iPhoneの価格はどうなる?トランプ政権による中国への追加徴税で、Appleがコメント

かみあぷ速報

2018/9/9 15:00


激化する米中の貿易戦争、トランプ大統領は中国に対し大幅な関税強化による経済制裁を引き続き行っているのですが、その影響は懸念されていた通りになってきました。

そして以前トランプ大統領がiPhoneを課税対象から外す事を約束したものの、新たな追加徴税の発表によりAppleへの打撃は避けられないものとなりそうです。

■Appleがコメント


現在米中間では激しい貿易戦争が繰り広げられており、アメリカが行なった輸入製品に対する追加関税340億ドル(約3兆7,741億円)に対し、中国側も同様に340億ドルの追加関税で応戦しています。

そしてトランプ大統領は7月に関税範囲を広げ160億ドル(約1兆8,820億円)を追加、さらに2,000億ドル(約22兆円)の追加関税も予定している状態です。



合算すると2,500億ドル(27兆7,512億円)ものとんでもない規模の関税となり、この額はアメリカが中国から輸入している総額の半分にも昇るそうで、ざっくりアメリカ国内での中国製品が1.5倍の値段に跳ね上がる事に。

この影響はiPhoneの関税回避を約束されたAppleにも確実に影響を及ぼすもので、Appleが出したコメントではApple Watch・Mac mini・AirPods・HomePod・Apple Pencilなどのデバイス、充電器・ケース・カバー・アダプタ・ケーブルなどのアクセサリが対象になるとの事。



また研究施設やデータセンターの運営にも多大な影響を及ぼすとも説明しており、iPhone以外のApple製品値上げはほぼほぼ避けられない状況と言えるでしょう。

当然日本や関係諸国でも上記に挙げたApple製品の値上げは避けられないでしょうし、研究施設などの影響からもiPhoneが値上げせざるを得ない状況になる可能性も



トランプ大統領は、「中国がアメリカの技術を盗んだ」「安い中国製品のせいでアメリカ製品が国内で売れにくい」事を理由にこの貿易制裁を行っていますが、関税は回り回って自国民の消費に直結します。

さらにこの関税制裁を「今年11月の中間選挙へ向けてのパフォーマンスだ」と批判する声も上がっており、トランプ大統領がこの貿易戦争で消費者を視野に入れていない事が浮き彫りとなりました。

■まとめ


Appleは「これらの関税ではアメリカが最も打撃を受け、アメリカの成長と競争力が低下し消費者への販売価格が高騰することになる」と説明しており、双方にとって何の得にもならないとしています。

日本にとってあまり影響のなさそうな感じがしなくもないですが、中国からの輸入製品を利用したアメリカ製品が半強制的に値上げする事となるので、その影響範囲は世界中になると関係者は話しているそうです。

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