梶裕貴、待望のアニメ化「曇天に笑う 外伝」で見た“もうひとつの晴天”

アニメハック

2018/9/7 19:30

インタビューに応じた梶裕貴
インタビューに応じた梶裕貴
 唐々煙氏の人気漫画を劇場アニメ化した3部作の後篇「曇天に笑う 外伝 桜華、天望の架橋」が9月1日に封切られた。世に災いをもたらす大蛇(オロチ)討伐を描いた「曇天に笑う」の後日譚が展開される今作。物語の中核を担う曇三兄弟の次男・空丸役の梶裕貴が今作で見たものは、登場人物たちの成長と葛藤、そして三兄弟の未来を照らすかのごとき“晴天”。3部作完結までの歩みを「外伝と言いつつ、ここまで含めて『曇天に笑う』というひとつの物語だったように思えます」と振り返る。(取材・文・写真/編集部)

――2014年放送のテレビアニメ「曇天に笑う」から約4年。曇三兄弟の長男・天火の「犲(やまいぬ)」時代を描いた前篇「決別、犲の誓い」、金城白子の壮絶な過去が明かされた中篇「宿命、双頭の風魔」を経て、ついに「曇天に笑う 外伝」が完結を迎えましたね。

キャラクターの過去にスポットが当たった話を経て、後篇は空丸を軸に、武田、錦、宙太郎、そして新たに登場する虎と亞華羽(あげは)らのドラマが詰まっています。原作を読んだ時から、演じてみたいと思っていたエピソードなので、ようやく時がきたなという感じです。

――梶さんにとっても待望のアニメ化だったわけですね。原作漫画のどういったところに惹かれたのでしょうか。

後篇にあたるエピソードに関して言えば(テレビシリーズの)その後の話なので、「曇天に笑う」という作品らしい切なさ、そして空丸の成長を強く感じました。読めば読むほどに「このシーンを演じることができたらな」とか「このシーンはきっとこういう気持ちになるんだろうな」と頭に浮かんできました。

テレビシリーズの段階でキャラクターの魅力やドラマチックな要素は色濃く描かれていましたが、外伝を見ることで、彼らがどういう気持ちでその時間を過ごしていたのか、戦いを経てどのように変化・成長したのかがわかります。この人はこんな思いを持ってがんばってたんだな、がんばっていくんだなと。ある種、家族になったような気持ちで応援したくなるんです。「曇天に笑う」のたくさんのドラマが、さらに深く胸に刺さってくると思います。

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