貯金できない人がやめるべき4つの習慣。一見トクな行為がムダを呼ぶ

日刊SPA!

2018/8/9 15:51



7万7725円と3万7428円。それぞれのなんの金額が想像つくだろうか?

前者は1990年当時のサラリーマンの平均小遣い月額、後者は2017年のサラリーマンの平均小遣い月額だ(※新生銀行『サラリーマンのお小遣い調査』より)。

後者の金額は、調査が開始された1979年以降、2番目に低い金額だそう。

この超低額お小遣い時代に生き抜く術を、ファイナンシャルプランナーの飯村久美さんに伺った。

『ズボラでもお金がみるみる貯まる37の方法』(アスコム)という著書もある飯村さんは、

「今はサラリーマンの方には大変な時代ですが、日常のちょっとした工夫で、お小遣いが足りなくなるどころか、毎月貯金することも可能ですよ!」と語る。

では、飯村さんがおすすめする、いますぐできる節約術とは?

◆1)コンビニに行くのを3日間やめる

「読者のみなさんは、結構、コンビニにいくと思うのですが、まずは我慢して、3日間コンビニに行くのをやめてみましょう。

お昼休みや会社の帰り道に特に用もないのに、コンビニにふらりと寄って立ち読みをしたり、お酒やおつまみ、スイーツなどもつい買ってしまうという方は多いと思います。仮に500円使ったとして、週5日で2500円、月で1万円、年間12万円にもなります。

『コンビニは生活の一部だから無理!』という人もまずは3日間だけでも行かない状態をつくりましょう。3日をすぎると、不思議とコンビニ行きたいという気持ちが落ち着いて、自然と無駄使いが減るはずですよ」(飯村さん、以下同)

◆2)ポイントを貯める習慣をやめる

「たくさんの人がポイントやマイルの貯まるカードを持っていると思います。

でもポイントやマイルは貯まっても、お金は貯まらない……という人も多いのでは?

なぜ、お金が貯まらないのか? ポイントやマイルは本来その場でもらえる値引きを先送りさせているだけなのです。また、ポイントが貯まってくるともっと貯めようとする心理が働いて、ついつい無駄な買い物をしてしまいがちです。

ただ、最近はポイントの還元率が高いカードもあるので、全否定はしませんが、“ポイントに振り回されない、貯めることを目的にしない”ことが大切です」

◆3)ビールなどの箱買いをやめる

他にも、日常のちょっとしたことでも差がつくとか。

「ビールが美味しい時期ですが、家飲みを節約させるために、ビールを箱買いしている人も多いのでは? これは1本あたり、数十円安くなるのでお得だと思いがちですが、実際はそうではないのです。大量にビールがあることで、いつもよりもついつい飲み過ぎて、結果、消費量(額)があがってしまうんです。これはビールだけの話ではないので、他の箱買いも極力避けましょう」

◆4)公共料金などの自動引き落としをやめる

「月々の公共料金や家賃、保険料などを便利だから、と自動引き落としにしている人も多いかと思います。これも利用しなくなったサービスや本当は必要でないモノを見直さずに支払っている可能性があります。自分に必要なお金の流れを把握する意味でも、自動引き落としもやめた方がいいと思いますよ」

◆自動的にお金を殖やす&貯めるにはiDeco

また、なかなか貯金できない、超低額お小遣い時代におすすめの投資法もあるとのこと。

「2017年に改正・拡充された、個人型確定拠出年金『iDeCo(イデコ)』です。金融機関を通じて、自分専用の年金口座に毎月一定額を積み立てて運用することで、将来の年金の受取額を上乗せできるのがiDeCo。iDeCoは、税制上のメリットが非常に大きい制度で、積立時は掛け金が全額所得控除の対象になります。また運用して得た利益も非課税となる優れものの運用方法です」

iDeCoで運用する金融商品は自分で選ぶ。低リスクの投資信託(資産が減る場合もある)や、定期預金(絶対減らない)を選べば投資初心者でも怖くないだろう。また、60歳まで引きだせないというデメリットがあるが、逆に言えば、意志が弱い人でも途中で使ってしまうことを防げる。

『ズボラでもお金がみるみる貯まる37の方法』という飯村さんの著書名どおり、日常のちょっとした工夫を積み重ねれば、貯まる体質に変わることができるのだ。<文/日刊SPA!編集部>

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