<半分、青い。>原田知世が師匠・原口あきまさから教わった物まねの極意とは

ザテレビジョン

2018/8/12 12:00

NHK総合ほかで放送中の連続テレビ小説「半分、青い。」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか)。

現在、鈴愛(永野芽郁)が地元である岐阜・梟町に戻ってきた様子が描かれている本作。

鈴愛の実家であるつくし食堂が草太(上村海成)のおかげで繁盛していたり、梟町にユーコ(清野菜名)とボクテ(志尊淳)が遊びに来て、ボクテが律(佐藤健)にとんでもないことを暴露したりと、相も変わらず騒がしい日々が続いている。

今回、そんな鈴愛や律を温かく見守ってきた律の母・和子を演じる原田知世に梟町の魅力や永野の印象、佐藤との印象深いエピソードなどを聞いた。

■ 新しい扉を開けるような気がしています

――和子さんの人物像をどのように捉えて演じられてますか?

とても楽しみながら演じさせていただいています。

これまでコメディータッチの役というのはあまりやったことがなくて、でも北川(悦吏子)さんが当て書きをしてくださったので、和子さんというキャラクターがどんなお母さんになるのかとても楽しみでした。

初登場シーンは、出産間近なのに医院の待合室で和子さんがのんびりとミステリー小説を読んでいるところから始まりますが、看護師さんにその本がどれだけ怖いかをとても楽しそうに説明している下りを読んだだけで、彼女がユニークな女性だというのが分かりました。

他の登場人物も そうですけど、北川(悦吏子)さんが短い尺の中でそれぞれのキャラクターを生き生きと描かれていると思いました。

和子さんという人は、ピアノを弾いたりお菓子を作ったり普段はおっとりとして上品な人なんですけど、物まねをするのが好きだったりおちゃめな人でもあるのかなと思います。

金八先生の物まねはかなりハードルが高くて最初に台本を読んだ時から一番悩みのタネでしたが、そんな部分も含めて和子さんのキャラクターでしたので、クランクイン前から練習してました(笑)。

――劇中で披露している物まねは原口あきまささんから教わったとお伺いしたのですが、原口さんの印象は?

原口さんに物まねを見せてもらえるだけでもうれしいんですけど、それに加えてご本人から教えてもらえるということでさらに感激でした。

普段はやってらっしゃらないような「ゴア」や「金八先生」の物まねもその場で資料を見てすぐに特徴をつかんで教えてくださって、さすがだと思いました。

「原田さん、物まねは恥ずかしいと思わないこと、それだけですから!」って言われたので、それを胸に、原口さんがやった物まねの録画を何回も見て練習しました。

――北川さんは当て書きで書かれてますが読んだときの印象は?

北川さんの脚本で演じるのは今回で3作目ですが、当て書きされる場合、できれば出演者が一緒にいる時の2人の佇まいや空気感を見たいということで、2作目となった「運命に、似た恋」(2016年、NHK総合)では、撮影前に北川さんと斎藤工さんと三人でお食事をしました。

今回は谷原さんと夫婦役でしたので、クランクインする前に一度食事会にお誘いいただきました。

他にも、ラジオで対談させていただいたり、私のライブを見に来てくださったり、そんな時の私の事も見てらっしゃったのかなと思いました。

私と和子さんってやっぱり違うキャラクターでもあるので、多分この人にこういうキャラを演じさせてみたい、そんな思いがあるのかなと思いました。

だから私にとってはまた新しい扉を開けるような気がしています。

――歳月の変化をどのように演じ分けていらっしゃいますか?

ささいなことですけど、最初の方は20代ということで声のトーンを高くして話そうと意識しました。

後半は、和子さんの場合、病気もあるのでそれに伴った動き方を意識しています。若い時みたいにあまり動けないだけじゃなく、病気の関係で早く動けなかったり、そういったことが後半は色濃く出てきていると思います。

■ ずっと変わらず笑顔でやりきっているのがやはり素晴らしい

――和子さんから見た鈴愛の印象はいかがでしょうか?

とても生命力にあふれている女の子だなと思います。どんな場面になってもちゃんと起き上がれると言うか、とにかくよく泣くんだけども、ものすごい勢いで起き上がってくるパワーをすごく秘めている女の子だなと。誰よりもエネルギッシュです。

――岐阜に戻ってきた鈴愛を見て、成長を感じることはありますか?

