木村拓哉と二宮和也のトークがどこか不自然な理由

wezzy

2018/9/8 13:15


 2016年に巻き起こった“SMAP解散騒動”以降、様々なスクープが飛び出して窮地に立たされているジャニーズ事務所。現在は、が体を張って事務所の好感度を支えていく戦略を取っている。特に顕著なのが、木村拓哉(45)と二宮和也(35)が映画で共演したことだろう。

先月24日から公開中の映画『検察側の罪人』で、俳優として初共演を果たした木村拓哉と二宮和也。この宣伝のため2人は様々なバラエティ番組で共演しており、映画の封切り後もまだまだ共演番組のオンエアが続いている。

今月2日には二宮和也の冠番組『ニノさん』(日本テレビ系)にも木村拓哉がゲスト出演。番組では、スマホでメッセージをやり取りしてゲストは誰かを当てる企画を実施した。

バカリズム(42)が「スマホでよく見る動画はなんですか?」とメッセージを送ると、木村拓哉は「ネットで水着美女なども拝見してます」と返信。二宮和也は大先輩とは知らずに「スケベなんだ。基本スケベなんだなぁ」と少々失礼なコメントをして場を沸かせた。さらに9日放送回にも引き続き木村拓哉が出演し、嵐と二宮和也について語るという。

9月4日に放送された『PON!』(日本テレビ系)にも木村と二宮が登場し、木村は二宮和也のことを「『ぼく不健康ですけど……』みたいにしているけど、すごく反射神経いいと思っている」「フットワークがすごくいい」「嵐の中で“5分の1”になった時のパワーの出し方も好き」とべた褒め。

さらに木村は、嵐を「バランスがいいグループ」と評価し、「博学的なキャラ(櫻井翔・36)もいるし、MJ(松本潤・35)みたいな“バーン”ってキャラもいる」「かと思ったら『リーダー誰だっけ?』『僕です……』みたいな感じの大野智(37)もいるし、そのメンバーを素直に集められる相葉雅紀(35)もいるし……」と分析した。また、今後やってみたいこととして「ニノんち行きたい」と言い出す場面もあった。

先輩として所属する芸能事務所の後輩を絶賛すること自体はなんら珍しくない。むしろ事務所としては推奨していることだろう。しかし、SMAPと嵐といえば長く続いた事務所内の派閥争いの影響で、『紅白歌合戦』(NHK)など大きな歌番組以外での共演は、ほとんどなかった。そのような状況から、現在の不自然さにファンは戸惑っている。

木村拓哉と二宮和也のトークがどこか不自然なのは、それがヨイショ合戦になっているからだ。これまでほぼ共演がなく交流も薄かった二人が、映画共演で切磋琢磨したとはいえお互いをべた褒めし合うのは、まるで手のひらを返したようで違和感を発生させているのだろう。

『検察側の罪人』PRに際して、ジャニーズ事務所はテレビや雑誌などのメディアに対し、「“元SMAPの”と呼ばないように」と通達したという。木村拓哉だけでなく、中居正広(46)の肩書きにも“元SMAP”とつけることをついに禁止したそうだ。SMAPの記念日である9月9日を目前にして、SMAPは完全消滅したことになる。

『検察側の罪人』は興行通信社による「全国週末興行成績」で2週連続1位を獲得。興行収入はすでに14億円を突破し、ヒット作といえるだろう。木村・二ノ宮ペアでの作品が、もはや派閥なきジャニーズ事務所の今後の方針を占うものだったとしたら、この戦略はまずまずの成功といってよいのかもしれない。

(ゼップ)

あなたにおすすめ