保育園で布パンツデビュー!トイトレの進め方とトレーニングパンツの選び方



おむつを変える回数が減ってきたら、そろそろトイレトレーニング(トイトレ)を始めてみてもいいかもしれません。この記事では、トイトレの進め方や、トイトレ中の保育園での過ごし方などをレクチャーします。
布パンツデビューしたい!

保育園児の布パンツデビュー目安は?
1歳半~2歳のお子さんをお持ちのママの中には、「そろそろトイレトレーニング(トイトレ)を始めようかな」と考えている人もいるのではないでしょうか?保育園に通っている子の場合は、お兄さん・お姉さんがトイレに行くのを見て、子ども自身が「自分も行きたい」と刺激を受けるケースもよくあるようです。

おしっこを漏らさずに日中過ごせるようになる目安は、だいたい3歳前後。ただしこの目安は、子どもの成長によって個人差が大きく、3歳でも膀胱が未発達なためにおしっこを溜められない子もいます。トイトレは、ママが焦っても仕方がないし、早く始めればいいというものでもありません。子どもの成長をしっかりと見極め、「始めどき」を見逃さないことが大切です。

もし保育園児でトイトレをスタートしたいと考えている場合は、一度園の先生に相談を。園によって、「1歳からおまるに座らせる練習を始める」「2歳児クラスからパンツを履かせる」など、トイトレの方針が異なります。担任の先生とこまめに状況を連絡しあって、トイトレがスムーズに進むように家庭と保育園の双方で連携することが大切です。
トイレトレーニングのやり方・進め方

トイトレ始めどきのサイン
トイトレを始めるのにおすすめの時期は、大きく分けて2つあります。

ひとつは、「2歳の夏」。ママの言っていることがだいたい理解できるようになり、簡単なコミュニケーションがとれるようになる年齢です。さらに、トイトレを始めると驚くほど洗濯物が増えるので、すぐに洗濯物が乾く「夏」が適しているというわけです。

もうひとつは、子どもの発達状況を見てスタートすること。トイトレには、「おしっこが出そうな事を大人に伝える力」と「大人の言っている事を理解する力」の2つが必要になります。「ちっち」や「トイレ」という言葉が話せるようになり、普段の生活の中でもママからの簡単な問いかけに答えられるようになったら、始めどきと考えてよいでしょう。
トイトレの進め方
トイトレの大まかなステップは、以下の通りです。

1)おむつ替えの際におしっこやうんちを認識させます。「おむつが濡れたら気持ち悪いね」「おしっこやうんちをすると、スッキリするね」ということを語りかけながらおむつ替えをしましょう。

2)トイレという場所についての理解を促します。実際にパパやママのトイレの様子を見せたり、トイトレの絵本や人形を使ったごっこ遊びをしたりするのがおすすめです。

3)補助便座やおまるを用意して、実際に座らせます。補助便座を使う際は、座ったときに子どもの足がブラブラと不安定にならないよう、ステップ付きの補助便座や踏み台を使い、足の置き場所を作ってあげます。また、トイレの空間に慣れ「トイレは楽しい」と思わせるために、トイレにキャラクターのステッカーを貼ったり、明るい雰囲気に変えたりしてもいいでしょう。

4)もじもじする、股を抑えるなどおしっこが出そうな様子があったら、トイレに誘って座らせ流ようにします。起床後、食事のあとなど決まったタイミングで誘ってもOK。成功したらシールを貼るなどのご褒美があると、子どものモチベーション維持に繋がります。

5)日中はトレーニングパンツを履いて過ごしてみましょう。2時間おきくらいにトイレに誘いながらも、だんだんと誘う回数を減らし、子どもから「おしっこ出そう」と言えるまで根気よく続けます。
トイトレを成功させるコツ
トイレトレーニング成功の秘訣は、何と言っても「小さな成功体験をたくさん積ませること」です。子どもにとってトイトレは、今までおむつにしていたのをわざわざトイレに行ってしなくてはならないので、とても面倒なことです。また、遊びが中断される、自分でズボンやパンツを降ろさなくてはならない、など、どうしても手間がかかりネガティブなイメージになってしまいがち。だからこそ、成功した際には大げさに褒めてあげ、「お兄さん(お姉さん)みたいだね!」「ママもとってもうれしいよ」ということを伝えてあげましょう。たとえトイレに座っておしっこが出なくても、便座に座れたことをたくさん褒めてあげてくださいね。
トイトレに向けての心構え
トイトレをスタートするにあたり、大切な心構えが3つあります。

第一に、焦りは禁物。他の子と比べる、上手くできないからといって叱る、無理強いしてトイレに連れて行くなどは絶対にしてはいけません。自信をなくし、自己肯定感が低くなってしまううえに、トイレに行くこと自体が苦痛になってしまう可能性があります。また、一度成功したからといって次も成功するとは限らず、後退するケースもよくあります。トイトレではどうしても一喜一憂してしまいがちですが、ママ自身が成功と失敗に振り回されないようにしてください。

そして第二に、必ず床や廊下が汚れることは覚悟しておきましょう。汚れたパンツやズボンを取り替えるのに一苦労なうえにインテリアまで汚されると、どうしてもママのイライラが募ってしまい、態度に現れてしまいがちです。トイトレの期間中、カーペットや敷物など汚したくないものは片付けておくことをおすすめします。また、雑巾や除菌シート、除菌スプレーなどの掃除道具をひとまとめにしておき、すぐにサッと掃除ができる状態にしておくとストレスが軽減できますよ。

そして第三に「おむつを卒業したい」というのは、あくまで親の都合であることを忘れてはいけません。何度トライしてもうまくいかないときは、「まだ時期ではなのね」と割り切り、トイトレを一度ストップさせることも必要です。
トイトレ中はトレーニングパンツが便利

