スバル・R2のネット個人取引で実感。中古車にはオーナーのカーライフが宿る!【Let’s Enjoy ”軽道楽”・その3】

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2018/9/10 18:03


今回筆者が個人売買サイトで購入した「スバルR2 R・5MT・FF仕様」は、中古車情報サイトの全国約500台のR2の中でも、数台しかヒットしないというレアな車種です。このクルマをカーオークション代行サービスとネットオークション、そして個人売買サイトで探しました。

ここでは筆者が実体験の中で感じたネットサービスの特徴と、2人のR2オーナーと直接会って感じた印象について、紹介したいと思います。

ちなみに店舗販売についても、R2の他のグレードも見ておこうと思い、ディーラー系や大手の中古車センターで良質なクルマをいろいろ回ってみました。ネット購入に比べると車両価格は割高ですが、少ない走行距離や高い品質、また納車前の補修や整備保証等、品質と手間・サービスをトータルで考えれば、なるほど決して高くはないと今になってしみじみ実感しております。

◆カーオークション代行サービス

筆者が登録したカーオークション代行サービスでは、希望する出品車両の状態を事前に写真と評価票で確認できますし、都内会場なら業者スタッフさんが実車確認も行ってくれます。また納車整備や故障保証のオプションもあります。ただし落札価格のほかに、成約手数料と車両陸送費(関東圏相当)の計8万円が上乗せされるので、低年式車狙いだと必要経費が落札価格を上回ることも。

またやはり実車を見ることができないため、調査票の評価と実車の品質と落札価格とのレベル感がつかめませんでした。

今回はR2 Rの5MTが2台ほど出品されたのですが、共に走行10万キロ超えの4WDで、会場が遠方で陸送費が高くなるために入札を見送った次第です。

◆ネットオークション

ネットオークションでは出品者が業者の場合、車検整備や名義変更等のオプションが付く場合が多く、個人では落札者の側で引き取りから名義変更まで行う条件が多い様です。業者の出品件数の方が多い印象で、信用面では売買履歴や評価が参考になります。実車確認OKの出品者が多く、自分で実車を見て判断できるのが良いですネ。

出品されるクルマは、それこそ千差万別・多種多様。中には「多走行だけど高年式」「低年式だけど少走行」「不人気だけど良程度」等、中古車市場では人気薄ながら実質本位のクルマを専門に出品している業者もあって、安く落札できそうでした。ちなみ筆者が希望するR2 Rは、関東甲信越では出品されていませんでした。

◆個人売買サイト

個人売買サイトは、小物や家具、電化製品等の取引だけかと思いきや、さにあらず。出品者が売値を付けられるので「こだわりのカスタマイズカー」や「マイナーながら根強い人気のクルマ」等、興味のある人が見れば付加価値を感じるクルマも数多く出品されているようです。

取引では直接出品者と会うことで、実車のコンディションや利用状況等を確認できます。現状渡しがほとんどですが、同一ナンバーなら名義変更を出品者が行う場合もあるようです。

前回のレポートのとおり、筆者は個人売買サイトで関東圏において候補車を2台見つけ、それぞれのオーナーさんにお会いしました。話をしていて興味深く感じたのは、やはりお二人とも「スバルR2 R・5MT・FF仕様」を選んだ理由があって、クルマの使い方やメンテナンス内容、こだわりポイントなども全く異なるということでした。

例えば用途の違いでは通勤とレジャー、便利機能ではナビやETCの有無、生活面では小物飾りやシートカバー等のカー用品、整備ではオイルやタイヤ交換、嗜好では喫煙や芳香、チューンでは車高調等、それぞれが全然違っていました。

最初は全く同じ仕様だったのに歳月を重ねる度に歴代オーナー達のカーライフが色濃く反映されて、程度だけでなく走りも機能も別モノに変わっていくのですネ。マイカー候補として自分のカーライフと照らし合わせながら、あらためて強く実感した次第です。

今回は3種類のネットサービスの特徴だけでなく、オーナーと直接会って交渉するプロセスを通じて「中古車にはオーナーのカーライフが宿る」という奥深さを垣間見た気がしました。これも店舗購入ではできない体験で、「Let’s Enjoy “軽道楽”」に相応しいと感じているところです。

次回は、初めて自分で行った軽自動車の「名義変更」と「希望ナンバー」についてお伝えしたいと思います。

(星崎俊浩)

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