西郷どん新キャスト発表、上白石萌音が西郷従道の妻役「地元舞台で大変光栄」

 俳優の鈴木亮平が主演を務めるNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」(日曜後8・00)の新キャストが10日、発表された。明治時代に突入する第39回(10月21日放送)以降に映画「万引き家族」(監督是枝裕和)で注目を浴びた子役・城桧吏(かいり)や女優の上白石萌音らが出演する。

 城は西郷吉之助(鈴木)と愛加那(二階堂ふみ)の長子、西郷菊次郎の9~12歳を演じ、14歳からは今井悠貴が務める。

 上白石は西郷従道(錦戸亮)の妻、清を演じる。清は西南戦争の後、賊軍の将の妻となった糸や隆盛の子・寅太郎たちを支援し続けた。

 鹿児島出身の上白石は「故郷鹿児島に帰る度に、街中が『西郷どん』一色なのを目にしていましたが、まさか携わらせていただけるなんて本当に光栄に思います。大切な地元が舞台の物語の一部となれること、大好きな方言をせりふとして話せること、かみ締めて参加させていただきます」と抱負を語った。

 薩摩ゆかりに人々では篠原国幹役を榊英雄、別府晋介役を篠原悠伸、辺見十郎太役を持永雄恵、市来宗介役を前川優希が担う。

 新政府では明治天皇を能楽師・野村万之丞が演じる。万之丞は大河初出演。岩倉具視らによって「王政復古の大号令」が発布され、天皇中心の国家体制が築かれる中、東京に皇居を移し近代国家の君主となる。

 井上馨役を忍成修吾、山県有朋役を村上新悟、板垣退助役を渋川清彦、大隈重信役を尾上寛之、三条実美役を野村万蔵が務める。

 また、番組ラストの大河紀行で「西郷どん紀行~この道 この船~」のテーマ曲を竹原ピストルが手掛けることも発表された。

 制作統括の櫻井賢氏は「最終章『明治編』は、大きな二つの軸で描かれます。それは、西郷隆盛と大久保利通が、国を巻き込んで繰り広げる『友情の物語』であり、愛加那が生んだ息子・菊次郎と父・西郷隆盛の『親子の物語』です。9歳で島から薩摩に渡り、継母となる糸のもと西郷家に預けられ、やがて西南戦争にも従軍する西郷菊次郎の目線で、父・西郷隆盛の最期を描くことが最終章の新たな見どころとなります」と明治編の見どころをアピールした。

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