技術の進歩で旬がなくなる? 「秋の味覚ではなくなっている食べ物」を調査してみた

しらべぇ

2018/9/8 17:30


まだまだ夏らしさが残るが、日が落ちるのが少しずつ早くなってきた。夏バテで疲れたカラダを救う「食欲の秋」の到来だ。

しかし、保存技術やハウス栽培などが普及し、食べ物の旬が以前よりはっきりしなくなってきたのも事実。では、いわゆる「秋の味覚」の中で、秋らしさを失いつつあるのはどんな食材なのだろうか?

しらべぇ編集部は、秋の代表的な食材「柿/栗/鮭/さつまいも/サンマ/新米/ナス/ぶどう/マツタケ/りんご」の中から、全国20~60代の男女1,344名に「もっとも秋の味覚ではなくなっている食べ物」を選んでもらった。

その上位をランキング形式で発表しよう。

■第5位:ぶどう


(©ニュースサイトしらべぇ)

ぶどう狩りは、秋の代表的な行楽のひとつ。その年の秋に実ったぶどうでつくったワインの新酒、ボージョレ・ヌーボーは毎年11月に解禁され、話題となる。

しかし、デラウェアなど夏に採れる種類も人気のせいか、秋らしさはやや薄く感じられるようだ。今回の調査では、10.1%の人が「秋の味覚ではなくなっている」と回答した。

■第4位:サンマ


(©ニュースサイトしらべぇ)

「秋刀魚」とも書くサンマは、その名のとおり秋の味覚の代名詞。しかし、冷凍技術の進歩によって、冷凍ものなら比較的長い期間、美味しく味わえるようになっている。

10.3%が「秋の味覚」と呼ばれることに違和感を持っているようだ。

■第3位:鮭


(mlharing/iStock/Thinkstock)

産卵のため、産まれた川を秋に遡上し、「秋味」とも呼ばれる鮭。ところが、13.2%の人は「秋の味覚ではなくなっている」と回答。

これは、養殖サーモンが広く普及し、国産のシロザケやカラフトマスよりも生食が可能な養殖ものが身近になっているためかもしれない。

■第2位:ナス


(y-studio/iStock/Getty Images Plus)

「秋茄子は嫁に食わすな」ということわざがある。解釈はさまざまだが、「秋に美味しくなるナスは、嫁に食べさせたらもったいない」と捉えられるのが一般的だ。

ところが、ハウス栽培によって年中身近な野菜になってしまったのも事実。17.0%の人が「秋の味覚ではない」と回答した。

では、もっとも「秋の味覚ではなくなった」と答えた人が多かった食べ物は…

■第1位:りんご


(kitchakron/iStock/Getty Images Plus)

19.7%の人が選んだのは、「りんご」。たしかに、ジュースやスイーツ、お菓子などさまざまに加工されたりんごが、一年中いつでも手に入る。りんごの旬は8月末から12月にかけてではあるものの、とくに「秋」というイメージではないのかもしれない。

■マツタケや新米や秋イメージ強し


ちなみに、人口栽培ができないマツタケや日本人の暮らしにもっとも根づいた秋の味覚とも言える新米は、それぞれ4.4%とかなり少ない結果となった。

(©ニュースサイトしらべぇ)

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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2018年8月31日~2018年9月3日
対象:全国20代~60代の男女1344名(有効回答数)

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