アミノ酸足りてる?アミノ酸はたった20種類で万能の働き!その種類を徹底解説!

YOGA HACK

2018/9/8 11:50

よく聞くけど、アミノ酸って何?


まずそもそもアミノ酸とは何なのでしょうか。

アミノ酸はタンパク質の原料!


結論的に言えば、アミノ酸は身体の20%を占めるタンパク質を構成する原料です。これは水分以外の部分の50%にあたります。ですから人間の約20%はアミノ酸でできているといっても過言ではありません。

具体的には、人間の肌や毛髪、そして筋肉や骨、内臓、あるいはそのように目に見えるものだけではなく、赤血球、白血球、ホルモンに至るまでの身体の中のほとんどの物質はアミノ酸でできているか、生成するうえでアミノ酸をエネルギー源にしています。

ですから人間、いや人間だけではなく生物全てが生存していくうえで、アミノ酸は絶対必要なものなのです。

タンパク質とはどういう役割?


そしてアミノ酸から作られるものがタンパク質です。タンパク質こそが、アミノ酸が構成されて、栄養、肉体、血液、酵素、ホルモン、抗体になっているのです。

しかし実はアミノ酸は人間の身体の中には20種類しかありません。その20種類がさまざまに組み合わさって、10万種類以上のタンパク質となっています。

アミノ酸の種類には何があるの?


ではアミノ酸にはどのような種類があるのでしょうか。

よく聞くプロテインやBCAAもアミノ酸ってこと?


まず身近なところで言うと、筋トレ時によく飲むプロテインも、あるいは筋肉を作るために飲むサプリメントに配合されているBCAAも突き詰めればアミノ酸です。なぜなら、プロテインの原料はほぼ100%タンパク質ですし、BCAAも内訳は、バリン、ロイシン、イソロイシンというアミノ酸だからです。

アミノ酸の効果って?


ではアミノ酸はどのような効果を身体にもたらしているのでしょうか。

1つはしっかりした肉体を作り出していることです。この「肉体」には肌も髪の毛も、そして爪も入ります。なぜならすべての肉体も筋肉も内臓も、そして肌も毛髪も爪も原料はタンパク質であり、つまりはアミノ酸だからです。

またアミノ酸はエネルギー源として、体内の生命活動すべてを支えています。

さらにアミノ酸は、脳の働きを活発にし、感情を健康な状態に維持する神経伝達物質の材料でもあります。したがって、アミノ酸があるおかげで集中力が維持され、明るく元気な感情を維持して生きていけるのです。

アミノ酸はいつ、どのくらいの量摂取するのが良い?


このアミノ酸は体内で作ることができる10種類の非必須アミノ酸と、1種類の準必須アミノ酸は、生命活動によって自然に補給されますからあえて必要摂取量というものはありません。摂取が必要なもの、つまり食品で体外から体内に補給してあげる必要があるものは必須アミノ酸の9種類です。

その必須アミノ酸は、9種類合わせて体重1㎏あたりに対して1日377.5mg摂取することが必要とされています。つまり50㎏の体重だとしたら、1日に18.875gは体外から摂取しないと、上で挙げたような健康な身体と精神を維持できないのです。

アミノ酸はたった20種類しかない


今書いたように、アミノ酸は非必須アミノ酸で10種類、準必須アミノ酸で1種類、必須アミノ酸で9種類の合計20種類しかありません。このわずか20種類の組み合わせで複雑な人体を構成し、生命維持活動を支えているのです。ではその20種類を簡単にご紹介しましょう。

必須アミノ酸

バリン(Val):バリンはイソロイシン、ロイシンとあわせてBCAAと総称されています。働きは筋肉を維持することです。イソロイシン(Ile):イソロイシンも筋肉をつくっています。さらに赤血球のヘモグロビンも形成しています。ロイシン(Leu):ロイシンは幼少時の成長と成長後の筋肉維持のために大切な必須アミノ酸です。メチオニン(Met):メチオニンはアミノ酸からタンパク質をつくる場合に、最初に原料になるアミノ酸です。さらに脂肪をエネルギーに変換するうえで重要な働きをします。リジン(Lys):リジンは脂肪をエネルギーに変換するうえで必要なカルニチンという物質の材料になります。フェニルアラニン(Phe):フェニルアラニンは、同じくアミノ酸のチロシンを経由して、神経伝達物質のドーパミンやノルアドレナリンになり、正常な感情や脳の活動を支えます。トリプトファン(Trp):トリプトファンも神経伝達物質セロトニンの材料です。したがって、脳の活動や健全な感情を維持します。スレオニン(Thr):スレオニンは成長を促進し、肝機能を正常に維持します。ヒスチジン(His):ヒスチジンは赤血球のヘモグロビンに多く含まれています。また白血球を作る上で重要な働きをします。アルギニン(Arg):アルギニンはインスリンやグルカゴンといったホルモンの分泌を促進し肝機能を正常に維持します。さらに男性の勃起機能を支えます。

準必須アミノ酸(グルタミン:Gln)


グルタミンはグルタミン酸とアンモニアから体内生成される非必須アミノ酸です。しかしストレスなどで不足する場合も多いアミノ酸です。働きは、免疫細胞を活性化することです。

非必須アミノ酸

グリシン(Gly):グリシンはコラーゲンの33%を占める材料です。したがって肌のハリとうるおいを維持します。さらに睡眠の質をよくします。アラニン(Ala):アラニンはエネルギー源として働きます。セリン(Ser):セリンはタンパク質分解酵素などの酵素を構成し、食べ物の消化や情報伝達を促進します。チロシン(Tyr):チロシンはドーパミン、ノルアドレナリン、甲状腺ホルモンなど多くのホルモンの原料です。さらに表皮で黒くなって体内を紫外線から守ります。しかし多すぎるとシミになります。システイン(Cys):システインはタンパク質をつくる上で多くの役割を果たします。アスパラギン(Asn):アスパラギンは20種類の中で最初に発見されたアミノ酸です。水素を作り出し、身体に栄養を与えます。プロリン(Pro):プロリンはコラーゲンの材料として、肌のうるおいやハリを実現しています。アスパラギン酸(Asp):アスパラギン酸は神経伝達物質の原料になります。グルタミン酸(Glu):グルタミン酸はタンパク質をつくるアミノ酸です。また神経が興奮するための情報を伝達します。

まとめ


いかがですか。

アミノ酸はわずか20種類しかありませんが、その働きは書きつくせないほど多様で、かつ健康な身体と精神にとってはなくてはならないものです。

そのうち特に必須アミノ酸は本来は食品で摂ることが望ましいものですが、必要摂取量がそれでは補給しきれない場合はサプリメントなどで補充する手段を取るなどして、十分に体内に与えるようにしましょう。

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