「元暴力団組長」とボクシング・山根会長の関係は? 元極妻が考える「セレブとヤクザ」


 今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。

■山根会長のキャラ立ちぶりに大注目

猛暑の次は台風ですね。地球もおかしくなっているのでしょうか……。被災された方にお詫び申し上げます。

おかしくなっているのは、ボクシング業界とか医大とかもありますね。特に日本ボクシング連盟の不正問題は、山根明会長が「元ヤクザ」との関係を明かしていることで、私の周りでも話題になっています。

報道の過熱もあってか、山根会長は8月8日に約4分間(!)の記者会見を開いて「私は本日をもって、辞任をいたします」と述べたそうです。山根会長を告発した「日本ボクシングを再興する会」の方からは「何を辞任するの?」という批判も出ているそうですね。

山根会長をかばうつもりはまったくないのですが、報道は被災地の状況などにもっと時間を割いたらいいのに……と正直思いましたし、山根会長を脅したという「元ヤクザ」についても、一部では実名を出していますが、明確な証拠がない以上、なんだかなーという感じです。そもそも「『元』ヤクザ」ですからね。Vシネに出てるヤクザのようなファッションの山根会長がキャラ立ちしているのはわかりますけど、ずいぶんと感情的な気がします。

■ヤクザと付き合いたい人がいる理由とは?

そんなことを編集者さんと話していたら、私のデビュー作『極姐2.0 ダンナの真珠は痛いだけ』(徳間書店)への「批判」をお聞きしました。知り合いの記者さんから酒席で言われたのだそうです。

「要するに『ヤクザをおもしろがっちゃダメ』ということのようです。酒の席でしたけど、けっこう真顔でしたね」と編集者さん。

「そうですか……。なんでこの世にヤクザがいて、排除されているのかを書きたかったんですけどね」
「それをおもしろおかしく書いてるから、おもしろくない、ということのようでした」

ウムム。禅問答みたいです。山根会長のヤクザファッションをおもしろがっているのと同じということなのでしょうか? ちょっと(というか、かなり)違うつもりなのですが、やっぱり表現は難しいですね。

でも、ヤクザを好きな人は、庶民よりセレブに多い気がします。有名なのは麻生太郎財務大臣ですね。「マフィアの末裔」で「元ヤクザ」という方が経営されているレストランに入られたところを写真週刊誌に撮られていますし、この方が自民党総裁室に入っていたこともネットで話題になっています。

記事によると、この方は、ご自身の経歴をカミングアウトされています。ヤクザ業界だけでなく、政界や芸能界でも有名な方のようですよ。いろんな方がいらっしゃるものですね。

また、安倍晋三総理も以前から「暴力団関係者」と一緒の写真が流出するなど「黒い交際」のウワサは絶えませんが、総理が「暴力団関係者」に選挙妨害を依頼し、「報酬」をきちんと払わなかったことでもめたと報じられています。

さて、真実はどこにあるのでしょうか? 権力とヤクザが密接な関係にあることは、以前からたびたび問題になってきましたが、「密接じゃないか! ケシカラン!」と怒るだけではなく、「なぜ密接なのか」を考えないと、いつまでもこうした「不適切」な関係はなくならないと思います。

そもそも単純にセレブの皆さんがヤクザを好きな気がします。というか昔は「黒い交際」も大っぴらでしたが、今は堂々と付き合えないのも、もとはといえば政治家のせい、つまり暴力団排除条例制定のせいではないでしょうか。

あなたにおすすめ