完璧主義・天然な人の説明書 DJあおいの「人付き合いの処方箋」(19)【連載】

レタスクラブ

2018/8/24 20:00

幸運や奇跡は神様が運んできてくれるものではない、すべて人付き合いが運んできてくれるもの。月間600万PVの人気ブロガー・DJあおいさんが人間関係をめぐるお悩みに切り込む、初のコミュニケーションの教科書『女の人間関係はめんどうなのよ 人付き合いの処方箋』から特別に全21回までお送りします。今回は第19回目です。

■ 完璧主義な人の説明書

完璧主義な人に対して、どういうイメージがありますか? テキパキしている? 少しお堅いイメージ? 実は、めんどくさがりな人が多いんです。完璧にしなければならない、という思いが目の前のやらなければいけないことのハードルを無駄に上げてしまい、そこからめんどくさい、という思いが生じてしまうんです。

例えば、部屋の片付け。完璧に片付けなければならない、という思いがめんどくさいと思ってしまう根源。だから実は完璧主義な人ほど部屋が散らかっていたりするケースが多いんです。一度片付け始めるとトコトン片付けなければ気が済まないのが完璧主義な人なのです。

この完璧主義が仕事上の対人関係になると厄介なんです。完璧主義に伴う「めんどくさい」を他人にも感じてしまい、それがイライラや焦燥感に繋がります。結果として、他人にも完璧であることを強要してしまうんです。短所ばかりに目が向いて怒ってばかり。人の上に立つ者としては完璧主義は三流の証。

自分が完璧になれないということを知っている人はテキトーなものです。別に悪いことではありません。当然、他人にも完璧は求めないのですから。自然と他人の短所よりも長所に目がいくんですね。

上司が完璧主義だと部下はかわいそうですよね。何をしても怒られるのでしょうから、あまりピリピリせずに聞き流すか、表面上は上司が求める通りの完璧な仕事のフリをしてあげるのが一番かもしれません。

■ 天然たちの苦悩

天然と呼ばれる人たちにはその場の空気に合わせるスキルが欠落しているものなんです。ですから、どんな環境にいても「自分は自分」として悪気もなく、思ったこと感じたことをそのまま表現するんですよね。それがその場の空気を大事にしている人にとっては理解不能なものなんです。理解できないものは怖い。だから、その理解のできない言動を「天然」という枠に押し込めて安心しているわけです。

一度天然という烙印を押されると何を言っても嘲笑の的にされたり、いじられキャラを押し付けられたり。時には体のいい八つ当たりの対象にされたり、その存在自体を軽んじられるようになってしまうんですよね。

天然と呼ばれるいろんな人たちの悩みを聞かせていただいているのですが、みな一様に「孤独」なんですよ。周りに人は集まるけども誰も自分の本質は見てくれない。「天然」という便宜上の枠に棄てられている。そんな誰も理解を示さない孤独感に苛まれているんです。また、天然の人というのは優しい人が多いのも特徴でして、心の中は傷だらけのくせに人のために笑顔を演じたりしてしまうんですよね。自分が傷ついても、人には優しいんです。

確かに物事を理屈で考えることは苦手なように感じますが、その代わりに物事を感性で感じることに長けているように思えます。だから、天然と呼ばれる人はアートに長けている人が多いんですね。

その感性は「天然」という枠に棄ててしまうには、もったいない感性だったりするんです。感性は物事の本質を直感的に見抜く目ですから、磨けば光るのが天然というわけです。まあ、天然を装ったファッション天然はまた別の話ですけどね。

著=DJあおい(レタスクラブニュース)

https://www.lettuceclub.net/news/article/159695/

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