『仮面ライダービルド』美空の涙は本物です! 高田夏帆が語る"止められない"ヒロインの切なさ


●美空がノコギリでスカイウォールを!?
全国ロードショー公開されている『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』(監督:上堀内佳寿也)では、好評放送中のテレビシリーズがいよいよクライマックスを迎える『仮面ライダービルド』の第45話と第46話の中間に位置する"知られざる物語"が描かれ、仮面ライダービルド/桐生戦兎に最大の危機が訪れる。

今回は、戦兎の過酷な戦いを見守り、仲間たちの精神的な支えとなるヒロイン・石動美空を演じた高田夏帆が、インタビューに登場。およそ1年間にわたる『ビルド』の撮影で特に印象的だった出来事や、劇場版の撮影裏話を訊いた。仮面ライダーグリス/猿渡一海が何をさておいても入れ込みまくる"推し"ネットアイドル「みーたん」の素顔とは……?

――劇場版が上映され、好評を博している真っ最中ですが、テレビシリーズは最終回まであと残りわずかとなってしまいました。ビルドの1年間で、高田さんの中でどんなことが"変わった"と実感できましたか?

自分が、というより、自分の周りの環境がすごく変わりましたね。私、外を歩いていてもちびっ子にはぜんぜん気づかれないんですけれど、親御さんにはよく気づいていただくことが多いんですよ。特にお母さんたちから「美空ちゃーん!」なんて声かけてもらえて(笑)。そんなとき、やっぱり1年間同じ役をやっているとこうなるんだなあ、ありがたいなあって思います。

――子どもたちには、やはり戦兎の犬飼貴丈さんや、万丈の赤楚衛二さんのほうに反応してしまうものなのですかね。

そうかもしれないんですけれど、私の場合、美空の衣装や髪型をしていない状態では、どうしても目の前にいる人が美空だとは認識してもらえないみたいです。そんなとき、まだまだ私も頑張らなきゃいけないなって(笑)。

――1年間のうちに、美空のキャラクターそのものにもいろいろな変化がありましたね。最初はパジャマ姿で、フルボトルを浄化すると急激に体力を消耗する……みたいな場面が多かったのが、中盤からは火星の王妃ベルナージュの魂がバングル(腕輪)に宿っていることが明らかになり、ずいぶん印象も変わりました。ああいった設定は当初から知らされていたのですか。

なんにも教えてもらっていませんでした。最初のころ、もしかしたらスカイウォールに穴を開けるような展開が、今後来るかもしれないよ、なんて言われて、何? 何? 美空が(穴を開ける)ですか!?なんて慌てました。そのときはベル様(ベルナージュ)のことを聞かされていませんでしたし! 私って、実は強い(設定)? なんて、かなり動揺していました。

――美空が穴を開けると聞かされたら、ドリルか何かで物理的にスカイウォールに挑んでいくという健気な姿を想像してしまいますね。

戦兎や万丈が美空の眠りを邪魔してくると、ノコギリで「刻むよ?」ってやってたでしょう。あれで穴を開けるのかなとか……まあ、それじゃ開かないですよね。そんなことでスカイウォールが開いたら、あんなに大事にはなりませんからね(笑)。

●"忍者"が生きた映画のアクション

――キャストのみなさんとは撮影が終わった後、どんなところで遊んだりしていましたか?

撮影が早めに終わったときなんかは、撮影所の近くにあるカラオケ屋さんにみんなで行ったりしましたね。あと、お昼休みになると撮影所の外に出て、ラーメン食べたりしていました。

――特に仲良くされている方って、どなたでしょうか。

紗羽さんを演じている滝裕可里さんですね。喫茶店「nascita」や秘密基地でも一緒のシーンが多いですし、撮影を離れてもよく2人で遊んでいました。一度、群馬のほうへイチゴ狩りのバスツアーに行ったこともありました。お昼に温泉へ入ったんですけれど、お湯の中にリンゴがプカプカ浮いているところで(笑)。料理もおいしくて、とても楽しかった旅行でした。

――映画でも、美空と紗羽さんは常に一緒にいて、洗脳されて戦兎を襲うところでも2人同時でしたね。お2人がプライベートでもすごく仲良しというのは、うれしいところです。ちなみに第28話「天才がタンクでやってくる」では、紗羽が戦兎たちを裏切ってスパイ活動をしていたとわかり、美空が紗羽にビンタをするシーンがありました。あのシーンを撮影したときのことを詳しく教えてください。

私、それまで人の頬を叩くなんてやったことがなくて、人生初ビンタだったんです。ですからどうやったらうまくできるかなと思って、赤楚くんを相手に練習をしました。

――えっ、赤楚さんの頬を思いっきりビンタしたということですか?