鈴愛ちゃんがちょっと大人の化粧をしていて、「大人の化粧になった!」ってみんなで話していたんですけど、それもまたチャーミングで鈴愛ちゃんらしさは変わらないんですけどふとした時に大人の女性の雰囲気が出ていましたね。

――永野さん自身の成長を感じることはありますか?

最初から鈴愛ちゃんそのものでしたし、 この短い時間の中で何十年も鈴愛ちゃんと過ごすので、鈴愛ちゃんとともに成長していってるんだろうなというのを感じます。

お芝居においてはもう最初から完璧だったと思いますし、あれだけのせりふ量やスケジュールを見ると朝ドラのヒロインって本当に大変だとしみじみ思いました。でもずっと変わらず笑顔でやりきっているのがやはり素晴らしいなと思います。

――息子・律を演じる佐藤さんの印象は?

律君はお母さんである和子さんがふわふわとした夢見がちな人なので、逆に落ち着いていて穏やかな性格になっていて、年を重ねていく中でお母さんのことや鈴愛ちゃんのことも含めしっかりと見詰めることができる人になっているなと思います。

律君も佐藤健さんに当て書きされているということで、健さん自身も多分年齢よりも少し精神面が成熟してる人なのかなというのは、ご一緒していて感じています。

目がとても印象的ですね。相手があまり喋らなくても相手の人の心を静かに見詰めているようなそんなまなざしを、お芝居してる時もしているので、律君だなと。そういうところも健さん自身の魅力だなと思います。

――佐藤さんとの印象的なエピソードは?

NHKのスタジオの出入口にそれぞれのマイクをオンオフするボタンがあるん

ですけど、スタジオを出る時、必ず健くんが待っていてくれて一緒にオフにしてくださるんですよね。そういう何げない気遣いができる人ですね。

ひとつセットを建てるとそのシーンを何話分もまとめで撮るので本当に息つく間もなくて、実は健君とのシーンってそんなに多くもなく、健君だけでなくもっとみんなと話したかったなと思います。

あと、律と和子さんが話す親子の大事なシーンですね。セットの関係で別撮りになっていて、その日は私の部分だけを撮影したのですが、翌朝の撮影もあるのに、健さんが深夜まで残って一緒に付き合ってくださいました。面と向かって話すシーンではなかったので、健さんの声だけしか聞こえないのですが、その声のお芝居が素晴らしくてそれだけで泣けてきました。

彼のおかげでとても良いシーンになりました。

――和子さんたちが暮らす、梟町の魅力は何だと思いますか?

自分の子供時代、田舎って近所のおじさんおばさんとかが近所の子供のことをよく見てくれていて、地域で子供を育てていこうという愛情がすごくあふれていたなと、今回梟町の方たちを見ていて思いました。

助け合って子供の成長をみんながうれしく思っているのが印象的で、懐かしくもありとてもすてきだなと思います。

――懐かしさなどは感じますか?

家ごとに電話の服みたいなものを着せていたりとか、ラジカセとかすごく懐かしいですね。

あと、小さい頃の鈴愛ちゃんが家出をした時に草太くんが「もう夜だから…」と言うシーンがすごいかわいくて何回も見ているんですけど、「口裂け女が出てくる」というせりふを聞いて、「あ、口裂け女っていたな。絶対いないのに怯えてたな」と思って、それも懐かしかったです。

――今後の見どころを教えてください。

晴さんとの友情、夫婦の愛情、そしてやはり母としての律への思いというものがすごく描かれていると思います。

晴さんとは、互いにキャラクターも性格も全然違うんですけど、信頼し合える母同士として同じ子供を持つ女として、どちらかが弱った時にどちらかが支えるというのをずっとしているんですよね。

こういうお友達がいたら頑張れるし、晴さんとは子供を介してすごく深い絆が結ばれているんだなと思います。

■ 8月13日(月)放送の第115回あらすじ

鈴愛(永野)と宇太郎(滝藤賢一)がつくし食堂2号店の構想で盛り上がる中、晴(松雪泰子)の怒りが爆発。晴は勢いで家を飛び出してしまうが、行くあてもなく、萩尾家を訪ねる。

和子(原田)が闘病中にもかかわらず、夜に押し掛けたことを晴は謝罪するが、和子はそんな晴を温かく迎え入れる。不安を打ち明ける晴に、和子はあるアドバイスを伝える。(ザテレビジョン)

https://news.walkerplus.com/article/158118/

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