市井紗耶香、加護亜依が「完全NG」からハロプロコンサート出演の奇跡! 情に厚いアップフロントの“一長一短”

日刊サイゾー

2018/8/9 11:00


 モーニング娘。’18やアンジュルム、Juice=Juiceらを擁するアイドル集団「ハロー!プロジェクト」は今年で誕生20周年。そのメモリアルイヤーを記念して、この夏のハロプロコンサートでは、OGメンバーがゲスト出演しているが、中でも特に注目が集まったのが8月4・5日の中野サンプラザ公演に出演した元モーニング娘。の市井紗耶香だ。事情を知る芸能事務所関係者は、こう話す。

「ハロプロの場合、事務所を移籍したOGメンバーとも、なんだかんだで絡んでいることも多いんですが、市井に関しては、完全に共演NGだったといわれています」

市井は1998年にモーニング娘。の2期メンバーとしてデビューし、2000年にグループを卒業。02年にシャ乱Qのたいせい(当時たいせー)、ギタリストの吉澤直樹とともに市井紗耶香 in CUBIC-CROSSを結成し、ユニットとしての音楽活動を開始した。しかし、03年夏にユニットは活動休止。さらに同年11月、市井は引退宣言し、ユニットも解散となった。

「解散後に、市井とギタリスト・吉澤直樹との結婚・妊娠が明らかになりました。つまり、ユニット内恋愛が原因で解散となったわけです。当時所属していたアップフロントエージェンシー(現アップフロントプロモーション)も、せっかく市井のためにユニットを作ったのに、ギタリストと結婚して終了ということで、相当お怒りだったようですね」(同)

その後、09年に市井は芸能活動を復帰。14年には、グリコのキャンペーン企画である30歳以上を対象とした「大人AKBオーディション」に応募するも、最終選考で落選となった。

「アップフロントとしては芸能活動を再開するのは全く問題ないとしても、企画モノとはいえ“元モーニング娘。”という看板でAKB48のオーディションに参加したことをあまりよく思っていなかったようです」(同)

関係はよくなかった市井とアップフロントだが、今回のハロプロ20周年を機に、雪解けとなった。

「アップフロントは、義理人情を重視する昔かたぎな芸能事務所です。不義理を働いて辞めていったメンバーに対しては、いったん強硬な姿勢に出ますが、時間がたてば許してしまうという感じでしょう。ハロプロOGでアップフロントを退社したタレントでも、基本的に現役メンバーと共演NGだったのは市井と加護亜依だけですしね」(同)

今回のハロプロのコンサートでは、8月25・26日の中野サンプラザ公演で加護のゲスト出演も決まっている。

加護は18歳だった06年、喫煙していたことを「FRIDAY」(講談社)に報じられ、謹慎処分となる。芸能活動休止中はアップフロント社内で事務を行うなどしていたが、07年3月に再度同誌に喫煙を報じられると、アップフロントは加護との契約を解除した。

「1回目の失敗は許したけど、2回目となるとさすがに許すことはできない――というのが、アップフロントのルールだといわれています。加護も市井と同様に、不義理を働いて辞めたということで、ずっとハロプロの現役メンバーはもちろん、OGとも共演NGとなっていました。しかし、これもまた時間が解決したということでしょう」(同)

義理人情を重視するがゆえに共演NGとなることもあるが、逆に時間がたてばまた手を差し伸べるアップフロント。良心的な事務所だといえるが、ここが大きなウイークポイントだともいわれている。

「ビジネスよりも人間関係が優先されてしまうがために、商機を逃してしまうことも多いようです。最近は徐々に変わってきていますが、どちらかといえば保守的で、話題性を優先した奇抜なプロモーションもあまりない。その分リスクは少ないので、だからこそハロプロが20年も続いているともいえますが、大きく跳ねない理由のひとつにもなり得ます」(同)

ビジネス上手だとは言い難いアップフロント。義理人情が厚すぎるのも、芸能界的には考えものなのかもしれない。

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