原宿からイノベーションを--WeWorkの新たなコワーキングスペースに潜入


コミュニティ型ワークスペースを提供・運営する、ニューヨーク発の「WeWork(ウィーワーク)」。日本に初上陸を果たしたのは今年2月のことながら、8月1日には東京都神宮前・原宿に国内6つめの拠点となる「WeWork Iceberg(アイスバーグ)」をオープンした。

名前の通り氷山を彷彿させる7階建てのビルは全面ガラス張りとなっており、そこで働く人々をより自由な発想の世界へと誘う。オープンから1週間ですでに活気に満ち溢れた、刺激的な空間をレポートしよう。

○日々変化する“働き方”を見直そう

WeWorkが提供するワークスペースは、単なる「仕事場」ではなく、「コミュニティ」や「プラットフォーム」的な色が強い。2018年8月現在、同社は世界22カ国75都市にワークスペースを展開しており、「メンバー」と表現される会員の数は、25万人以上にものぼるという。

世界中のメンバーたちはWeWorkのアプリで繋がっており、それぞれに意見を交わすこともあれば、お互いのニーズを満たすコラボレーションのパートナーを探したりと、使い方は実にさまざま。その上で必要となる「仕事場」として、ワークスペースを提供しているというわけだ。

デスクひとつから本社機能としての活用まで、あらゆる規模のビジネスに対応するフレキシブルさ。データを駆使して導かれた、仕事の効率性と生産性を最大化するデザイン。自然光・くつろぎ・閃きを重視した美しい空間設計。大小会議室の設置から業務に不可欠な機器、内装に至るまで、ビジネスニーズに応じてカスタマイズ可能なプライベート・オフィス。WeWorkが提供するクリエイティブなワークスペースは、これらの特徴を共通して持ち合わせている。

そして、世界中のワークスペースは、アプリを通じて予約が可能となっている。例えば、日本からニューヨークへ出張するというケースでも、アプリ上で出張先近くにあるWeWorkのワークスペースを事前に予約しておくということができるのである。現在、WeWorkは東京に6拠点を展開しており、今後は横浜、大阪、福岡など各主要都市にも順次進出を予定しているとのこと。
○オフィスに必要な機能をフルラインナップ

WeWork Icebargの1階は共用エリアとなっている。そこには、クリエイティビティ、居心地の良さ、生産性を重視して、リラックスできるリビングルームのようにデザインされた空間が広がる。有線イーサネットに加え、安心・安全なWi-Fiを利用でき、ITサポートやゲストログインも用意されているのが嬉しい。

2~7階には「専用デスク」や「プライベートオフィス」も備わっており、まさにワークスペースといった空間が広がっている。

肝心の利用料は、共用エリアを使える「ホットデスク」が7万4,000円~。拠点によって金額は変わるそうだが、都内のコワーキングスペースの相場からすると、やや高額である印象は否めない。しかし、同社のコミュニティに対する考え方に共感できる人や、シンプルに立地のいい場所に快適な空間を欲している人など、このスペースに価値を感じるユーザーは多いはずだ。
○一般客が利用できるカフェもハイクオリティ

1階の共用エリア入口の手前には、メンバー以外でも利用できるカフェを展開している。WeWork Iceberg のカフェは、世界で初めてWeWork自身がプロデュースしたものだという。人気の「Streamer Coffee(ストリーマーコーヒー)」や、ここでしか味わえない限定メニューのカラフルなシリアルと組み合わせるソフトクリーム「Milk Cream Typhoon(ミルク・クリーム・タイフーン)」、濃厚な抹茶ラテ「Military Latte(ミリタリー・ラテ)」などが楽しめる。

フリーランスやスタートアップ企業はもちろん、社員数の増減に対応しやすいという点から大手企業の利用も増えているというWeWork。毎日同じオフィスに通い、同じメンバーで仕事をしているうちに凝り固まってしまった考え方をほぐせるという観点からも、大いに魅力と可能性を感じられる。新しい働き方を模索しているという人は、選択肢の一つにWeWorkを加えてみてはいかがだろうか。

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