バーバリー、“毛皮廃止”をついに発表

バーバリーが、今後、自社製品に毛皮を使用しないことを発表した。同ブランドは1856年の創業以来、ウサギやキツネ、ミンク、アライグマらの毛皮を使い続けてきたが、ここ数年にわたり動物の権利団体から槍玉に挙げられていたことを受け、遂にヴェルサーチやグッチといったライバルブランドに続いて毛皮を廃止する運びとなった。

「弊社は既に販売不可の製品を再利用、再生、寄付、リサイクルに回してきましたが、このような尽力を拡大する予定です。バーバリーではポジティブな変革を推進しています。その私たちの目標は弊社の経営における全資源の消費だけでなく、周囲のコミュニティまでも含まれるのです」

そして今月17日に開催されるロンドン・コレクションにて、同ブランドは初の動物不使用のコレクションを発表する予定だとし、CEOのマルコ・ゴベッティ氏はこう話している。

「現代の高級品とは、社会的そして環境的に責任を負うということです。この信条はバーバリーの核となっていて、長期的な成功を収める鍵なのです。商品に注いできた創造性を、同じくバーバリーのあらゆる箇所に注ぐのです」

また、動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)の広報ミミ・ベケッチ氏は、「ごく僅かながらいくつかのファッションブランドは現代化を拒否し、溢れかえるほどの毛皮反対に関する意見に耳を塞ぎ、場違いな姿をさらしています」「今変わりつつある業界の中に留まりたいと考えているなら、コート、襟、袖に使用するため動物から毛皮を奪うといった行為をやめる以外の選択はありません」と自身の見解を示した。

一方、動物福祉団体ヒューメイン・ソサエティ・インターナショナル(HSI)のウェンディ・ヒギンス氏は「HSIはバーバリーにおよそ10年前に毛皮の使用を即やめて欲しいとコンタクトを取りました。このアイコニックな英国ブランドが遂にファーフリーとなったことをうれしく思います」「英国に住む人々のほとんどが毛皮の残酷性を望んでいませんので、この英国を代表するブランドは全く持って正しい決定を下したのです」と語った。

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