違うんです。赤楚くんの手にバチーン!と(笑)。そこで赤楚くんから「押すように叩いたら痛いからね」とか「大きな音を鳴らすんだよ」とか、いろいろ指導をしてもらって。その練習のおかげで、撮影ではワンテイクでうまく紗羽さんをビンタすることができました。いや~、ビンタって難しいですよね。

――劇場版では、ブラッド族の伊能賢剛に操られた状態になった美空と紗羽が、秘密基地内で戦兎に襲いかかるというアクションシーンがありましたね。

あそこのシーンは、滝さんも私もすごく楽しんでやっていました! 戦兎に襲いかかる美空は、自分の心をなくしているので、演じる身としてはもう、めちゃくちゃにしてやろうという気持ちで臨みました(笑)。

――高田さんといえば、2014年に「第31回全日本忍者選手権大会」で優勝されているという実績を持っていて、実は身体能力が優れているんですよね。テレビではあまりその「特技」を生かす場がなかっただけに、映画のアクションシーンには力が入ったということでしょうか。

映画の衣装合わせのとき、上堀内(佳寿也)監督に「夏帆ちゃん忍者でしょ、動ける?」って聞かれたので、「動けまーす」と返事しました。でも、「ちょっとムリそうだからアクションシーンはスタントさんで行くね」なんて言われたものですから、自分に火がついてしまって「いや、私できるんでやらせてください! 吹き替えなしで美空を演じたいです」とお願いしました。ですから、映画でアクションをしているのは、ぜんぶ私自身です!

――本格的な「立ち回り」をやられたのは、今回の映画が初めてということになりますか。

あそこまで激しいのはテレビではなかったですね。「殴る」とか「捕まえる」とか「叩く」という動きは、映画でしか観られない美空だといえます。

――グリスの猿渡一海、ローグの氷室幻徳が戦兎や万丈の仲間になってからは、秘密基地の中でもコミカルなかけあいがどんどん増えてきましたが、映画でも一海・幻徳のコンビと共に、美空や紗羽も日常シーンで笑いを取っていましたね。

一海と幻徳の会話は『ビルド』の中でもとっても好きなシーンです。台本を読んだときから、もう笑っちゃいますから(笑)。シリアスなだけでなく、ちょいちょい笑いがアクセントとして入ったりするのがビルドらしくてすごく好きです。今回の映画でも2人のコミカルシーンがいくつも盛り込まれているので、そこは大きな見どころだと思います。みんなが1年間キャラクターを演じて築き上げた関係性があるので、とてもいい状況でお芝居ができているんだと実感しています。美空と紗羽さんも、映画の冒頭シーンでかなりコミカルな芝居をしているので、そこにもご注目していただきたいですね(笑)。監督から「ここは女を捨てて演技してほしい」と言われたシーンですから!

●美空はすごく切ない役割

――ぜひファンのみなさんは映画館で美空の「女を捨てた」シーンを確認してほしいですね。改めて、高田さんから「石動美空」とはどのような人物なのか、その魅力を教えてください。

「強さ」も「弱さ」もある女の子だなと思っています。ベルナージュがついていて、ネットアイドルやって、という部分もありますが、根っこは「普通」なんです。特殊な状況に追い込まれていながらも「普通の生活に憧れている」女の子ですので、そこが視聴者のみなさんから感情移入してもらえて、愛されるポイントになるんじゃないかと考えています。
美空自身、周りの人を傷つけてしまっているし、自分ではお父さん(石動惣一)のことで心に深い傷を負ったりしているので、だからこそ仲間を失いたくない、という気持ちが強くて、いつも戦兎が戦いに行くのを止めようとするんです。でも、戦兎を物理的に止めることができるのは、万丈しかいないんですよね。だから、美空としてはすごく切ない役割だなと思います。

――第15話「桐生戦兎をジャッジしろ!」や、第22話「涙のビクトリー」、そして今回の劇場版などで、感情を高ぶらせて涙をこぼす美空の表情が、なんともいえない感動を与えてくれますね。

美空が「泣く」シーンは、すべて私の本当の涙でございます! しょっぱいです(笑)。「美空の涙がよかった」と言ってくださる方がいらっしゃって、すごくうれしいんですよ。普段はあまりヒロインらしくないヒロインですけれど、いざというときは(笑)。でも、泣くシーンを撮影するときはいつも気持ちを落ち着けるのが大変なんです。だいたいは時間がないですし、劇場版だと大勢のエキストラさんもいらっしゃいましたし、いいシーンなので絶対に一回で決めなきゃというプレッシャーがありました。そんな中で、常に傍にいてくれて、時にはモニターの前でもらい泣きまでしてくださる紗羽さんには、感謝の言葉しかありません! ぜひ劇場版では、「美空の涙」にも注目してくださるとうれしいです。
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劇場版「ビルド・ルパパト」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

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