燥による風邪・便秘・肌荒れ・空咳
【秋の出やすい3つのトラブル】
1・乾燥からくる風邪、便秘、肌荒れ、空咳などが出やすい
2・夏で汗をかき気を消耗し、体がだるくなりやすい
3・気持ちがナーバスになりやすい

この3つが秋に出やすいトラブルです。では、それぞれの項目を解説をしていきますね!

・乾燥からくる風邪、便秘、肌荒れ、空咳などが出やすい
秋に一番気を付けたいのが「乾燥」です。秋は燥邪(そうじゃ)と言って、文字通り乾燥の邪気が体に影響を与える時期です。乾燥というと、お肌のことを想像する方も多いと思いますが、体の中も乾燥するんです。それは、夏にたくさんの汗をかいて体の中の水分が減ってしまっているためです。ですので、乾燥することにより風邪をひいたり、便秘になったり、肌が乾燥して肌荒れを起こしたり、咳が長引いたりというトラブルが起こります。

体調不良
◆秋の出やすいトラブル2・夏で汗をかき気を消耗し、体がだるくなりやすい
中医学の世界では気血水で、体を構成していると考えられています。夏はこの水がとても減りやすい。と、いうのも汗をたくさんかくから。この水は涙や鼻水、汗など体内の水分のことをさします。

そして、この水は気と連動しています。ですので汗をかくと、一緒に気も減ってしまいます。この気というのは生命エネルギーです。私たちはこの気があることによって動くことができます。この気が減ると、やる気が出なかったり、声が出にくかったり、風邪をひきやすかったり、食べ物を栄養に変えることができないんです。

夏はたくさん汗をかくため、気が一緒に沢山減ります。ですので夏が終わるとなんだかだるかったり、元気がでなかったり、風邪をひきやすかったり・・・と体調がすぐれないのです。
体調不良
◆秋の出やすいトラブル3・気持ちがナーバスになりやすい。
中医学の世界では、季節と臓腑がとても密接に関連しています。なぜ、そんなことが分かるの?と思うかもしれませんが、これは中医学でとても大切にされている指針の五行色体表からわかります。

五行色体表とは、中医学の世界の万物すべてを木・火・土・金・水の5種類の物質で構成されている、という考えをもとに、自然界と人体に影響することを五行に分類し表にしたものです。

その五行色体表の肺というグループを見ていき、五志(ごし)という項目を見ると「悲」という文字あります。五志というのは感情を指しますがこれは、秋という季節は悲しみを感じる季節ですよということが読み取れます。ですので、秋に感じる悲しい気持ちや、なんだか涙が出るなというのは自然の感情です。

私たち人間には色々な感情がありますが、喜びが良い、悲しみが悪いというにはないです。どの感情も私たちが生きていくうえで大切なものなのです。だから思う存分悲しい気持ちを感じて何で悲しいのかな?寂しいのかな?と自分にじっくり向き合う大切な時間が秋、だと私は思いますよ。いつも喜ぶだけじゃ体は疲れてしまいます。陰陽のバランスが大切なのです。
◆あなたはあてはまるトラブルはありました?
今回のレッスンでは、秋にはどんなトラブルが出やすいのかを中医学目線から見ていきました。どんなトラブルがでるか、分かったらどんな対策をたてたら良いの?ということが知りたくなりますよね!それは次回お伝えしますので、次回もお見逃しなく!
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