旬はとっくに過ぎたはずが……元テレ東・大橋未歩「あの過去」を抹消し、異例のブレーク中!

日刊サイゾー

2018/8/16 17:00


どうしてあのタレントは人気なのか? なぜ、あんなにテレビに出ているのか? その理由を、業界目線でズバッと斬る「ズバッと芸能人」。

今回取り上げるのは、大橋未歩アナウンサーだ。今月15日に40歳の誕生日を迎えた、不惑の女だ。

そんな彼女は昨年12月、15年勤めたテレビ東京を退社。その後はフリーアナとして活躍中で、特に今年後半の伸びは目覚ましい。確認できるだけでも、

5月23日『1周回って知らない話』(日本テレビ系)

5月23日『水トク!世界超絶映像ハンター』(TBS系)

6月8日『土曜プレミアム・ネタパレTHEゴールデン~いま見たい!!最強の旬ネタSP~』(フジテレビ系)

6月11日『痛快TV スカッとジャパン』(同)

6月17日『ワイドナショー』(同)

7月2日『スッキリ』(日本テレビ系)

7月7日『なにわの名曲 紅白歌合戦』(テレビ大阪)

7月7日『大橋未歩 七夕ラジオ』(ニッポン放送)

7月22日『ワイドナショー』(フジテレビ系)

7月26日『カミングアウトバラエティ!! 秘密のケンミンSHOW』(日本テレビ系)

8月3日『金曜プレミアム・出川哲朗の病院の歩き方』(フジテレビ系)

8月4日『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)

と露出は拡大中だ。さらに5月からは『有田哲平の夢なら醒めないで』(TBS系)の司会としてもレギュラー登板している。

■躍進に導いた2つの番組


 この活躍の秘密はどこにあるのか? まず注目されたのは、4月22日にゲスト出演したトーク番組『誰だって波瀾爆笑』(日本テレビ系)で、8.1%(ビデオリサーチ調べ、関東)と、まずまずの視聴率を残したことが挙げられる。フリーアナを単体のゲストで扱うのはあまりないこの番組で、90分丸々大橋で、これだけの数字が出たのだ。さらに、6月に初出演した『ワイドナショー』で、ダウンタウン松本人志から「完全にホステス気質。膝の上に手を置いてくるパターン」などとイジられたことで、取り扱いのお手本ができた。業界人は、起用するための説得材料が欲しい。この2つの番組によって、大橋をキャスティングする者が増えたのだ。

■フリー転身直後はマイナススタートだった


 だが、テレ東時代はともかく、フリーに転身した直後は、「今さらなぜ?」との感が否めなかった。業界の中では、失礼な言い方だが、大橋は旬が過ぎたと思われていたからだ。

退職する直前は、「テレビ東京の報道局が初めて手掛ける本格的な朝の情報番組」として始まった『チャージ730!』のメインキャスターに抜擢された。だが、裏番組には『めざましテレビ』(フジテレビ系)や『ZIP!』(日本テレビ系)など、強力なライバルが控えていた。案の定というべきか、初回は0.4%という記録的な低視聴率を喫した。1年後、リニューアルされる形で再出発した『モーニングチャージ!(のちMORNING CHARGE)』も同じく振るわず、わずか2年で大橋は「朝の顔」から退場した。

■39歳、驚異の転身


 また、39歳の転身は異例のことだ。現在活躍しているフリーの女子アナの、退社したときの年齢を列挙すると、

高橋真麻(元フジテレビ/31歳で退社)

田中みな実(元TBS/27歳で退社)

川田裕美(元読売テレビ/31歳で退社)

加藤綾子(元フジテレビ/31歳で退社)

と、やはり30前後で身の振り方を考えている。高橋のようにフジテレビ時代を不遇なまま過ごし、フリーになったというパターンは珍しいが、ほかはだいたい、自分の「旬」を見極めて決断している。しかし大橋アナは、局アナ時代に一度人気が出た、だいぶあとの転身だ。

そんな「出遅れ感」を自覚しているのか、彼女は収録の2時間前には局に入り、台本をチェック。業界の先輩やプロデューサーに挨拶回りをするなど、努力を欠かさないのだとか。

また、自らの武器でもある「テレ東の元アナウンサー」という肩書も切り売りする。「フジテレビの女子アナとは、ベンツ1台分、お給料が違うといわれていた」といった格差や、日テレのロビーにあるテレビモニターには日テレの番組が流れているのに対し、テレ東のロビーでは「他局の番組がバンバン流れていた」など社風の違いも告白し、周囲の笑いを誘っている。

さらに、10歳下のテレ東社員の夫との私生活も、求められるがままに話している。なんでも、夫は少し“変わり者”で、ビニール袋の中にiPadや財布などを入れて通勤しているらしい。また彼からは「おばさん」と呼ばれ、彼女自身も「母性を持て余している」そう。

さらに『1周回って知らない話』では、週2でやっているというホットヨガで自慢のボディを披露するなど、男性ファンをちょくちょく喜ばせる。

そんなサービス精神旺盛な大橋アナだが、唯一、語らない過去がある。それが、プロ野球・日本ハムの城石憲之・現打撃コーチとの結婚、そして離婚だ。城石氏とは、彼が東京ヤクルトスワローズ時代に知り合い、ゴールイン。だが、8年後の2015年に離婚、その1年後、先のテレ東社員との再婚を発表している。

大橋は13年に軽度の脳梗塞と診断され、約7カ月半の休養を余儀なくされた。現在も元気でいられる裏には、元夫・城石氏の献身的な看病があったといわれている。視聴者の中には、そんな恩があるにもかかわらず、彼を捨てたような形で離婚し、わずか1年で再婚した「不義理な女性」として、いぶかしげな目で見る者もいる。そして、そうした過去を語らない彼女に、さらに憤る者も一定数はいる。

それでも彼女は一切口をつぐんでいる。それが覚悟なのか、逃げなのかはわからない。だが、一度局を飛び出した身である。人生の局面としては、すでに逃げ場はない。フリー女子アナ戦国時代の中、不退転の決意で、どこまで突き進むのだろうか?

(文=都築雄一郎)

◆「ズバッと!芸能人」過去記事はこちらから◆

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