夏から秋は「かかと」が荒れやすい!?その理由とケア方法とは?

アサジョ

2018/9/7 18:14


 夏のサンダル履きなどで「かかとが荒れて真っ白!」なんてことはありませんか? そこで、皮膚科医の今井亜希子さんに「かかと荒れ」のケアについて、お話をうかがいました。

今井さんによると、かかと荒れの原因は、乾燥によるものが大きいようです。夏は足も汗で湿っているので気にならないことも多いのですが、足の裏には皮脂腺がないため、実は乾燥しているのだそうです。また、乾燥以外にも原因があります。体重の約70%の圧力がかかるかかとの皮膚は、日々重圧に耐えて衝撃を吸収するため、皮下脂肪が厚くて血流が悪くなりやすい部位。クーラーなどでの冷えから起こる血行不良や、靴や歩き方によって起きる摩擦により、夏でもかかとが硬くなる「角化」が起こるそうです。

かかとはよく見える位置にないため、荒れていても気づかないまま「ひび割れ」などに発展してしまうケースもあります。ユースキン製薬が2018年2月に行った調査で、普段かかとのケアを行っていない人を対象に自身のかかとを携帯やスマホで撮影し確認してもらった結果、約半数が「かかとのケアの必要性を感じた」と回答したといいます。逆にいえば、写真に撮って観察しなければ、かかとの乾燥や荒れに気づくことはなかったということですね。そこで、ユースキンでは、かかとなど足の荒れの気づきに有効な方法として、「フットセルフィー」を紹介しています。その手順は次のようになります。

1.【撮る】自分の足をスマートフォンで撮影し、その画像を拡大(ピンチアウト)

2.【気づく】今まで気づかなかった足の荒れを見つける(認識する)

3.【ケアする】重症化する前にケアを行う

※とくに荒れやすい「かかと」を中心に撮影するのがオススメです!

かかとの荒れに気づいたら、次はセルフケア。今井さんによると、ケアで重要なのは「乾燥を防ぐ保湿」とのこと。保湿剤としては、保湿に加えて血行促進効果が期待できる「ビタミン配合タイプのクリーム」がオススメだそうです。ちなみに、尿素配合タイプは角質を柔らかくしますが、傷があると刺激になるため、注意が必要なんだとか。

また、保湿クリームを塗るタイミングと塗り方も大切なようです。タイミングは角質に水分を含んでいる「入浴後や寝る前」がよく、塗り方は手の人差し指の第一関節までの量を片足分の目安にクリームを取り、かかとを手の平で包むようにして温め、マッサージしながら塗るのがよいそうですよ。

筆者もかかとの写真を撮ってみたら……全く気づいていなかった荒れに驚かされました。かかとの美しさをキープするだけでなく、日々身体を支え、いろいろな場所に連れて行ってくれている足をいたわる時間として、「かかとケア」はぜひとも実践したいですね。

(美容・健康ライター Nao Kiyota)

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