セクハラ上司を利用して小遣い稼ぎする、タフなOLのやり口

女子SPA!

2018/8/12 08:47



女性にとってセクハラは決して許せない卑劣な行為!……のはずですが、なかにはそんなセクハラを逆手にとって、自分に有利な結末に持ち込むタフな女性もいたのです。

都内の旅行会社で働く水谷結衣さん(仮名・24歳)は「入社当時から上司のセクハラの被害に遭い続けてきた」と言います。

◆髪やお尻をタッチする“アウト”な上司

「職場の50代の上司は、会うたびにお尻ギリギリの腰の部分を触ってきたり、髪を触ったり、完全アウトなセクハラ上司だったんです。

飲み会でデュエットを強要したり、一緒に歌ったら肩を思いっきり抱き寄せてきたり、ふざけているのかみんなの前でキスをしようとしてきたり……。『もうお前は昭和か!?』っていうくらい、セクハラに敏感な今の風潮をまったく知らない人でした」

その“時代錯誤”っぷりは、行動だけでなく日常の会話でも発揮されているとか。

「休み明けには必ず『肌がぷりっぷりだね~。彼氏とヨロシクしたのかな?』とか『なんか機嫌悪そうだけど、もしかして今日生理?』とか普通に連呼するんですよ。

被害者は私だけじゃなく、女性社員に手当たり次第にセクハラをするので、同じ部署のほとんど全員から煙たがられていて、今では無視が当たり前。飲み会でも誰も近くには座らないし、誰かが連休で旅行に行ってお土産のお菓子を配っても、その上司だけスルーされるようになっちゃいました」

ところが、ここから話はとんでもない方向に展開していきます――。

◆最初は「ざまあみろ!」だったはずが…

その上司が女性に嫌われるのは思いっきり自業自得ですが、邪険にされ日増しに肩身が狭そうになっていく姿を見て、水谷さんに“ある感情”が芽生えてしまったそう。

「女性社員から総スカンを喰らって、捨てられた犬のようにしゅんとしていく上司を見て『なんかかわいそう……』って思っちゃったんですよね。

もちろん最初はざまあみろ!ってスカッとしていたんですけど、上司からのセクハラに慣れすぎたというか、もう私の中で『ミスターエロ昭和』ってキャラづけしてバカにしていたので、今さらそんなに責め立てなくてもいいんじゃない?って。だから自然と私だけが上司に優しく接する形になってしまい、なにかと“エロ昭和”に頼られるようになったんです」

かわいそうという感情からゆっくりと愛着が湧き、飲み会後の酔いも手伝って、なんと男女の関係に!しかし、そこで“エロ昭和”の意外な事実が発覚したのです。

「彼氏もいなかったので『まあいっか』って気軽な気持ちで流されてみたんですが、いざホテルの部屋に入ったら上司の大事なところがビクともしないんですよ。

話を聞いたら若い頃からEDに悩まされていて、それが原因で夫婦の仲も悪化してほぼ別居状態だとも言っていました。『だから人の優しさとかぬくもりに飢えていて、セクハラまがいの形でしかコミュニケーションが取れなかった』と」

◆毎月10万円で“割のいい”愛人契約

セクハラまがいというか、思い切りアウトなんですが……。そこで、水谷さんの上司は思いもよらないお願いをしたそうです。

「『男女関係なしで、定期的に会って添い寝や触れ合いをしたい』って言われました。しかも月数回会うだけで10万円って……。ぶっちゃけ、ときどき会社に内緒でやっていたガールズバーの副業よりも断然、割がいいので、即OKしちゃいました(笑)。しかも奥さんと離婚寸前で別居しているから、万が一何かあったときも慰謝料を取られたり巻き込まれる心配も少ないですからね」

ちょっと触れあうだけという好条件の“愛人契約”を結んで約半年。水谷さんのぬくもりで満足したのか、女性社員に対するセクハラ行為は一切なくなったといいます。

「私もホクホク、上司もホクホク、女性社員も平和が訪れたし一石三鳥レベル(笑)。上司はあと数年したら定年も近いし、後腐れなく稼げるだけ稼がせてもらうつもりです!」

転んでもただで起きない女性のタフさ。もちろん女子全員がここまで強いわけではありませんが、できることならその根性を見習ってみたいものです……!

<TEXT/赤山ひかる イラスト/鈴木詩子>

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