食事改善やエクササイズ、運動、
ダイエットグッズなど、世の中にはたくさんのダイエット法があふれていますが、どれを試しても効果がない、リバウンドをしてしまうというお悩みはありませんか。
ダイエットが失敗してしまう理由は、あなたの普段の体を動かす「習慣」にあるかもしれません。
今回は、ついうっかりやっているダイエットの成功を邪魔する5つの生活習慣について解説します。
ダイエット中の人も、今の体型をキープしたいという方も要チェックです。

階段ではなく、エレベーターやエスカレーターを使う
痩せない人にありがちな習慣は『体を動かさない』です。
ダイエットで一番重要なのは、筋肉を動かして脂肪を燃焼させること。食事をしても食べた分だけ燃焼させればいいのです。

脂肪燃焼をするために必要な運動は、ジムで体を鍛えたり、ジョギングをしたりと、わざわざ時間を作る必要はなく、1日約15分程度の運動でOK。
しかも、この15分は一気にやらなくても、小分けにしてもいいのです。駅構内の移動やワンフロア上下階への移動程度なら、エレベーターやエスカレーターは使わずに階段を使ってこまめに動けば、15分くらいあっという間にこなせます。
電車やバスですぐに座ろうとする
前述と同じで、日常生活の中でできる貴重な運動のタイミングです。
正しく立つことは、実はとっても全身の筋肉を使うのです。体幹を意識しながら立つと、インナーマッスルを鍛えることにも繋がります。
体幹がしっかりしてくると、座っているよりも立っている方がラクになります。一区間だけでも立つことを意識してみてくださいね。
スマホをみる位置が顔の下
スマホを見る時、位置はどこにありますか? 顎の下よりも低い位置で見ていると、猫背になってしまいます。

猫背は、肩甲骨周辺の筋肉が硬くなり代謝が悪くなります。代謝が悪い体は、痩せにくく太りやすいです。しかも、背中のむくみにも繋がるので後ろから見た時に『太っている人のシルエット』になります。
他人は、あなたの正面の姿よりも後ろ姿を見ています。スマホを見る位置は『目の高さ』を意識しましょう。
すぐに脚を組む
椅子に座ると同時に脚を組んでいませんか? これも太る原因を作ります。
脚組みは血行不良に繋がり、むくみの原因に。それだけでなく、冷え性の原因になることもあります。

体温が低い体は痩せにくく太りやすい体になります。体温が低いのは、脚組みが原因かもしれません。今すぐやめましょう。
椅子に座ったら背もたれに寄りかかる
脚組みと同じくらい、座ったら同時に背もたれに寄りかかることがクセになっている人も。
背もたれに寄りかかると、後ろに下がった腰とバランスをとろうとして上半身は前へ行こうとします。この時、内臓が圧迫されて下垂し、ぽっこりお腹になります。
また腹筋と背筋が使われないため、ウエスト周りのくびれがなくなり、どんどん脂肪が溜まっていくのです。
寄りかかるのをやめると、逆に腹筋が自然と鍛えられるようになるので、意識せずにエクササイズができるようになりますよ。
いかがでしたか? 無意識でやっていることなので自分ではなかなか気づけないこともあると思いますが、一つでも当てはまると痩せられない体質を自分でつくっていることになります。
体を動かす習慣を変えるだけで、驚くほどダイエットの成果が出やすくなります。
悪い習慣は今すぐやめて、痩せ体質の習慣を身につけてダイエットを成功させ、明るい未来、素敵なあなたと出会ってくださいね。
ライタープロフィール
ウォーキングインストラクター・松原永美里
ウォーキングインストラクター、姿勢と魅力の研究家。外資系金融企業で営業として勤務時代に、営業力を高めるために外見心理学を学ぶ。中でも、姿勢と歩き方を矯正することにより多くの人に受け入れられた体験からウォーキングインストラクターの道へ。銀座を中心にレッスンを提供。
【保有資格】
eikowalk認定骨盤ウォーキング(R)インストラクター/ベストカレッジ認定ウォーキングインストラクター/一般財団法人生涯学習開発財団認定イメージコンサルタント