トレーニングパンツとは
トイトレのお助けアイテム、「トレーニングパンツ」をご存知ですか? トレーニングパンツ(トレパン)とは、見た目は普通のパンツに近いですが、股の部分が何層かに重なっていて、少量のおしっこを吸収してくれるパンツです。おむつよりも吸水力が少ないため濡れた感覚がわかりやすく、トイトレが進みやすいと言われています。ただその反面、多めのおしっこだと漏れて洋服や床を汚してしまう、洗濯しても厚手のため乾きにくい、というデメリットもあります。

このトレパンを活用して、トイトレを進めるママも多いようです。では、トレパンにはどんな種類があるのでしょうか?
トレパン、紙パンツと布パンツの違い
トレーニングパンツは主に2種類に分けられます。

ひとつは、布タイプ。股の部分の布が2層、3層、4層、6層などに分かれていて、初めて店頭で選ぶママはその種類の多さに驚くことでしょう。層が多ければ多いほど吸収力がありますが、夏場は蒸れてしまいがちなので、肌が弱い子には注意が必要です。また、今まで履き慣れていたおむつから、急に層の部分がゴワゴワしたトレーニングパンツに変わるので、その履き心地を嫌がる子もいます。まずは少ない枚数を買い、子どもの様子やおしっこの回数・量を見て買い足していくと、ムダがないでしょう。

もうひとつの種類は、見た目が普通のおむつのような紙タイプ。何と言っても、今までのおむつと同様に「使い捨て」ができるのが最大のメリットです。吸収力も布タイプよりも優れているため、洋服や床を汚す心配もなく、布タイプよりストレスなくトレーニングを進めることができるでしょう。ただし、一度おしっこをすると濡れた感じがわかるシートを採用しているため、まめに取り替える必要があり、コストがかかるのがデメリットです。また日本製のものは、高性能がゆえに布タイプよりも濡れた感じがわかりづらく、「おしっこが出たことに気づかず、なかなかトイレトレーニングが進まない」という声もあります。
トレパンの選び方
いろいろなトレパンが販売されていますが、どんなものを選べばよいのでしょうか? ポイントは、季節や子どもの発育状態をしっかりチェックすることです。トレパンの選び方について、ママたちのトイトレ体験談を含めまとめてみました。

●おしっこの量は少ないものの、回数が多く、おもらしが心配だったので、初めは布タイプの3枚入り6層からスタートしました。自宅でチャレンジさせたところ、1時間であっという間に3枚を汚して消費! はじめておしっこを漏らしたときは、子ども自身も何が起きているかわからなくて驚いた様子でした。後日、10枚ほど買い足しました。

●外出時は紙タイプ、自宅では布タイプを使い分けました。紙タイプは、ズボンを汚さず便利でしたが、濡れたという感じがつかみにくかったようで、濡れていても子どもから何も言いませんでした。布タイプは4層を5枚購入。4層だとなかなか乾きづらくて、ドライヤーで乾かしたこともありました。

●夏場で蒸れが心配だったので、通気性のよいパイル地の3層と2層を3枚ずつ、計6枚用意。汚れたパンツを放置しておくと臭いがひどくなるので、汚れたらすぐに、手洗いと脱水をして外干しして使い回しました。

●初めは紙タイプからスタートしましたが、うちの子は濡れた感じになかなか気づいてくれず、普通のおむつより割高だったので、すぐに布タイプに移行しました。布は布で、4層を選びましたがすぐにびしょびしょに漏らしてしまって、洗濯と掃除がかなり大変でした。今思うと、まだおしっこをちゃんと溜められる段階じゃなかったのかも。もう少し後からスタートしてあげれば、私も子どももストレスが少なかったのでは、と後悔しています。
トイトレ中の保育園での過ごし方

紙おむつも用意すべき?
基本的に保育園では、紙パンツでも先生が時間を決めてトイレに誘い、トイレに慣れさせることからスタートさせます。その後、トイレでおしっこができそうな状態まで進んだら「トレパンか布パンツを数枚持ってきてください」と指示が出るでしょう。また、日中はトレパンで過ごしても、帰宅時は紙パンツに履き替えさせてくれる園もあります。紙おむつが必要かどうか、トイトレの方針や時期なども含めて先生に確認してみましょう。
汚れたトレパンは持ち帰り!
汚れたトレパンや布パンツは、お迎えの際に持ち帰ることになります。さらに、濡らしてしまったズボンや靴下などもあるため、トイトレ中は登園・降園時の荷物が増え、洗濯物も増えてしまう心づもりでいてください。汚れ物を持ち運ぶときに臭いが気になる場合は、消臭効果のある袋を用意したり、大きめの食品用フリーザーバッグを二重にしたりするなどして、対策しましょう。
水遊びのときのパンツは?
保育園での夏場の水遊びの際、パンツはどうするのでしょうか? これも園によってかなり違いがあるようです。トイレトレーニングが完了していなくても水着を着せる園もあれば、使い捨ての水遊び用おむつを用意するよう言われる園もあります。また、トレーニングパンツや布パンツのまま水遊びする園や、「2歳までは布パンツ、3歳から水着」と年齢で区切っている園もあります。一度、園に確認してみるとよいでしょう。
まとめ
授乳や夜泣きで夜にまとめて眠れずなかったとき、「これがずっと続くの?」とヘトヘトになっていたママも、今ではそれがずいぶん昔のことに感じるのではないでしょうか。あのときのように、トイトレもいつか終わりがきて、必ず子どもひとりでトイレに行けるようになる日が来ます。どうかその日が来るまで焦らず、保育園の先生と協力して、根気よく子どもの成長を見守ってあげてくださいね。

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