彗星に立ったらこんな感じかも?天文アマチュアが生み出す「宇宙アート」が息をのむ美しさ

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Image: ESA/Rosetta/MPS for OSIRIS Team MPS/UPD/LAM/IAA/SSO/INTA/UPM/DASP/IDA – CC BY SA 4.0; Acknowledgement: S Atkinson.

探査機ロゼッタが撮り貯めた画像を新たな視点で見てみよう。

彗星探査機ロゼッタは2016年9月にミッションを終えました。しかし、天文ファンは今も、ロゼッタが収集したチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の素晴らしい画像の加工を続けています。トップの画像をご覧ください。

この画像は、天文アマチュアのStuart Atkinsonさんが欧州宇宙機関(ESA)のアーカイヴにあった画像をトリミングして加工したもの。まるで彗星の地表に立っているかのように感じさせる一枚です。元となったのは下にあるRAW画像で、探査機ロゼッタのOSIRISカメラが2016年2月10日に同彗星の「Bes」地域を撮影したものです。
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Image: ESA

ロゼッタはアヒルのような形をしたチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星のデータを収集する一方で、何千枚と画像を撮っていました。公開するために整えられたのはほんの一部の画像だけでしたが、ESAの画像アーカイヴには見事なショットがたくさん眠っています。

アーカイヴから美しい画像を生み出す天文アマチュアはもはやアーティスト


チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の画像に限らず、誰かに加工されるのを待っているフリー画像は数多く存在します。たとえばカッシーニが撮影した土星のRAW画像に、キュリオシティオポチュニティそしてHiRISEが捉えた火星、ジュノーのジュノーカムから見た木星に、ルナー・リコネサンス・オービターが撮った月、ニュー・ホライズンズからの冥王星と系外惑星、そしてNASAの惑星データシステムからの他のデータなどです。一般的にこういった画像には、アーティストが取り除かなくてはならない歪みや、カメラあるいは衛星の動きといった人工物が含まれています。

ちなみに、これらのファイルは共通のデータファイルフォーマットFITSで保存されていることが多いので、ファイルを開きたければFITS Liberatorのようなソフトが必要になります。

ESAの画像アーカイヴは、蠱惑的なまでに美しい“宇宙テロ写真”の宝庫となりました。アマチュア天文家たちはロゼッタが撮影した大量の画像を使って、幻想的な画像や映像までも作り出しています。たとえば、Twitterユーザーのlandru79は、写真から見事なgifを制作しました。

探査機はデータを集めはしますが、それを見応えのある画像へと変えるのは人間です。こんなにも壮大な画像を作れるなら、天体写真の加工に挑戦してみたい…そんな気持ちになるショットですね。

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Source: ESA, Jet Propulsion Laboratory(1, 2), NASA, HiRiSE, Mission Juno, LROC, New Horizons, PDS, Hubble, Twitter

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