タッキーは“陰のリーダー” 新体制へ人望厚く 先輩たちも一目置く調整能力

 ◇滝沢秀明 年内芸能界引退 ジャニー社長“後継者”に

 滝沢秀明がジャニー喜多川社長の“後継者”に決まった。ジャニーズ事務所が着々と進める新体制への移行。なぜ滝沢なのか、史上最強のアイドル王国は今後、どうなっていくのか。

 滝沢は95年に13歳でジャニーズ事務所に入るとすぐに、リーダーとして頭角を現した。ジャニー氏から信任を得て、10代半ばでジャニーズJr.のリーダーに指名された。前面に立ってJr.の人気をけん引しただけでなく、約120人いたメンバーのスケジュール管理など裏方の業務も担当。Jr.を卒業した後も後輩たちを指導し、Jr.のオーディションの審査員を務めるなど“小さいジャニーさん”の異名を取った。

 同事務所の根幹である「歌って踊れる」タレントとして、軸足はジャニー氏が最も力を入れる舞台。2010年からは主演舞台「滝沢歌舞伎」の演出も任されるようになった。

 同事務所の“年長組”には近藤真彦(54)を筆頭に少年隊の東山紀之(51)らがいるが、滝沢の調整能力は先輩からも評価されている。恒例のジャニー氏の誕生日会は発起人となって所属タレントに呼び掛け、100人以上が集まるパーティーを裏方となって取り仕切りジャニー氏を感激させた。若手の面倒見も良く、年上からも年下からも慕われる人柄でもある。

 滝沢はこの日、“後継”を託された理由について「先輩もたくさんいて後輩もいる。真ん中あたりの立ち位置で、上も下もよく分かっている世代ということがあると思います」と説明した。「最も多くのコンサートをプロデュースした人物」など3つのギネス世界記録に認定されているジャニー氏の演出に間近で触れてきたタレントには、「Endless SHOCK」に主演する堂本光一(39)もいる。しかし堂本は新人を発掘した経験がない。芸能活動引退は事務所全体のことを考えた大きな決断で、滝沢は今後裏方に専念し屋台骨を支える。

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