フジ・宮司愛海アナに聞く! 世界柔道の見どころ&柔道家の意外な素顔

ザテレビジョン

2018/9/12 06:00

柔道の世界王者を決める「2018年バクー世界柔道選手権大会」が、アゼルバイジャンの首都・バクーで9月20日(木)から27日(木)まで開催。フジテレビ系では、8日間にわたりこの熱闘の模様を放送する。

昨年の大会では、新ルールの施行という不安要素を物ともせず、14階級中7階級を制した日本。高藤直寿、阿部一二三(ひふみ)ら7選手が金メダルをつかみ、日本柔道の強さをあらためて世界に知らしめた大会となった。

今年は阿部の妹・詩(うた)が初出場し、兄と史上初のきょうだい優勝を狙う他、リオ五輪銀メダリストの原沢久喜と小川直也の息子・雄勢が100kg超級で頂点を目指すなど、さらなる進化が期待される。

そんな今年の“世界柔道”のキャスターを務めるのは、「S-PARK」(毎週土曜夜0時35分、日曜夜11時15分、フジテレビ系)でおなじみの宮司愛海アナウンサー。これまでもさまざまなアスリートを取材してきている宮司アナに、“世界柔道”の見どころや、柔道家たちの意外な素顔について聞いた。

――早速ですが、宮司アナの注目する選手を教えてください。

やはりきょうだいで出場する、阿部一二三、詩選手ですね。一二三選手の強さは言うまでもなく、詩選手はかわいらしいルックスとは違ったパワフルな柔道を見せてくれます。

また、高藤選手、原沢選手はリオ五輪のメダリストですので、今大会もメダルがどれだけ出るか、注目です!

――日々忙しくされていると思いますが、柔道の現場取材にはどれぐらい行かれていますか?

全ての合宿や大会に足を運べているわけではないのですが、できる限り道場へ行ったり、講道館にもお伺いさせていただきました。

私自身の勉強のためでもあり、また、選手の皆さんは誰が来ているかよく見てらっしゃるそうなので、インタビューのときに安心して話していただきたいという思いもあります。

――道場の空気感はどのようなものなのでしょうか。

特殊な雰囲気といいますか、静かでピリッとしていますね。柔道に打ち込んでいる姿が印象的で、そのひたむきな姿勢は、日本ならではの美しいものだと感じました。

■ 「フジテレビの中継はよく分かる」と思ってもらいたい!

――ほかのアスリートとは違う柔道選手ならではの特徴など、宮司アナにとって新しい発見はありましたか?

練習中の空気とは対照的に、選手の皆さんは意外にも気さくな方が多いんですよ。

柔道は練習も相手あってのスポーツじゃないですか。ですから、相手を倒すぞっていう気概も感じる一方で、すこしピリピリした空気に怖いなと思うこともありますが、終わった後は皆さん話しかけてくださるので、ありがたいです!

――気さくな選手で印象的な方は?

初めて行った柔道の取材が日本大学の道場でした。そのとき、大学生に混じって原沢選手や向翔一郎選手がいらしたんですけど、向選手は練習が終わってから、インターネットでずっと私のことを調べて、そこで得た情報をお話してくださって(笑)。「気さくな選手もいらっしゃるんだ」って驚きました(笑)。

――そこで柔道家のイメージが少し変わったんですね。

向選手は練習以外の部分だと、人を笑わせたり場を盛り上げたりする方みたいで。向選手だけでなく、物腰の柔らかい方が多いですね。

――番組では、野村忠宏さんが中継ナビゲーターを務められます。

4月の体重別選手権(全日本選抜柔道体重別選手権大会)のときに初めて一緒にお仕事をさせていただきましたが、レジェンドらしからぬ、とてもフレンドリーな一面を持ち合わせている方でした(笑)。

すごく優しくて、ちょっと毒舌な一面もあったり(笑)。そういうところが、とても愛される理由なんだろうなと思います。

――野村さんの解説者としての魅力はどんなところに感じますか?

選手であったからこその着眼点や、選手の方々にインタビューする時にそのすごさを感じることが多いですね。

選手の方はもちろん、野村さんのことをよく知ってらっしゃるわけじゃないですか。そんな野村さんが選手をそれとなくフォローしながら、野村さんにしか聞き出せないお話を引き出していると思います。

――今回の世界柔道で、宮司アナがキャスターとして気をつけていることは何でしょうか。

柔道を愛する方々にストレスを与えないようにきちんと分かりやすく伝えるということと、「フジテレビで中継を見たら柔道がすごくよく分かる」「より好きになる」と思ってもらえるような、そんな中継にしたいと思っています。

■ スポーツキャスターの難しさとは?

――柔道だけではなく、さまざまな分野のアスリートを取材されていると思いますが、スポーツキャスターの難しさはどんなところで実感されますか?

スポーツ選手の皆さんは自分に無いものをたくさん持ってらっしゃる方々なので、尊敬の気持ちを抱きすぎて何も言えなくなることが多々あるんです。私は運動が本当にできないので…(笑)。

「これを聞いたら失礼になるかも」とか「これは嫌な気持ちになるかも」とか、私が無知過ぎることで嫌な思いをさせてしまうかも、という悩みは常にありますね。

――それでも、アスリートの方にインタビューしなくてはいけない場面もありますよね。

そこは知識と日々の自分の積み重ねでカバーするしかないと思っています。

スポーツキャスターという仕事に就いてから4カ月ぐらい経って、少しずつ慣れてきた反面、知れば知るほど「できない!」と思って悔しかったり悲しかったり、そういうことも出てきた頃です(笑)。

「自分の人間性って何なんだろう」「心を許してくれるような人間性が自分にはあるんだろうか」みたいなことを常に考えて生きています。

――最後に、日本選手にエールをお願いします。

日本から遠く離れたアゼルバイジャンという土地で戦うのは本当に大変なことだと思いますが、皆さんがここに至るまでに苦労したことや悔しかったことがあると思うので、それを、この大会で出し切って、後悔のないような結果をつかんでいただきたいです。

絶対にメダルラッシュになる大会だと思うので、視聴者の皆さんにはぜひ、メダルの瞬間を一個一個見逃さないようにしていただきたいです。もちろん、メダルの数が全てではないと思いますけれど、頑張った結果がたくさんのメダルに結びついてほしいです!(ザテレビジョン)

https://news.walkerplus.com/article/161621/

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