「コンサートに行くため」滑走路に侵入、飛行機を盗もうとした18歳少年(米)

飛行機に乗り遅れた男が滑走路を走って飛行機を追いかけたり、下着姿の男が誘導路に侵入して飛行機の翼にジャンプしたりと、飛行機にまつわる驚くニュースは絶えないが、このほどアメリカで駐機場にあった飛行機を盗もうとした少年が逮捕された。少年は「別の州であるラップのコンサートに行こうと思った」と話しているという。『Texarkana Gazette』『Fox News』などが伝えている。

アーカンソー州で、とんでもない窃盗を働いた少年が逮捕された。7月4日の午前2時半頃、同州ミラー郡にあるテクサーカナ・リージョナル空港のフェンスを乗り越えた少年を空港警備員が目撃し、警察に通報した。

警察官が到着すると、ゼマーキス・デヴォン・スコット(18歳)はアメリカン・イーグル航空の小型商用双発ジェット機に乗り込んでおり、ドアを閉めていた。コックピットに向けて明かりを照らすとスコットが操縦席に座っており、両手が窓からは見えない位置であったために操縦しようとしているのかどうかが分からず、警察官らは安全性を考慮し武器を抜いてスコットに手を上げるよう指示した。コックピットから出てきたスコットを見た2人の警察官は、過去に面識がある人物であることを知った。

なんとも大胆な窃盗を働いたスコットは、盗んだ飛行機で「別の州で行われるラップのコンサートに行くつもりだった」ようで、パイロットの知識など無く「ボタンを押してレバーを引くという操作以外必要ないと思っていた」と供述したという。商用施設への不法侵入および25,000ドル(約280万円)以上の価値を持つ資産の盗難を試みた罪で、7月30日正式に起訴されたスコットには保釈金25,000ドル(約280万円)が設定され、現在はミラー郡刑務所に拘留されている。有罪となれば懲役3年~10年に加え、罰金10,000ドル(約110万円)が科せられる可能性があるようだ。

スコットが誰のコンサートへ向かおうとしていたのかということは、現時点で明らかにされていない。このニュースを知った人からは「こんなことをしようとする奴は、どうせドラッグとか酒とかやってたんじゃないの?」「飛行機のエンジンをかけるより自分の頭にエンジンかけたほうがいいのでは」「ビデオゲームからの知識で、操作が簡単だとでも思ったんだろうな」「愚か者は自分が愚かだと気付かない」といった声があがっている。

画像は『Fox News 2018年8月5日付「18-year-old allegedly tried to steal a plane to fly it to a rap concert」(Texarkana Police Department)』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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