吉岡里帆主演の『健康で文化的な最低限度の生活』視聴率5.5%の大苦戦、うまく噛み合わないヒロイン像

wezzy

2018/8/14 01:15


 現在放送中の吉岡里帆(25)の主演ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系)が、まさかの低視聴率を叩き出している。

『健康で文化的な最低限度の生活』は漫画家・柏木ハルコ氏の作品を実写化したもので、生活保護を題材にした社会派ドラマ。吉岡里帆は新米ケースワーカーの奮闘を演じるものの、初回視聴率が7.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)で、第2話は5.5%と急落。第3話の視聴率も5.8%で、持ち直すことができなかった。第4話も5.5%と、低空飛行が続いてしまっている。

同作には、『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)で大ブレイクした田中圭(34)と、『アンナチュラル』(TBS系)での演技が評判を呼んだ井浦新(43)も出演中。少なくとも男性キャラクターの配役に関して女性視聴者への目配せは完璧で、話題性という意味では十分に視聴率を狙えるはずだった。

ちなみに前クールに放送されていた坂口健太郎(27)主演の『シグナル 長期未解決事件捜査班』は初回9.4%、第2話8.4%と推移し、最終話も9.2%とそこそこの結果を残しているので、同時間帯が突出して数字が取りにくいというわけでもないようだ。こうなると、主演の吉岡里帆が批判を受けるのも時間の問題だ。

2016年前期のNHK朝ドラ『あさが来た』で、ヒロインの友人役を演じて注目を集めた吉岡里帆は、そこから4クール続けて連続ドラマに出演。同時に水着グラビアで知名度が上昇し、決定的なブレイクは『カルテット』(TBS系)で謎の美少女を演じたことだった。以降、主演を務める機会に恵まれたが、その“数字”はふるわない。

2017年7月期の日曜劇場ドラマ『ごめん、愛してる』(TBS系)では、TOKIO長瀬智也(39)と恋愛関係になるヒロインに抜擢。しかし同作は日曜劇場としてはかなり不調で、全話平均視聴率が二桁割れの9.7%に。

2018年1月期ドラマ『きみが心に棲みついた』(TBS系)では連ドラ初出演を果たしたものの、こちらも全話平均視聴率が7.7%と苦戦。この枠では社会現象にもなった高視聴率ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』も放送され、好成績を残す作品が多いため、『きみ棲み』は不本意な結果となった。

そこにきて『健康で文化的な最低限度の生活』も低調。“吉岡里帆=女に嫌われる女”というイメージも一人歩きしつつあり、いかんともしがたい状況だ。

前述のように、吉岡里帆がブレイクしたのは2017年1月期のドラマ『カルテット』(TBS系)だった。松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平らアクの強い主演陣のかたわらで、得体の知れない女・アリスを怪演し、視聴者をゾッとさせたことはまだ記憶に新しい。「告白は子供がするものですよ。大人は誘惑してください」「人生、チョロかった!」などのセリフは、彼女が演じたからこそ名言となり、物語のスパイスとして活きていた。

相次ぐ視聴率不振の背景には、これまで演じてきた“ヒロイン”像が彼女の魅力とうまく噛み合っていないこともあるだろう。『カルテット』のアリスのようにエッジの利いた人物像での吉岡里帆を見たいものだ。

(ボンゾ)

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