礼儀・礼節を大切にしたら、わずか3年でトップセールス パーソンに


リーダーとして、部下や後輩に礼儀・礼節を教えていくこともマネジメントの一つです。とはいえ、育ってきた時代背景が違う若手に、何をどう教えれば上手く伝わるのでしょうか。

朝倉千恵子著『コミュニケーションの教科書』より、ビジネスに効く礼儀・礼節をご紹介します。
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デキるビジネスパーソンは礼儀正しい


社員教育のコンサルタントとして活躍している著者は、最初からトップビジネスウーマンだったわけではないようです。23歳で結婚し、子育てに勤しんでいた時期を経て、32歳で離婚。

生活のために証券ファイナンスで働き始めた当初は、自信がなくてオドオドビクビクしていたのだとか。

かつては人とのコミュニケーションも上手くはかれずにいましたが、再就職先で礼儀・礼節を徹底して実践していくうちに、わずか3年でトップセールスパーソンになっていったのだといいます。

コミュニケーション能力を左右するのは、性格ではなく、礼儀・礼節。しかも、それは何歳からでも身に付けられるとわかったのです。この瞬間から私の人生が大きく好転し始めました。(中略)礼儀は生きる力であり、相手に対する思いやり、優しさを形にしたものです。礼儀正しい人を人は嫌わないのです。コミュニケーションも当然上手くいくようになります。
6~7ページより引用

概念的に捉えられがちな礼儀・礼節ですが、著者はこう語ります。

デキるビジネスパーソンの成功法則「ABCD法則」
「(A)当たり前のことを(B)バカにしないで(C)ちゃんとやる。それが(D)デキる人である。」

具体的には、「問いかけられたら『はい』と返事をする」「背筋を伸ばして椅子に座る」など。

些細なことではありますが、商談の際にいつ会ってもきちんとできている人。たしかに、印象がいいものです。
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「きちんと話を聞いている」ということをカタチに表す


たとえば、「なるほど、なるほど」と繰り返し言うのは、相手より自分が上位に立っているという偉そうな印象を与えます。上司が部下に言う分には構いませんが、部下から上司への「なるほど」は失礼になります。お客様に対しても同様です。
118ページより引用

「なるほど」を連呼する若手、たまにいますが、どこからどうたしなめようか考えているうちに、タイミングを逸することがよくあります。

コミュニケーションを図る上で、相手が誰であっても「なるほど」は、なんだか横柄な印象を与えがち

人の話を聞く上で、「きちんと話を聞いている」ということをカタチに表すことが肝要であると著者はいいます。相手もその様子を見て感じとることで、「この人にはしっかり話そう」と思うようになるのだとか。

さらに、合いの手にも感情を込めて「あなたに興味があります」という姿勢で聞いていくと、相手もこちら側の話に興味を持ってくれるのだといいます。

ただ、あれがダメこれがダメという表面的な礼儀・礼節だけではなく、その背景やロジック。指導する側も、常日頃よく考えておくことが、説得力に繋がるようです。

コミュニケーションの教科書


著者:朝倉千恵子
発行:フォレスト出版
定価:1,400円(税別)

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