「ポストジブリ」本命は? 今夏「観るべき映画」厳選3本!

TOKYO FM+

2018/8/10 20:00

鈴木おさむと小森隼(GENERATIONS from EXILE TRIBE)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの新番組「AWESOME RADIO SHOW.」。記念すべき第1回となる8月10日(金)の生放送では、映画評論家の松崎健夫さんが登場。今夏、観るべき映画を教わりました。


映画評論家の松崎健夫さん(中央)とパーソナリティの鈴木おさむ(左)と小森隼

鈴木:さあ、8月公開の作品から観るべき映画を教えてもらいましょう。まず1本目は?

松崎:「ペンギン・ハイウェイ」です。森見登美彦さんの小説をアニメーション映画化したものです。この夏にもアニメ作品ってたくさん公開されていますよね。「結局、ポストジブリは誰の作品なんだ?」と細田守さん、新海誠さんなどの名が挙がるなか、僕はこの作品が一番面白かった。

鈴木:へぇ~。

松崎:小学生が主人公で、街中に突然現れたペンギンたちに翻弄される奇想天外な話です。監督の石田祐康さんは、一番好きなアニメ作品として「天空の城ラピュタ」を挙げています。そのラピュタのなかにある説明できないワクワク感を、今の映像にして詰め込んでいる印象です。

鈴木:なるほど。

松崎:劇中、ペンギンたちが波のように集まって、それをくぐって子どもたちが街なかを駆け抜けていくシーンがあって。実はこのシーン、原作にはないんです。まさにアニメならではの表現。どう進んでいくのか検討がつかない物語も魅力です。

鈴木:監督がすごい? それとも、森見さんの原作がすごいんですか?

松崎:原作を噛み砕いて、こうした映像にした監督がすごい。

鈴木:じゃあ、この監督は今後もっと……。

松崎:出てくると思います。

鈴木:では、2本目は何でしょうか?

松崎:8月17日(金)公開の「タリーと私の秘密の時間」を推したいです。ジェイソン・ライトマン監督作品で、主演はシャーリーズ・セロン。お話は、夜の間だけやってくるベビーシッターの存在によって、主人公の主婦の人生が変わっていくというものです。

鈴木:なるほど。

松崎:これだけだとありふれた感じですが、考えられないような展開になっていきます。ジェイソン・ライトマン監督は、これまでにない映画をたくさん撮ってきました。詳しくは言えませんが、「こんな映画があったのか!」と驚かされる内容です。

鈴木:そして、3本目は「判決、ふたつの希望」。

松崎:これは8月31日(金)公開の、レバノン(共和国)の映画。今年のアカデミー賞外国語映画賞に、レバノン映画として初めてノミネートされた作品です。レバノン人とパレスチナ人のいさかいを描いています。ベランダの水漏れという小さな発端が裁判になり、人種を巻き込む騒動にまで発展する話です。

鈴木:へぇー!

松崎:裁判でレバノン人が勝っても、パレスチナ人が勝っても問題は残る。でも最後は、見事に和の方向へ進んでいくんです。こういう方法があるなら、世のなかの紛争も解決できるのではないか、と思わせてくれる物語です。

鈴木:なるほど。面白いですね!


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<番組概要>
番組名:AWESOME RADIO SHOW.
放送日時 :毎週金曜12:00~14:00
パーソナリティ:鈴木おさむ、小森隼(GENERATIONS from EXILE TRIBE)
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/awesome/

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