ストップ地球温暖化の切り札? 水素を運ぶ自動操船ヨットのコンセプト・デザイン

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Image: Mistletoe

これからは水素がキそうです。

最近は自動車も飛行機もバイクもEV化が主流ですが、貯蔵・運搬に向いている水素もまた注目すべきエネルギーとして可能性が見出されています。

そこでMistletoe株式会社は、再生可能エネルギーで生成した水素をタンクに貯蔵し、小型自律分散自動操船ヨットで大都市や離島などに海上輸送しようという計画を練っています。

彼らはスタートアップ「everblue technologies」を設立し、未来的な無人ヨットを海に放とうとしているのです。まずは、そのイメージ映像をチェックしてみてください。


ヨットのメカニズム


「everblue sailing boat(仮)」と名付けられたこのヨットは。全長10mで前高16m。これが直径1m、長さ5mの水素タンクを一本積んで海を自律航行します。気象状態や風向きにより自らルートを決め、風力で進む賢いボートなのです。

装備は360度カメラと3軸ジャイロスコープと3軸加速度計、そしてLIDERとレーダーを持ち、5G通信でほかのボートたちと隊列を組んで進みます。なお「everblue sailing boat(仮)」は水中翼があるので、水面から浮上して、水の抵抗を極力受けずに進みます。風速8m/sの最高速は50㎞/h、平均速度は20㎞/hを目指すとしてます。
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Image: Mistletoe

水素タンクは水素自動車40台分相当のエネルギーを満タンにできる容量を持ち、海を超えて各地へ配達します。洋上にはドッキングステーションを備え、ヨットはここで水素の補給や貯蔵を行なうのです。目的地に到着した水素は、ほかのの洋上燃料電池施設にて電気に変換。そこから陸上に電気を届けるようになります。

将来の水素社会で活躍


日本政府は2050年までに水素社会を実現するべく、水素エネルギーを活用した「水素基本戦略」を策定したとのこと。ヨーロッパでは生可能エネルギーが余り出したことを受け、余剰電力で水素を作り、貯蔵しようという動きも起こっています。

火力や原子力、化石燃料に頼らずとも、この地球は太陽光に地熱、風力、潮力、波力など発電には事欠きません。そこから生み出したエネルギーを水素、そして電気に変えて人々が生活できたら、さまざな問題が解決されるでしょうね。

Source: YouTube via Mistletoe

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