ユニクロでダサくなってしまう人の共通点/チノパン編

日刊SPA!

2018/9/11 08:32



「モデルが着ている写真はカッコいいのに、自分が着るとイマイチなんだよな」

「本当におしゃれな人はユニクロを着こなす」という言葉どおり、着る人の個性が浮き彫りになるユニクロ。

シンプルでベーシックな服を追求しているからこそ、「アイテムの性質」「アイテム同士の相性」など、知識の有無でその完成度は変わります。とくにオフィスカジュアルの分野でユニクロを着用する場合、その差が顕著に現れます。

服に無頓着な人がユニクロを着るとどうなってしまうのか。『毎朝、迷わない! ユニクロ&ツープライススーツの上手な使い方』の著者が、その陥りがちな盲点と解決策をお伝えします。

◆30~40代のオジサン!?チノパン選びの落とし穴

「同じ絵を見ても感想が違うように、同じ着こなしを見ても、着眼点は人それぞれ違います」

年齢以上に、印象がよく見える男性がいます。もちろん、顔の造形もあるでしょうが、原因のひとつにパンツの太さも含まれるはず。パンツ選びには、各人の服の考え方が表れるからです。

服を着る目的は人それぞれ違います。着心地を優先する人もいれば、見た目のキレイさを重視する人もいます。どちらが正解というワケではありません。ですが、オフィスカジュアルとしてユニクロのチノパンを選ぶとき、幅が太いタイプは野暮ったい印象になりがちです。

ダボッとしたシルエットもさることながら、何よりゴワついたシワが原因だと私は見ています。スラックスとは異なるコットン地だからこそ、シワがゴワついて見えるのです。

アイロンを掛けていないシャツ同様、その見た目はキレイとは言えません。

◆ユニクロでチノパンを選ぶときの正解は?

ところが、着心地のみ優先させて服を選んでいる男性は、そもそも自身の野暮ったさに気付いてない可能性があるのです。では、ユニクロでチノパンを選ぶとき、どの型が正解なのでしょうか。

ユニクロでは3型のチノパンを用意しています。スキニーフィット、スリムフィット、レギュラーフィット。

足の肉付きによって最適な型紙は変わりますが、どんなに足まわりがガッチリしている男性であっても、スリムフィットチノでほぼカバーできます。

私はのべ4000人を超えるビジネスマンの買い物に同行してきましたが、体重100キロ超えの方でさえもスリムフィットでおさまりました。細身の男性はスキニーフィットを試着しましょう。

また、裾上げも重要です。最近はアンクル丈が基本です。さすがにオフィスでは足首が見えるほどのパンツを選ぶワケにはいきませんが、くるぶしがちょうど隠れる程度を基準にしましょう。

立っているときにギリギリ靴下が見えない程度にすることで、余計なシワがパンツに付かないからです。そして、オフィスではパンツに合わせるジャケットも欠かせません。

◆チノパンにはスーツジャケットでなく、目が粗いジャケットを

オフィスカジュアルの世界ではジャケパンが基本になります。ジャケパンとは、生地が異なるパンツにジャケットを合わせたスタイルです。ウール素材のスラックスのみならず、コットン素材のチノで合わせることも可能ですが、ジャケットの種類で印象も変わります。

絶対に合わせづらい組み合わせは、「ベージュのチノパン×スーツジャケット」だと私は見ています。オフィスカジュアルとスーツ、実は似ているようで別物です。

その違いはジャケットの表情にあります。毛羽立ちが強い秋冬のフランネルジャケット、通気性を確保する春夏の機能性ジャケット。両者に共通することは、生地に表情があること。

一方、ツルッとした光沢感を重視するスーツジャケットは表面が滑らかなのです。ドレス感が強いエレガントなジャケットにワークテイストが強いベージュのチノパン、上下半身のバランスを取りづらいのです。

一方、チノパンに合わせやすいジャケットは、手触りや見た目がザラッとした目が粗いジャケット。チノパンとジャケット、たった2つのアイテムを見直すだけでユニクロのオフィスカジュアルは調和するのです。<文/森井良行>

【森井良行】

株式会社エレガントカジュアル代表取締役。服のコンサルタント、「プロの目線でユニクロも好印象!」をモットーとして、のべ4000人を超えるビジネスマンの買い物に同行。bizSPA!フレッシュ連載「ビジネスマンが好印象に見せる7つの技術」、公式サイト「エレカジ」随時更新中

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