『スカッとジャパン』妊婦に席を譲らない若者 乗客の「強烈なお節介」に騒然

しらべぇ

2018/9/11 20:00


(gyro/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

公共機関に設けられている「優先席」をめぐっては、度々議論が巻き起こっている。

10日放送の『痛快TVスカッとジャパン』(フジテレビ系)でも、「優先席に座っていた若者が、妊婦に席を譲ろうとしなかった」という視聴者投稿が紹介されたのだが、その再現VTRの内容に、賛否両論が巻き起こっている。

■妊婦に席を譲ろうとしない若い女性


ある朝、投稿者の女性がバスに乗っていると、妊婦が乗車してきたのだが、車内は満席状態。しかし、優先席にはスマホをいじりながら座っている若い女性が。

投稿者は大きなお腹を抱えて立っている妊婦のことが心配になり、優先席に座っていた女性に「妊婦さんがいるので席を代わっていただけないか」と尋ねた。すると、女性は「は? 私が?」と譲るつもりはない様子。

この状況に、妊婦は「ありがとうございます、大丈夫ですので」と遠慮気味。すると優先席に座る女性は続けて…

「何か私が悪者みたくなってるじゃん。誰がどこに座ろうが自由なの。出口が近いから私はここ(優先席)に座りたいの」

と、主張してきたという。

■立っていたおばさんがまさかの行動に…


この状況に、「スカッと」な展開をもたらしたのは、優先席付近で立ち、一部始終を目撃していた中年の女性。「誰がどこに座ろうが自由」だと主張する優先席に座る女性に対し「そうよね、どこに座ろうが自由よね」と同調。

すると、「じゃあ私も座らせてもらっちゃおうかしら」と、こともあろうに優先席に座る女性の膝の上に座りだしたのである。困惑する状況に、中年の女性は「だって、誰がどこに座ろうが、自由なんでしょ?」と主張。

中年女性の言動に困り果てた女性は「もう、分かりましたから…」と、席を妊婦に譲り、投稿者はスカッとしたのだという。

■妊婦が置かれている現状に苦言


視聴者からは、結果的に妊婦が席に座ることのできた結末に「スカッとした」という声や、妊婦が目の前にいても席を譲ろうとしない人への苦言が相次いでいる。







妊娠中を経験した人や、家族が妊娠中だという人からは、共感の声も。

■「投稿が悪質」との声も


一方で、優先席に座っていた女性を「若いから」という理由だけで一方的に「迷惑な客」と決めつけ、第三者が強制的にどかそうとする展開には、疑問の声もあがっている。









「元気なのに席を譲らないことは悪い」と前置きしたうえで、優先席には「目に見えない疾患持ちの人や、健常者でもとても具合が悪くて座っている場合もある」ため、「若い」という理由だけでこの内容はおかしい、と疑問を呈する声が目立つ。

また、善意とは言え第三者にあそこまでお節介をされてしまったら、「妊婦さんもさすがに居心地が悪く、気まずくなってしまう」といった声も。

■妊娠中の女性を見かけたら、席を譲る?


しらべぇ編集部が全国の20~60代の男女1,362名を対象に「電車で妊婦がいたら、席を譲るようにしている」人の割合を調査したところ、全体で59.0%の人が「席を譲る」と回答した。

((C)ニュースサイトしらべぇ)

今回のシチュエーションはバスだったが、公共機関で妊娠中の女性をみかけたら、半数以上の人が席を譲ろうと心がけているようだ。

第三者の善意によって起こったバス車内でのトラブル。優先席に座っていた女性が「若い」という理由でターゲットになってしまったが、優先席に限らず、健康な健常者が心遣いで声をかけることが理想的ではないだろうか。

・合わせて読みたい→妊婦に電車の席を譲る人は6割 「ネットの批判」におびえる妊婦の本音も

(文/しらべぇ編集部・あまぐりけいこ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年11月25日~2016年11月28日
対象:全国20代~60代の男女1,362名 (有効回答数)

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