フライング・ロータス、初長編映画『KUSO』ジャパンプレミアに登壇 「”僕のヒーローアカデミア”が大好き」

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『ソニックマニア』出演のため来日中のフライング・ロータスが、初の長編監督に挑んだ映画『KUSO』のジャパンプレミアに登壇した。

なお、この映画は8月18日(土)より、渋谷・シネクイントにて1週間限定でレイトショーにて公開される。気になる人は足を運んでみて欲しい。
■スティーヴ(a.k.aフライング・ロータス) コメント
これはみんなの為に作った映画だよ、マジで。僕は20年ぐらい、日本の映画にものすごくインスパイアされてきたので。映画監督の三池崇史さん、塚本晋也さん、北野武さん、みんな僕にはヒーローだよ。日本の映画からもらったインスピレーションの、ある意味恩返しができたかなと、嬉しく思ってます。
スティーヴ(a.k.a フライング・ロータス)
スティーヴ(a.k.a フライング・ロータス)

――2008年の初来日から、今回で8回目の来日だと思いますが、日本の印象はいかがですか?

1回目の来日が2008年!? 10年も経ってるなんてビックリだね。本当に日本が大好きで、子供のころからラーメンからアニメまで、日本のカルチャーに親しんできたんで、僕にとっては第二の故郷みたいな国なんだよね。素晴らしいアーティストも日本にはたくさんいるし、僕の初めての長編映画をこうやって観てもらえるっていうことは本当に嬉しいことなんだ。

――映画のタイトルが『KUSO』というのは、間違いなく日本の“糞”でよろしいんですか?

「イエス(笑)」(場内も大爆笑) 笑えるし、アメリカでは「KUSO」と言ってもなんの問題もないし。日本だと、そういうわけにはいかないけど。アメリカでは「KUSO、イエイ、グレイト!」ってどういう意味か分からないで言ってるよ。自分にとってはいろんな意味合い、表現がある言葉だと思ってる。映画ってそういうものでしょ? 観る人によって取り方が色々あっていい。

――なぜ映画を撮ろうと思ったんですか?

高校卒業後、映画の学校に通ったりして、いつか自分で映画を作りたいと思っていたんだ。ビジュアルの仕事もいつかやるぞと考えながら音楽活動をしていたんだ。

――おっぱい恐怖症の男のストーリー部分で、ジョージ・クリントンが楽しそうに医者を演じていましたが、脚本段階で彼をイメージしていたのですか?

あれは、ジョージ・クリントン向けに書きました。(笑) 本当に最高だったよ、僕が期待していた以上の演技をしてくれたよ。撮影の直前になってジョージが「セリフを覚えてないんだけど。おれは役者の経験もないよ。」っていうんだ。でも実際撮影が始まると、こちらが望んでいた以上の演技で、ジョージは自分に何が求められているのかちゃんとわかっていたんだ。脚本とか文章で読んで頭で考えることと、撮影現場などの空間に実際に身を置いて感じるものは違うので、ジョージとの体験でとても勉強になったし、次回に生かしたいと思うよ。

――次回作の構想はあるんですか?

書き始めてる脚本があって、早く完成させたくて、自分でも楽しみでしょうがないよ。『KUSO』とは違ったクレイジーな作品になるよ。すべて頭の中の出来事で、相当いっちゃってる感じのものだよ。『KUSO』で表現した僕の考えていることは、どういうものがおかしいと思うか、何を観たときに「おお!」って思うか、どういうものを観たら怖いと思うのか。自分の中にあるユーモアを交えたダークジョークを現したのが『KUSO』だと思う。

――日本のアニメ、監督、好きな作品などは? 日本のカルチャーはどのようにとらえてますか?

「僕のヒーローアカデミア」が大好きです。あと、「ドラゴンボール」「カウボーイビバップ 」「寄生獣」いっぱいあるよ。日本独自の発想に魅力を感じる。「殺し屋1」「AKIRA」「ヱヴァンゲリヲン」とか、アメリカで作ろうと思っても無理。もちろんアメリカにも美しい作品があるんだけど、やっぱり違うんだよね。日本には先見の明があるアーティストが大勢いると認識しています。

――最後に一言メッセージを

今日は『KUSO』を観にきてくれてありがとう。
明日(ソニックマニアで)ぜひ会いましょう! パーティーしましょう

スティーヴ(a.k.a フライング・ロータス)
スティーヴ(a.k.a フライング・ロータス)
スティーヴ(a.k.a フライング・ロータス)
スティーヴ(a.k.a フライング・ロータス)

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