奥田瑛二、津川さん悼む「僕の絶対的な信頼者」映画「油断大敵」などで共演

 津川雅彦さんとの共演が多く家族ぐるみで長年付き合いがあった俳優の奥田瑛二(68)は、仕事で滞在中の四国で悲報にふれ、スポニチ本紙取材に「胸に大きな空洞ができたよう。一瞬、ボーッとして寂しいと思った瞬間に涙が出た。尊敬し、愛した人に対する涙ですね」と言葉をしぼり出した。

 先月24日に食事をしたばかりで、「楽しく、いろんな話をした。自分で頼んだものは完食していました」という。「今月も会うぞ、と日にちまで決めていたのに…」と無念さをにじませた。

 映画「ありふれた愛に関する調査」「油断大敵」などで共演。「緒形拳さん、三國連太郎さんら日本の素晴らしい俳優の方々と共演させていただきましたが、僕を心配してくれる最後の方。酔って愚痴を言っても、すべて聞いてくれた。僕の絶対的な信頼者だった」と振り返った。自身がエグゼクティブプロデューサーを務め、長女の安藤モモ子(36)が監督、次女の安藤サクラ(32)が主演した2014年の映画「0・5ミリ」にも津川さんは出演。「映画人同士の熱い思いで、2人の娘を見守ってくれた。家族全員が悲しんでいます」と感謝した。

 すぐに帰京することも考えたが、津川さんの長女で女優の真由子と連絡がとれ、近親者で葬儀を済ませたことが分かり思いとどまった。「独りで黙とうし、もう一度エネルギーを持って映画に取り組みますということを約束させていただきました」と、天国の津川さんに誓ったことを明かした。

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