「努力をし続けた男」谷繁氏が広島・新井を称賛 「打席でのやりとりが面白かった」

AbemaTIMES

2018/9/10 07:00


 「この間、神宮で試合前にティー打ってたから、少し茶々を入れてやろうと思って。いくつまでやるの? って聞いたんですよ。そうしたら『60歳までやろうと思っています』って。そりゃ無理だろう! って話をした翌々日に引退会見。じつにカワイイ後輩ですよね(笑)」

9月5日に引退を表明した広島の新井貴浩内野手(41)について、野球解説者の谷繁元信氏(47)が言及。2000本安打を達成した二人だからこそ理解し合える胸の内、さらには二人のエピソードを明かした。

「努力をし続けたことじゃないですかね」

しばしの沈黙を破って、谷繁氏は口を開いた。ともにプロ野球の第一線で長く活躍した二人。谷繁氏は現役生活で2108本のヒットを放ち、新井もまた2201本(9月8日時点)のヒットを放っている。その陰には「努力しかなかったはず」と話し、今までの労をねぎらった。

「自分のことを話すようで気が引けますが、僕もそうですけど、彼についても、多くの人が2000本を打ったという認識をあまり持っていないはずなんです。それでも打ったという事実がある。そこには、相当の努力が必要なんです。そして新井は、それをやり続けた男なんです。だから悔いは残っていないと思いますよ」

さらに現役当時の対戦を振り返った谷繁氏は、「打席でのやりとりが面白かったな」と笑顔を浮かべながら次のように続けた。

「例えば初球、ボールから入った時に新井がグッと打ちに来た。そんな時は『おっと危ない。今の初球をストライクで入ったら、打たれていたな』とか言うんです。そうすると新井が、ニヤッと無言で笑うんですね……」

対戦成績を思い返して「どちらかと言えば打たれていたかな」と話す谷繁氏に、「打者・新井」を表現してもらった。

「当初はストレート一本狙いで、変化球はからきしダメ(笑)。そんなバッターでしたけど、年を追うごとに変化球も狙ってきて。自分の打てるポイントをしっかり持っているバッターでしたね。誰からも憎まれず、愛される。愛嬌のあるいい男でしたね」

谷繁氏の話したように、引退会見で「自分は大したセンスもないし、練習することでここまで来させていただいた」と自身の現役生活を謙虚に振り返った新井。個人、チームとして、今シーズンどのようなフィナーレを飾るのか。広島ファンはもちろん、野球ファンの注目が集まっている。

(C)AbemaTV

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